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なぜ面白いのか

見たもの触れたものを保存しておく場所

狂気を煮詰めて浴びるように飲もう「ファーゴ」S2感想

「ファーゴ」S2がハラハラドキドキでとても面白かった。 もちろんこれは「ファーゴ」なので、単なるハラハラドキドキだけではなく、狂いに狂った世界観、徐々に狂っていく人々、徹底的にかみあわない歯車、そしてその狂った世界の中でほんのり救われる気持ち…

架空のシリアルキラー三人について語る

ブログを開設して1年がたったし、何かそれらしいことでもやってみようかと考えている間にいささか時間がたってしまった。この1年で見た作品の中からおすすめランキングでもやってみようかとも思ったのだが、わたしの関心度ならカテゴリ一覧で記事数を比べれ…

意味から切り離された音「刑事コロンボ/攻撃命令」感想

Huluから刑事コロンボのS4以降が消えてしまうらしいということで、未見の作品を片っ端から見ていた。新シリーズというのだろうか、S8以降の作品も見たいのだが、お願いしますHuluさん。 終盤になるにつれて「ウチのかみさん」の言い回しが「my wife」から「M…

芽生えるノーマ「ベイツモーテル」S2感想

「ベイツモーテル」S2を見終えた。 S1でこのドラマをどういうノリで見ればいいか飲み込めたためか、S1よりもスムーズに話に入れてほとんど一気に見てしまった。 相変わらず話が進むほどに泥沼化するし、あの町の住人はどいつもこいつもおかしいし、なんだか…

BBCの本気を見た「そして誰もいなくなった」感想

BBCが「そして誰もいなくなった」を製作したと聞いて、これはBBCの本気が見られる一作になるのでは、と思ったら案の定本気出してきた。しかも最近はやりの「現代版」ではなく、きっちり1939年設定で! 年始に一気見したわけだが、不気味さと上品さ、品の無さ…

魔か自然災害か笑顔が素敵な殺人鬼か「ファーゴ(ドラマ)」感想

ドラマ版「ファーゴ」が面白いと聞き、映画版→ドラマ版の順で見てみた(どちらも現在huluで視聴可能である)。 どちらもブラックユーモアにあふれており、序盤はいったいどんなテンションで向き合えばいいのかわからなかったのだが、後半は怒涛の展開で一気…

光の王が求めるものとは・改「ゲームオブスローンズ」S6考察

HBOから「ゲームオブスローンズ」ぬりえが発売されたようだ。 赤しか使わないのではないかと思ったが、ブラックウォーターの戦いで船団が大爆発するシーンとか、ホワイトウォーカーが出てきてみんなゾンビになるシーンとか、赤以外の流血シーンも豊富だ。安…

王の壊れた横顔「ゲームオブスローンズ」S6感想

↑ゲームオブスローンズの2017年カレンダーが出るそうだ。中身の画像を見てみたところ、本編の印象的なシーンから抜粋されていて素敵なのだが、12月に満を持してホワイトウォーカーさんをチョイスするのいくない。君の顔を見たいのはむしろ8月だぞ! ゲームオ…

「スノウ」を捨てた者「ゲームオブスローンズ」S6感想

本日もS6感想。前回はサーセイについて書いたので、今日はいよいよラムジーについて! とうとう彼について語る日が来たか…(感慨深い)。 S6までのネタバレ全開につき注意!

ジークサーセイ!「ゲームオブスローンズ」S6感想

Huluに「ゲームオブスローンズ」S6が来た! 早速大喜びで一気見して、しばし放心状態を味わった。最後の二話の盛り上がりがすごかった。これまで広げてきた風呂敷を、いよいよ畳み始めた感のあるシーズンだった。 ともかく、これでしばらくはネタバレに怯え…

自由な楽器とその奏者「ハンニバル」キャラ語り03

今日はやっとというか、満を持してというか、「ハンニバル」作中でわたしの好きなシーンを含むキャラ語りをしてみたい。ドラマを見ていて初めて、わたしがレクター博士に「共感」(あるいは「同調」と言うべきか)できたと感じた、記念すべきシーンである。 …

愛する者の死に耐えられるか「ハンニバル」キャラ語り02

今日ふとブログのアクセス解析を見たところ普段の5倍くらいのアクセス数があり「炎上してる!?」と焦ったのだが、どうやら昨日書いた「ハンニバル」レシピ本記事がTwitterで話題になっていたらしい。炎上してなくてよかった。せっかくなのでキャラ語りの続…

