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「オクトパストラベラー」2章-2 サイラス、オフィーリア、アーフェン感想

もうすぐ2章を全員分クリアできそうなので、忘れないうちに途中経過を書き残しておく。

前回はトレサ→プリムロゼ→テリオンの感想を書いたが、続けてサイラス→オフィーリア→アーフェンの順でクリアしていった。概ね推奨レベル順である。

迷子になりながらちまちま進んでいるので、全員が推奨レベル付近になり戦闘が安定してきた。

以下、ネタバレ注意。

 

 

 

サイラス先生と突然のホラー展開

トレサの2章でクオリークレストをクリアしたときにはまったく気配を感じなかったのだが、あの鉱山の町では人々が行方不明になる事件が連続していたらしい。ゴールドラッシュでよそ者が次々出入りするのもあって、行方不明者があまり噂にならないのかもしれない。

トレサが鉱山の先の地主の家に殴りこんだのに対して、サイラス先生は地下の下水道へ。環境が雲泥の差である。

この下水道の敵がなかなかきつくて、進むのに苦労した。今思えば、サイラス先生にサポートジョブで別の属性魔法を使えるようにしておけばよかったのか。このときはまだサポートジョブがそろっていなかったこともあり、ろくに使いこなせていなかった。

苦労して進んだ先で見たのは、なかなかに凄惨な光景。連続行方不明事件の犯人は、辺獄の書を使って、人間から抜いた血を結晶化する学者だった。行方不明者は10人くらいということだったので、半分以上はもう亡くなっているわけか。ボス戦後に死体が消えていたが、どういうことなのか。ガチホラーじゃねーか!

犯人の持っていた辺獄の書は原書の一部を現代語訳した写本で、この結晶が何に使うものなのかは書かれていなかったらしい。サイラス先生は原書を探すべく、写本の製本業者を探して再び旅立った……。

割とお気楽な感じで始まったサイラス先生の旅だが、きな臭くなって参りました。こうなってくると、サイラス先生はもともとあの本を使って何をしようとしていたのかが気になる。純粋な調べものだったの?

ちなみに「辺獄」とはキリスト教用語で、洗礼されずに死んだ人(特に洗礼前に死んでしまった子供)が行きつく先として設定された場所。聖書にも載っていないアンオフィシャル設定だが、ここ1000年以上真剣に議論されている。英語だと Limbo で、むしろ最近だとこっちの方が聞き覚えがある人が多いかも。

 

なおわたしは下水道の魔法陣部屋のすぐ左に見える宝箱をどこからとればいいかわからず苦労したのだが、魔法陣部屋に入る前の通路の奥から左側の壁に入ることができる。

 

オフィーリアさんが神官パワー(物理)を見せつける

火入れの儀式にわくわくしながら教会に向かったところ、一瞬で終わって拍子抜けしてしまった。

これから教会の腐敗や創世神話に迫る巨大な謎でも待っているのかと思っていたら、立入禁止の森に立ち入りおった子供を追いかける話だった。過去のゲームで100万回見たやつや!(まあ創世神話に迫る話も100万回見たけど)

ていうかあの暗がりの森で倒した「犬」!

フローズヴィトニル Hróðvitnir って北欧神話フェンリルのことじゃないか!!

なんで教会と関係ないところで神話級のモンスターをぶちのめしてんだ! あと犬! お前もホイホイ子供の前に出てくるんじゃない!! 森のパワーバランスは今後どうなってしまうんだ。赤目にのっとられても知らんぞー!

そんな神話級のモンスターを杖で撲殺したオフィーリア様を見て、町の子供たちは服従を誓うのであった……(ちょっと違う)。

子供たちよ、今度揉め事を起こしたらオフィーリア様のポールメイスが唸るぞ。

 

アーフェンと詐欺師

詐欺系薬師を成敗する話。

あの学者といい、今回主人公の同業者にはろくな奴がいないな。

最初に流行っていた熱病は自然発生したものなんだろうか? そこから仕込んでいたなら非常に悪質だし、自然発生した熱病に乗っかって詐欺を計画したならかなり知識が豊富で機転のきく犯人だ。

サイラス先生がアーフェンのことを「学ぶためにいちばん大切なもの、すなわち情熱をすでに持っている。きっともっと伸びるはず」と評した言葉に実感がこもっている。確かに、何をするにも「やりたい」「好き」「これが合ってる」と思えることがいちばんの才能なんだよなあ……。

子供の頃に助けられた薬師と同じせりふを言って、少し感傷にひたってしまうアーフェン。彼はもう、自分を助けてくれた薬師に胸を張って会えると思う。

そういえば、あの青い苔はとてもきれいだった。自分でつついて採取してみたかったな!

 

サブクエス

サブクエストも少しずつこなし始めた。

オルベリクにナッツや装備をガン積みして、あちこちで試合という名の暴力を一方的に振るっている。サポートジョブに薬師をつけて自己回復がいい感じ。

オアウェル産の砥石を買ってクオリークレストまで届けたら、赤字になって泣いた。もっとレベルが上がるまで待ってもよかったかも。

記憶喪失の人、多すぎでは? 誰をどこへ連れていけばいいのかこんがらがってきた。

そして東セントブリッジ川道での水死体の身元を探すクエスト、きっつい……。夫の帰りを待つ女性(ヴィクターホロウにいた)を死体に引き合わせるんですよ……。埋葬前に顔を見られてよかったかもしれないが、水死体だからな……。あと水から引き上げられてからたぶん1か月くらいたってるしな……(待たせてすみませんでした!!)。

あとは果物大好きなお兄さんをぶん殴って家に押し入ったり、おじいちゃんの煙草がやめられないのを心配している女の子をぶん殴って家に押し入ったり、役に立たない酔っ払い用心棒をぶん殴って正気に戻したりしている。うむ、よい試合だった。

 

それから、おそらくサイラス先生を主人公にした人はみんな同じことを考えると思うのだが、メインアタッカーサイラス先生の火力をいかに保つかが冒険の鍵。

序盤でトレサのカーチャンから竜のスカーフを買い取ったおかげで、上位魔法を連発できている。サポートジョブでSP回復系をどれかつけておくとさらにいい感じ。わたしは踊子のオートSP回復をつけた。

竜のスカーフは、サイラス先生以外でも自分の選んだメインアタッカーにつけておくと技を連発できてかなり楽になると思う。

 

さて今回はいったんここまで。

2章を全員分クリアしたらまた続きを書こうかな!

 

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