今日ふと仕事中にふってきた妄想にgkbrしたのでここに記す。
S5までのネタバレあり。
S6は未視聴なので、とんちんかんなことを言っていたら申し訳ない。
ロビン・アリンの親は?
妄想の発端は、最近S5まで見たあと再びS1を見直している友人の呟き。
「ジョン・スノウのジョンはジョン・アリンから来てるのかなぁ」
おそらくそのとおりであろう。
ジョン・スノウの親世代、ネッド・スタークやロバート・バラシオンはジョン・アリン(ネッドたちより一世代年上)を慕っていた。
だからネッドは(bastard ではあるが)自分の息子の名前をジョン・アリンからもらい、ロバートはジョン・アリンを「王の手」に任じた。
またブラン・スタークもネッドの兄、ブランドン・スタークから名前をもらったと思われる。
そしてジョン・アリンとライサ・アリンの息子は、ドラマではロビン・アリンだが原作ではロバート・アリンである。こちらはロバート・バラシオンからもらったと思われる。
(こうなると誰からも名前をもらわれていないネッドが不憫である)
と、ここまで考えてふと、ロビンは本当にジョン・アリンとライサの息子だろうか? という疑問がわいた。
もしかしてもしかすると、ライサとリトルフィンガーの子だったりしないだろうか?
根拠とか
これはあくまで妄想なのだが、そう思った根拠も書いておく。
ライサいわく、ピーターとの「初夜はとっくに(many years ago)すませた」と。
この「many years」がどれくらい many なのか具体的には語られなかったが、ジョン・アリン死亡前(つまりドラマS1より前)の可能性もあるのではないか。この世界では珍しいことではない。
むしろ少年期のリトルフィンガーがタリー家を出ていく前にすませていた可能性もある。
ちなみに原作によればキャトリンとライサの両方を相手に、ディープキスまではすませていたと語られている(これはキャトリン視点からの語りなので、ライサとはもっと進んでいた可能性もある)。
もう一つ、ロビンのあの未発達ぶり。
小柄で細身で、剣を持たせても物になりそうにないあの感じ。
リトルフィンガーの原作設定と共通している。
そもそもピーター・ベイリッシュは「小柄で細身」だったため、その出身地(フィンガーズ)とかけて「リトルフィンガー」と呼ばれているわけで。
剣の腕前はといえば、キャトリンをめぐってブランドンと決闘し、一方的にやられて瀕死状態まで追い込まれた。
だからこそ彼は剣をとる以外の戦い方を身につけ、今の地位まで上り詰めたわけだ。
そんな少年期のピーターとロビンが重なりはしまいか。
4-5でピーターはロビンが剣術を習う様子を眺めていたが、何か思うところがあったのかもしれない。少なくとも「自分の子供時代に似ている」とは感じていたのではないか。
アリン家滅亡説
もしそうだとしたら、現時点でアリン家はさくっと滅亡していることになる。
というか、ドラマ開始時点で滅亡していたことになる。
バラシオン家はほぼ滅亡か(今生きているのはジェンドリーのみ)などと心配していたが、アリン家の方がヤバい。
ロビンがジョン・アリンの息子だったとしても、あの子がどれだけ生きられるかわからない(リトルフィンガーにとってはそこそこ重要な「持ち札」の一つだから、すぐに死ぬことはないかもしれないが)。
ロビンもロビンで結構やらかしているので、いつ報いを受けて死んでもおかしくないような気もする。とはいえ「無知の報い」を受けがちなこのドラマで、無知の筆頭たるロビンがまだ生きているのはなんだか面白い。でも最終回まで生きているとは思えない…。
もし「真の父親」が発覚する事態になったとしても(リトルフィンガーは自分からは言いそうにないが)、修羅場になる当事者がみんな死んでいるのがせめてもの救いというべきなのかどうか。