期待以上のファンブック「ハンニバル」レシピ本レビュー

「FEEDING HANNIBAL」が発売されたぞ! 「ハンニバルのレシピ本が出版されるらしい」という噂が流れたとき、世界中が恐怖に包まれた。 「材料はどうやって調達するの?」 「まず名刺を集めるところからでしょ?」 「無礼な豚はご家庭でご用意くださいってこ…

好きになる相手は選べない「ハンニバル」キャラ語り01

ドラマ版「ハンニバル」、面白くて二周目もそろそろ見終わる勢い。 レクター博士の楽しいレシピ本も予約したし、一緒にメイキング本もポチってしまった。早くこいこい。 せっかくだからレクター博士の楽しいガーデニング本も出そうぜ。特別ふろくにキノコ栽…

時間や社会にとらわれず幸福に空腹を満たす「ハンニバル(ドラマ)」感想・3

レクター博士の料理本が出るんですってよ奥さん!! 作中の画像を使いつつ、ドラマに協力していた料理人さんのデザイン画を紹介しつつのレシピ本のようなので、パラパラ見るだけでも楽しそう。 しかし肝心のレシピの方がどうなっているのか心配でならない。…

主観と客観と面白さ「ニュースルーム」感想02

昨日に引き続き「ニュースルーム」の感想、というか「ニュースルーム」を見ていて、普段考えていることをここに書きたくなった。

社会派ドラマかコメディか「ニュースルーム」感想01

huluの新着にあったサムネからなんとなくジェレミー・クラークソン臭を感じとり、見始めたらとても面白かった。 主人公は知性もカリスマ性もパワーもあるけどスタッフからの信頼を失ったifジェレミーという印象だったかが、見ていくうちにちゃんと「ウィル」…

ペトロルヘッドの悲哀「クリミナルマインド」感想02

「トップギア」ファンならわかるだろう、最初の場面から引き込まれた理由はこれだ。 「クリミナルマインド」をいろいろ見てきたが、現状の私的ベストエピソードは、4-11「ありふれた狂気」である。 以下「トップギア」ファンが好き放題言う感想。ネタバレあ…

「グランドツアー」「ゲームオブスローンズ」コラボ妄想

Clarkson will gatecrash an actual GoT set in an episode of The Grand Tour! https://t.co/bARAsnpBpd — Car Throttle (@CarThrottle) 2016年8月26日 「グランドツアー」公開日も決まったということで、もう一つGT関連記事。 「トップギア」でも「ゲーム…

天才性と悪趣味について「クリミナルマインド」S1・2感想

1話完結でさくさく見られるドラマが見たいなということで、前から気になっていた「クリミナルマインド」をチョイス。 いろいろと古いと感じる表現はあるものの(実際10年前のドラマだし)、45分という短い時間でシリアルキラーを扱うという離れ業をやっての…

黒とオレンジと青緑「True Detective ロサンゼルス」感想

S1から少し間が空いたが、True DetectiveのS2「ロサンゼルス」をようやく見た。 S1がキャスト・シナリオともに神がかっていただけに、とんでもないハードルを掲げての作成になったと思われる。 あれだけきれいにまとめた話の続きなんて不可能だろうと思われ…

これは嘘の物語「ザ・ワイヤー」S5感想

ジェームズ・メイの「リアセンブラ The Reassembler」の第二弾が製作決定したらしい。あの「ジェームズがひたすら古い機械を修理するだけ」の番組が! ジェームズ本人すら「この番組をまだ見ている人がいるとは思えない」と言っていたくらい、どこ需要なのか…

イエス!カルケティ「ザ・ワイヤー」S4感想

しばらく前に「The Wire」の感想記事を書いた(「The Wire」記事目次はこちら)後、最近はのんびり「刑事コロンボ」を見ていた。 一話完結のドラマは気楽に見られるため、ここのところ平和な生活を送っていた(主に睡眠時間的な意味で)。 ところがあるとき…

こんな対決が見たい!「ゲームオブスローンズ」感想

S4からS5にかけて、キャラクターの大幅な「配置換え」があった。 この配置換えにより、ドラマ開始当初には想像もしなかった対決が実現した。 今まででいちばん「この配置換えによる対決はすごい!」と思ったのは、S5でxxxxxーがxxxxにとどめをさし…

