金組さんもいよいよ5年後に突入。
週末になるや否や、今までせき止められていた支援会話がすごい勢いで解放されて、プロポーズの順番待ちができるレベル。
わたしは例によってできる限り全員の支援を限界まで上げて、ペアエンドは闇鍋を楽しむ予定。
ここまでの流れを振り返って、気づいたところとか好きなシーンとかをまとめておこうと思う。
青→赤→金の順でやっているので、過去に通ったルートのネタバレもあり。
白鷺杯
今年の白鷺杯の出場者はこんな感じ。ハンネマン先生は何を思ってドゥドゥーを指名した? むしろドゥドゥーが立候補した? 毎年この出場者を見ては、よそのクラスで起こったドラマを想像してしまう。
もちろん我らがフレンちゃんの優勝。ベレス先生とお稽古がんばったもんね。自分から「白鷺杯に出てみたいのです!」と言いだすフレンちゃんかわいい。
マヌエラ先生から「官能的だった」と言われるフレンちゃんの踊り、どんなのだったんだろう。大人になりましたのね……。
聖セスリーン
イグナーツとの支援会話を見る限り、フレンちゃん=聖セスリーンでほぼ間違いなさそう。「未婚ですのよ」発言、ごまかす気があるならせめて過去形を使おう!
彼らの側から見ると、あの戦いはそういうことになっている、と。
この現象はたぶん先生が5年寝ちゃうのと同じ?
これでイグナーツは聖セスリーンのリアルなイメージに触れて、彼女の絵を描くことにする。
で、5年後。フレンちゃんはどうやら強くたくましくかっこよくなりたい願望があるようだ。ラファエルとの支援会話でも雄叫びをあげる練習をしていたし。そんなところもかわいいけど無理するなよ……。また眠ってしまわないように。
しかしイグナーツ、みんなと支援を上げているといったい何枚の絵を同時進行で描くことになるのか。少なくとも先生とメルセデスとフレンちゃんの絵は描かないといけないよね? 頑張って全部仕上げてくれ。
クロードの野望
クロードはしばしば「野望」について語る。ガルグ=マク防衛戦でエーデルガルトにぶつけたら、「お前のおかげで俺の野望は虫の息」だと言っていた。
いったい彼は何をしようとして、何をしていたのか。まあ詳細はこの後語られるのだろうけど、今のところ出てきた情報から、教会をめぐるフォドラの歴史を探っていたことは間違いない。でも彼は歴史家を志しているようには見えない。
先生がジェラルトの日記を渡さなければ忍び込んででも読もうとする勢いだったし、地下聖墓にも忍び込もうとしていた様子。
教会の歴史、紋章と紋章石の力の秘密、英雄にまつわる謎を探っているあたり、目的はエーデルガルトに近いものがあるのでは? という気もするのだが。ただ級長同士で目的丸被りってことはないだろうから、彼女とは目指す世界が違うのだろうと思われる。
この台詞が割と鍵なのでは。内部/外部問題か。
ただこれ、ただ国境をなくしたくらいで解決する問題ではないのは現代人ならわかるはず。人間のアイデンティティとか帰属意識って、簡単に変化するものじゃない。
そういう話ではないということかなあ。
とはいえ、既存の何らかの体勢、あるいは概念を破壊しようとしているのは間違いなさそう。不思議なのは、今回はそこに教会組も味方しているということ。帝国に教会組がつかないのはわかるのだが(ショックだったけど)、クロードの目的と教会の理念は対立しないということか。
教会との対立といえば、
このやりとりはむせそうになった。
あ~前世では殺し合いましたよね~。子が親を裏切ることもあるよね~。
ドキドキ支援会話
クロードくんの野望については、考えるよりもさっさとストーリーを先に進めた方が早いということで、あとは楽しい支援会話について。
どの組み合わせのどの会話もしみじみと良くて、特に支援Aパレードは(同じ人が複数人に求婚ラッシュしている点に目をつぶれば)楽しかった。
そんな中で目を引いたアロイスさん。
ジェラルトの長寿の原因についてちゃんと明言してるじゃないの。もうこの会話を見るのは3回目なので今さらだが。
ほかの場面での会話から得られた情報も合わせると、やはりジェラルトは瀕死のときにレア様の血をもらうことで(献血的な?)助かり、その結果寿命がのびたということのようだ。命を救われたことに恩を感じてはいたが、寿命がのびたことについては不気味に思っていたのかも。心臓が動いていない我が子を連れて大修道院を去った理由にはそのへんもあったのかも。
アネットはとりあえず全曲披露してくれ。ガルグ=マク大修道院修復基金チャリティコンサートとか開こうぜ。
シャミアさんが急にあざとい感じに!!
5年ですーはくはくをマスターしたラファエル、がんばった。
イングリットとセテス先生の支援もよかったけど、こっちはこっちで方向性の違うよさ。
レオニーちゃんがとても自然体で過ごせているのがいい。この会話、たまたまここでは男女だけど、全体を通して男性同士でも女性同士でも成り立つ内容だと思う。お互いに相手の趣味や考え方を尊重し、相手のいいところを認め合う対称性が徹底されていて、どういう立場、性別のふたりであってもこういう関係は理想的だ。
支援会話ではないが、このシーンは胸が痛んだ。前世ではエーデルガルトと手を取り合って、ブリギットと帝国の対等な関係を構築しようとしていた彼女が、今は帝国とたたかう覚悟を決めている。
どちらもありえる未来で、前世の彼女はエーデルガルトと十分な信頼関係を築けたが、今の彼女は先生やクロードとの信頼関係の方が上回ったということなのだろう。
ガルグ=マク防衛戦にフェルディナントとペトラちゃんを出陣させる非道な先生。