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過去vs現在、再び?「グランドツアー」2-8感想

今週のグランドツアーはフランスからスペインへの旅。ジェレミーとリチャードは復刻版のクラシックカー、それに対してジェームズはなんとホンダシビック。

過去vs現在対決の亜種になるかと思いきや……

 

 

 

 

ジェームズ・メイのあやしいファッション(公式より)

三人登場後数秒で「なんだよそのファッションは」とつっこんだファンは多かったはず。

ジェームズの着ているジャケットは「トップギア」最終回でも着ていたもの。グランドツアーでも何度か着ていたはず。そしてあのレモンシャツは……こちらも何度か見た覚えはあるが、そこを組み合わせるのかよ!!

やはりジェームズのファッションセンスは常人にはついていけない。チェシャ猫ジャンパーを愛用するような人だからな。

 

復刻版クラシックカー

リチャード→ジャガーXKSS

ジェレミーアストンマーティンDB4GTライトウェイト

今週の目玉はこの二台。か、かっこいい……!あのボディの曲線、マットなカラー……。どちらも1950年代の車である。

特にあのジャガーのラインには、わたしの抱くクラシックカーへの憧れが凝縮されている。美しい……。

アストンは、登場当初からエンジン音がすごそう(ジェレミーの話し方からして)だし暑そう(ジェレミーが汗をかいているので)だし、運転席にロールケージっぽいものが見えるし、大丈夫なのか? と不安になるものの、やっぱりボディの美しさにはほれぼれする。

そしてこの二台が競ったレースがあったなんて!

50年代のレースこそが "proper racing" だと言うジェレミー

(`゚Д゚) <事故の処理とかしない

(゚∀゚) <しないね

(`゚Д゚) <レースを終わらせ酒を飲んでセックスするだけ

(`゚Д゚) <やってみよう!

(゚∀゚;) <セックスを……?

(`゚Д゚) <いや……

 

 

ポーでのレース

町を封鎖してのジャガーとアストンのレース! この番組は常に、叶えてみたかった夢を叶え続けている。

画質が古い映画のようになっていて、よい雰囲気である。ポーの町の景色に、この二台は不思議とよく映える。今は21世紀なのに!

背景にチラチラ映る見物客がうらやましい。朝早くに町を封鎖したようだが、こんなレースが見られるなら早起きしてでも待機する人は多いはず。

 

過去vs現在

ジェームズ→ホンダシビックタイプR

ここでシビックが登場。最初はただの通りすがりの車だと思ったのだが、ナンバーははっきり映しているしボロクソに言い過ぎだし、おいおい大丈夫かと思ったら、

(`゚Д゚) <乗ってるヤツに比べればまだマシだ

ときた。この登場のしかたは新しいwww

そしてこのときのジェームズの赤と青のシャツはおにゅーだな!?(似た柄のシャツはいくつか登場済みだが)

J`・ω・) <世界は一分前より進化している

ジェームズのこの世界観が好きだ。

(`゚Д゚) <いや、一分前には君はいなかった

(゚∀゚) <あの車もね

二人の返しも好きだw

 

……からのこれである。

J`・ω・) <二人とも何やってんの……?

スタッフも同じことを思ったようである。

 

パーフェクトロードトリップネタ

(`゚Д゚) <この区域はフランスでも特に取り締まりが厳しい

(`゚Д゚) <数年前このへんをアストンマーティンで走っていて捕まった

これはトップギア時代に出したDVD「パーフェクトロードトリップ」での話。

 

えっ、いつのまに日本語字幕版が発売されてたの……? 今見たらジェームズの Cars of the People も字幕版が出てるし! 遅いよ!!! もう全部アマゾンプライムで見られるよ!!!

 

J`・ω・) <血まみれのサムライのように飛ばしてやる

長髪……ではなく挑発にのるジェームズ。赤いシビックだから血まみれサムライとかいう安易なんだか捻ったのかよくわからない比喩。

お城のようなホテル、素敵だな……。そして泊まれないリチャード。

 

旅の二日目

翌朝、ぐらぐらしながら見張りをしているリチャードがかわいい。 

ジェームズのナンバーが「A5B0(ASBO)」に変えられていたが、ASBO とは "antisocial behaviour order" の略。「反社会的行動禁止命令」の意味。

asboの意味・用例|英辞郎 on the WEB:アルク

 

トップギア時代からアルプス越えは何度か見てきたが、ピレネー越えは実はかなり珍しいのでは? 山脈は山脈でもアルプスとは景色が違って、見ていて楽しい。

しかしアストンとジャガーのギアチェンジは相当大変そうで、音だけで笑える。事故後のリチャードは、寒い上に狭く雨も降るしギアチェンジも重労働で大変そうだった。

 

そして……

どぎんぐなトヨタの登場である。ナンバーも顔もぼかされているから、これは仕込みではなくガチの遭遇だと思われる。

2-6のコロラドおじさんといい、シーズン2は神がかった偶然が発生してるな。

(*`゚Д゚) <That's quite embarrassing. (やだ恥ずかしい///)

(*`゚Д゚) <Hello. Sorry...

ジェレミーの素っぽい言い方がかわいい。

その後すれ違った車も相当なクラシックカーのように見えるのだが、これも偶然……?

 

バルセロナオーバルトラック

これは怖い!!! しかしこのトラックのカットはどれもかっこいい!!!

特に、固定カメラではなく三人の車と並走しながら撮っているカット。↑の動画でいうと1.16くらいからのところ。あのカットはトップギア時代まで含めても、番組史上最もかっこいいカットの一つに入るのではないか。ものすごくスリリングで、かつスピード感があった。

(`゚Д゚) <アストンを少し改造してもいい?

J`・ω・) <DB11に交換するなよ

このくだり笑ったw

事故から復帰したばかりのリチャードがやめておくことにしたのは、とてもいい決断だったと思う。ただでさえ怖いのにあのジャガーコンバーチブルだったから、余計に投げ出されそうな感じがあっただろう。

ジェレミー、ジェームズと製作スタッフたちがリチャードの決断を受け入れてくれたのも嬉しい。無理をさせてはいけないね。

そして残った二人とカメラマンたちが素晴らしい映像を撮ってくれたことも嬉しい。GTはスタッフに恵まれている。

VTRが終わったあとのリチャードが二人に

(゚∀゚) <Well done!

と拍手を送っていたのも気持ちのいい演出。そこからリチャードが記録を発表するのもいい。見せ方が上手いな! ともかくジェレミーとジェームズは、あんな恐ろしいコースでよく頑張ったね……。

 

フォードGTレビュー

この車がエロいという話はナイアガラ回で散々した気がするので、今回はすっとばす。

今回わたしが感銘を受けたのは、ジェレミーのこの言い回しだ。

(`゚Д゚) <フォードGTは見せびらかすための車ではありません。この車を買ったら憂鬱な月曜の朝に無人のコースを走らせましょう

ジェレミーのこれまでの愛あるレビューの歴史に、また一つ名言が加わった。なんて詩的で、愛に溢れたコメントだろうか?

ジェレミーの言葉はいつも、その車をどんなふうに愛しているのかを的確に表していて本当に好きだ。

 

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