ロビン・アリンの親って…「ゲームオブスローンズ」S5感想

今日ふと仕事中にふってきた妄想にgkbrしたのでここに記す。 S5までのネタバレあり。 S6は未視聴なので、とんちんかんなことを言っていたら申し訳ない。

ワインに始まりワインに終わる「刑事コロンボ/別れのワイン」感想

Hulu が再び使えるようになり、さっそく「刑事コロンボ」の続きを見ている。 「別れのワイン」はとても印象深い話で、感想を書き残しておきたい。

上質なサイコホラーかもしれない「刑事コロンボ/偶像のレクイエム」感想

本日は前回の続きで、「刑事コロンボ」S2より「偶像のレクイエム」の感想。 ネタバレあり。 「ロンドンの傘」感想はこちらから。 ssayu.hatenablog.com

「刑事コロンボ/ロンドンの傘」感想

「刑事コロンボ」で立て続けに面白い回にあたった。 ↑のDVDに入っている二作、「ロンドンの傘」と「偶像のレクイエム」である。 さすが「傑作選」に選ばれるだけのことはあって、どちらも印象的な事件だった。

懐かしさと新鮮さを同時に「刑事コロンボ」感想

中学時代にいちばんはまったドラマは「古畑任三郎」だった。「アクチノバシラスアクチノミセテムコミタンス」をいまだに何も見ずに言えるといえば、どれくらいはまっていたかわかるだろう。 「刑事コロンボ」はそれよりさらに前に、親が見ていた再放送を一緒…

(GoTファンには)意外すぎるトミーの正体「ザ・ワイヤー」感想

前回に引き続き、「The Wire」S3の感想。 やっとリトルフィンガーの中の人が見られる! S1とS2の悪役は相当悪い奴だったし、きっとこのキャラがS3の悪役なのだろう、なになにボルティモアの野心的な若手政治家、ほうほうこれは悪そうだ! きっとボルティモア…

誰もが「ゴッドファーザー」にはなれない「ザ・ワイヤー」S2ネタバレ感想

Huluに上がっている「The Wire」を一通り見終えた。若き日のエイダン・ギレンはやはり素晴らしかったが、今日はその前のS2について。 ネタバレあり。 「The Wire」関連記事目次はこちら

S3死亡キャラを振り返る「ゲームオブスローンズ」キャラ語り

7月にやっと原作の新刊が出るようだ。amazonでも予約が始まっている。 日本で翻訳が出るのはいつになるだろうか。 今回はS3死亡キャラを振り返りつつキャラ語り。いつものようにワシントンポストのサイトを参考に、「ヴァラー・モルグリス」と唱えて始めよう…

長編ドラマを2倍楽しむための配信サイト利用法

最近Huluでドラマを視聴する際、あることに気をつけるようにしている。 その結果、これまで味わったことのない意外な形でドラマを楽しめるようになったので(「2倍」は盛りすぎたかもしれない)、ここにその方法を記す。 用意するものは Hulu、Netflix、Amaz…

もやもやするのはきっと正しい「ザ・ワイヤー」S1感想

「TRUE DETECTIVE」S1の次に見ていたのは「The Wire」。 これも評価が高いドラマとしてあちこちで名前を聞いていたので、わたしの中の「そのうち見るリスト」に入っていたのだが、この作品に「ゲームオブスローンズ」のリトルフィンガー役エイダン・ギレンが…

シオンがリーク化しないための10の方法「ゲームオブスローンズ」考察

まずタイトルを見て意味がわからなかった方は即ブラウザを閉じるか、別のページに移動してほしい。 そしてタイトルがネタバレではないのかとわたしも思ったが、カタカナで「リーク」と書かれれば大抵の日本人は leak(漏洩)を思い浮かべるだろうし、「リー…

地上には混沌と秩序を、空には物語と救いを「TRUE DETECTIVE」S1感想

S1最終回を見てからしばらく時間がたってしまったが、「TRUE DETECTIVE」S1についてネタバレの感想や考察を書いてみたい。 【ネタバレなしの感想はこちら】 過去と現在とその救済「TRUE DETECTIVE」S1感想 - なぜ面白いのか

【更新】「ゲームオブスローンズ」原作『氷と炎の歌』リンク集

最近「ゲームオブスローンズ 原作」で検索してブログを訪れる人が多いので、ここで今後の自分の買い物メモも兼ねて原作情報を整理しておこうと思う。 現在手に入る日本語版『氷と炎の歌』は、早川書房の単行本(古い巻については新品の在庫がない模様)、文…

シオンとラムジーのキス…「ゲームオブスローンズ」関連動画

S5のDVDとBlu-rayが発売されたようだ。 衝撃的な動画を見てしまったので、今日は「ゲームオブスローンズ」関係のお気に入り動画を整理しておくことにする。たぶんほぼ有名どころ。かわったのが見たい方はこちらをどうぞ。 ネタバレはS4くらいまで。 【ゲーム…

