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刑事二コラ・タナーを全力でプレゼンする「刑事トム・ソーン」原作15巻 The Killing Habit 感想

「刑事トム・ソーン」シリーズ最新刊(15巻) The Killing Habit を読み終えた。 わたしにはセラピーが必要である。 わたしにとってセラピーとはすなわち書くことである。 まとまりのない文をぐだぐだと書くことになりそうだが、まとまりのない文をぐだぐだ…

こわがりねこちゃんの決断「刑事トム・ソーン」原作2巻 "Scaredy Cat" ネタバレ感想

本日も「刑事トム・ソーン」シリーズの原作 Scaredy Cat の感想。 これはドラマ版トム・ソーンS2「臆病な殺人者」の原作。なおドラマ版の原題は "Scaredycat" だが、原作は "Scaredy Cat" である。 www.superdramatv.com ドラマ版を先に見た人にとっては驚愕…

フィルのハッピーエンド「刑事トム・ソーン」原作13巻 Time of Death 感想

「The Bones Beneath」がとても面白かったので、そのまま続巻を一気読み! こっちも面白い! 萌えと燃えがすごい!! 「The Bones Beneath」の事件から数か月後、ヘレンと休暇に出かけるトム。いい雰囲気で食事をしてホテルの部屋に帰り、シャワーを浴びて出…

友情と選択「刑事トム・ソーン」原作12巻 The Bones Beneath ネタバレ感想

エイダン・ギレン目当てでドラマ「刑事トム・ソーン」を見た。 ギレンさんはゲイの病理学者(検死もするよ!)フィル・ヘンドリクス役。 この役が、作画はいいし、作中での活躍っぷりも素晴らしいし、主人公トムへの秘めた片思いもほのめかされていたりと大…

曲線と非対称性「塔の上のラプンツェル」アートブック感想

先日買ったディズニー版「塔の上のラプンツェル」のアートブック(The Art of 塔の上のラプンツェル)が素晴らしかったので、それについて書き残しておきたい。 結論から言うと、映画ファンはもちろん、絵やデザインを学んでいる人、携わっている人みんなに…

成長する「探偵」にして主人公「ダンガンロンパ霧切」シリーズ

「ダンガンロンパ霧切」の5巻、読了。 今回は露骨なネタバレは避けて、これからロン霧シリーズに手を出してみようかという人のための参考記事として書いてみたい。 とはいえ「中学生の霧切さんが見たい」と思う熱心な霧切さんファンであれば、とっくに全巻そ…

ファウスト型物語として読む「昭和元禄落語心中」感想

前回の続き、「昭和元禄落語心中」の感想。 どうやらコミックス10巻には特装版というのが存在し、本編を補完する小冊子がついているとか。なんですのそのやらしい商売。調べてみたところ本日時点でアマゾンではプレミアがついているが、ほかのオンライン書店…

ミステリィとして読む「昭和元禄落語心中」感想

「人を笑わせるのは泣かせるよりも難しい」という価値観が、わたしの中に歴然と存在する。それはわたしが音楽という「芸」をやっているときに言われた言葉で、なるほど確かにそのとおりだと感じて、今でも覚えているわけだ。 たとえばシェイクスピアの悲劇で…

期待以上のファンブック「ハンニバル」レシピ本レビュー

「FEEDING HANNIBAL」が発売されたぞ! 「ハンニバルのレシピ本が出版されるらしい」という噂が流れたとき、世界中が恐怖に包まれた。 「材料はどうやって調達するの?」 「まず名刺を集めるところからでしょ?」 「無礼な豚はご家庭でご用意くださいってこ…

【更新】「ゲームオブスローンズ」原作『氷と炎の歌』リンク集

最近「ゲームオブスローンズ 原作」で検索してブログを訪れる人が多いので、ここで今後の自分の買い物メモも兼ねて原作情報を整理しておこうと思う。 現在手に入る日本語版『氷と炎の歌』は、早川書房の単行本(古い巻については新品の在庫がない模様)、文…

「聖典」の伝道師の愛が重すぎて最高「詳注版シャーロック・ホームズ全集」

このブログでは初めて書籍を取り上げることになるのだが、その記念すべき一冊目はこちら。 www.amazon.co.jp ちくま版の『シャーロック・ホームズ』全集である。「詳注版」とあるように、とにかく注が詳しいことが特徴だ。 こんな人におすすめ 『シャーロッ…