なぜ面白いのか

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決定不可能性「ニューダンガンロンパV3」第5章感想

ヘルイエァ!

5章クリアしたぜ!!! もうなんか変なテンションだぜ!!! なぜわたしはここでゲームを中断して仕事に行かなければならないのか? 「ダンガンロンパの続きが気になるので休みます」ではいけないのか? この世界は間違ってるな!!!

感想を書く前に、もしこの記事を未プレイの人が読んでいるなら注意事項だ。前作も未プレイで3をやろうか迷っているなら、何をおいてもまず前作をプレイすべきである。3には1のネタバレが含まれるダンガンロンパシリーズはネタバレなしでプレイした方が絶対に面白い。情報収集を今すぐやめて、さっさとプレイした方が身のためである。

そしてこの下には前作と5章までのネタバレが含まれる。スポイラーアラートである。

 

 

 

 

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前作プレイヤーは手の上で弄ばれるしかない「ニューダンガンロンパV3」第4章感想

週末でクリアできなかった鬱だ。もうクリアしてしまった人もたくさんいるようなのだが、いったいどんなペースでプレイしてるんだ!

なんとか4章までクリアした。クリアした直後の昨夜はアドレナリンがドバドバ出て全然眠れなかった(どうせ眠れないなら続きをやればよかった!)。

以下は4章までのネタバレ感想。過去作のネタバレもあり。

 

 

 

 

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そういう動機を待っていた「ニューダンガンロンパV3」第3章感想

やっと3章もクリア! 今のところ1章でいちばん苦労して、あとは順当な感じでクリアしている。

続きが気になるので、ささっとメモを残してゲームに戻りたい。

以下は4章序盤までのネタバレあり注意。過去作のネタバレもあり。

 

1章の感想はこちら。

ssayu.hatenablog.com

 

 

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「この世界」はどうなったの?「ニューダンガンロンパV3」第2章感想

2章をクリアしたのでまたメモしに来たぞ。今回のおしおきは結構本気だな! 2のおしおきが割とファンタジー風味だったのに比べると、今回はリアルに痛そうとか苦しそうとか伝わってきて、きついものがある。あれを目の前で実際に見せられたら、わたしなら心が折れそうだ。

では以下、ネタバレ感想。くれぐれも未プレイの方は見ないように。前作までのネタバレもあり。

1章感想はこちらから。

ssayu.hatenablog.com

 

 

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お前はア…ガサ・クリスティか!「ニューダンガンロンパV3」第1章感想

現在プレイ中のダンガンロンパ3がびっくり展開だった。

感想を書き残し、クリア後に読み直してニヤニヤしたいが、正直そんなことをする時間があるなら続きをプレイしたい。というわけでここではメモ書き程度にしておく。

第1章と過去作(とクリスティ?)のネタバレあり。このゲームは絶対にネタバレなしでプレイした方が面白いので、未プレイの方は見ないように。

 

 

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カリブの休日「グランドツアー」1-10感想

グランドツアーもとうとう10話目。今回から、第1回放送後のテント収録になる。観客も番組の様子を知ってから収録に来ているわけだ。

今回はいつになく本当に環境に優しい回だった。あまり人に優しいとは言えなかったが、それは通常営業である。

 

 

撮影ツイートを見て以来、放送を楽しみにしていたバルバドス編。青い空と青い海が本当にきれいで、三人の笑顔と罵倒がはじける楽しいエピソードだった。

以下はネタバレ感想。

 

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BBCの本気を見た「そして誰もいなくなった」感想

BBCが「そして誰もいなくなった」を製作したと聞いて、これはBBCの本気が見られる一作になるのでは、と思ったら案の定本気出してきた。しかも最近はやりの「現代版」ではなく、きっちり1939年設定で!

年始に一気見したわけだが、不気味さと上品さ、品の無さ、怖さが素晴らしいバランスで、あの孤島の世界に3時間引き込まれ続けた。どのキャストも最高で、どのキャストもあやしすぎて、全員すぐにでも犯人役をやれそうで、もし「ドラマ版オリジナル展開です」とか言って犯人を誰に変えてきたとしても「この人なら納得」と思えそうなくらいだった。まあ、本当の犯人はもちろん最高オブ最高なのだが。

BBCによる予告動画はこちら。

www.youtube.com

感想を書く前にこの作品に対する自分の立場を書いておくと、原作は中学生の頃に読んだきり。話の流れとトリックと動機は漠然と覚えていたものの、肝心の犯人は誰だっけ?状態(我ながらなぜそんな器用な忘れ方ができるのか)。クリスティについては代表作を読んだ程度。

わたしは「ゲームオブスローンズ」のファンでもある。そしてラニスター家が大好きである。あまりに好きでラニスター家についての記事を書いたくらいだ。そんなわたしが、特に前情報も仕入れずに「そして誰もいなくなった」を再生し、ボートに乗るタイウィン・ラニスター(中の人はチャールズ・ダンス)を目撃したときの衝撃といったら!

「タイウィンパパどうしたのそんなところで現代風の格好しちゃって!」

あなたついこの前まで鹿を捌いてたじゃないの(中世的世界観の「ゲームオブスローンズ」から見れば、20世紀初頭くらいは「現代」である)。その帽子似合うね! 何の役やるの? ウォーグレイブ判事? 何番目に死ぬ人だっけ?(細部をきれいに忘れている)

という、世界中にいるであろうこの番組の視聴者の中でも、同じような見方をした人はあまりいないと思われるわたくしの非常に偏った感想、お付き合いいただける方はどうぞ。ドラマ本編・原作のネタバレ全開につき注意。

 

 

 

 

 

 

 

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