過去と現在とその救済「TRUE DETECTIVE」S1感想

このブログに来た人の使った検索ワードをアクセス解析で眺めていたら、「ゲームオブスローンズ」S6のネタバレらしきキーワードを見てしまった。 まさかこんなところでネタバレを目にしてしまうとは。 ネットとは恐ろしいものである。 さて、刑事ものでバディ…

やったの?やってないの?「ダウントンアビー」S4感想

今日は「ダウントンアビー」S4の感想。 ネタバレあり! 【ネタバレなし感想はこちら】 異世界への小旅行「ダウントンアビー」感想 - なぜ面白いのか

S2死亡キャラを振り返る「ゲームオブスローンズ」キャラ語り05

ゲーム・オブ・スローンズ 第二章:王国の激突 コンプリート・セット(5枚組) [Blu-ray] S6の放送が始まったため、うかつにゲームオブスローンズ関係ワードを検索できなくなった昨今、いかがお過ごしでしょうか。 当ページは今後ものんびりとS5までの内容を振…

異世界への小旅行「ダウントンアビー」感想

ダウントン・アビー・クロニクル―ドラマ『ダウントン・アビー』公式ガイド 伯爵家の人びと篇 ダウントンアビーS4を見終えた。 S3を見終えたのは数か月だが、衝撃の結末だったためさすがに内容を覚えていた。 メアリーはどうなってしまうのか。 まずはこれか…

ナロウシーの向こう側の今と今後「ゲームオブスローンズ」S5感想

S6公開前に書いておいた方がよさそうなシリーズ第2弾。 もちろんS5までのネタバレあり! www.youtube.com ティリオンの歌声を聴きながらどうぞ。 【ゲームオブスローンズ記事目次はこちら】 ネタバレの存在しない歴史ドラマ「ゲームオブスローンズ」(S3前半…

光の王が求めるものとは「ゲームオブスローンズ」考察

www.youtube.com 「ゲームオブスローンズ」出演者による Game of Butts (このお尻誰のだゲーム)動画が面白かった。 ノリノリのデナーリス(の中の人)、みんなから女の子のお尻だと間違われるジェイミー(の中のry)、「こういうの得意!」と張り切って…

「ゲームオブスローンズ」リトルフィンガーS5行動まとめ

S5ショックがあとを引いているため、S5時点でのリトルフィンガーの思惑などを考察して気持ちを落ち着けたい。 以下S5までのネタバレあり。 【ゲームオブスローンズ記事目次はこちら】 ネタバレの存在しない歴史ドラマ「ゲームオブスローンズ」(S3前半まで)…

「サイコ」の影を楽しみつつ「ベイツモーテル」S1感想

「ゲームオブスローンズ」S5ショックから立ち直れないまま、本日の通勤のおともは「ダウントンアビー」S4。 余計に欝々しそうなチョイスである。 今日の記事は「ゲームオブスローンズ」S5公開までに見ていた「ベイツモーテル」S1について。 日本でこのドラマ…

大人になった騎士と大人になれなかった少女「ゲームオブスローンズ」S5感想

のー。 のーーーー! S5を最後まで見た。ショックが大きい。 S4のラストでは猛烈にテンションが上がって原作を買い求めたが、S5のラストはしばし茫然としてしまった。 この記事タイトルがネタバレな気もするが、もはややぶれかぶれである。 以下ネタバレ。 …

常に最高を塗り替える「ゲームオブスローンズ」S5前半感想

最近このブログにリトルフィンガーの話題目当てで訪れてくれる人が増えて嬉しい。 どういうわけか四月以降訪問者が増加傾向にあり、ドラマの感想を探して読むという人がこんなにも存在したのかと驚いている。 huluで「ゲームオブスローンズ」S5の配信が始ま…

実は存在していた(まだ)不幸になってないキャラ「ゲームオブスローンズ」キャラ語り04

「ゲームオブスローンズ」感想、お亡くなりになった方についての話が続いたので、少し趣向を変えてみたい。 今日はS4終了時点で、物語開始時点と比べて幸せな状況(本人の自覚として)になったキャラを探してみよう。 えっと……テーマは決めたものの、そんな…

ヴァラー・モルグリス「ゲームオブスローンズ」キャラ語り03

本日もゲームオブスローンズ、S1でお亡くなりになった方々について好き放題キャラ語り。 ドラマ中心。S4までのネタバレあり。原作1巻ネタも少しあり。 ワシントンポスト紙のこのページを見ながら書いている。リンク先、S1から始まって下に行くほど最新のネタ…