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垣間見える三国の事情「ファイナルファンタジー14」プレイ日記7

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服を染色したら季節外れのハロウィンみたいになった

今日こそはメインストーリーを進めるぞ!! と毎回意気込んでログインするのだが、出かけた先で別の頼まれごとが発生したり、通り道でやっているFATEに乱入したり、きれいな風景やいかにもファンタジーな風景に足を止めて撮影したり、なんというか全然話が進まない。

まあそもそもエオルゼアに来たのはリアル旅行のかわりの観光目的が6割なので、各地をマイペースに観光する旅もいいのではないだろうか。

しかしメインクエストの推奨レベルに対して白魔道士のレベルが上がりすぎているのが気になって(おかげでストーリーで行くフィールドの敵は全然襲ってこない安心安全の旅である)、ほかのクラスにも手を出してみることにした。クエストの経験値を分散させてみる試みだ。

とりあえず訳ありな雰囲気のギルドが気になった双剣士を始めてみたが、双剣士のクエストはどれも楽しい。ギルドのメンバーもいい感じのチームだ。敬語ララフェルかわいい。

そんなわけで、今日は撮った写真を眺めながらここ数日の冒険の経過を振り返ってみる。

メインクエストはリトルアラミゴ編まで&双剣士クエストのネタバレあり。

 

 

 

 

ムントゥイソースの謎

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以前お友達とゾロゾロやってきて、周囲の敵のレベルの高さに大騒ぎして帰ったムントゥイ醸造庫。あれから数週間、もうこの周辺はビクビクしなくても歩けるところまで成長した。

あのときお友達と「あんな場所があるということは、いずれムントゥイソースのクエストが発生するのか?」「ジョフリーがメインクエストに絡んでくるのか?」と話していたのだが、ついにその日が来た。いやメインクエストには絡まなかったが。

しかもムントゥイソースを作るお手伝いまですることになった。しかしこのムントゥイソースの材料というのがちょっと思っていたのと違ったというか……結局ムントゥイソースってどんなものなの? という疑問は深まるばかりの結果となった。

豆を発酵させて作る、料理に欠かせない万能のソースといえばまず思いつくのは醤油か味噌である(ムントゥイ豆ジュース=豆乳なのかなと)。そういうものを想像していたのだが、ソース作りのお手伝いで使ったのは醤油や味噌には入れそうにないものだった。ペラリーフ、シュラウドペッパー、乾燥ドラゴンペッパーの三種である。これらが実際にはどういうものなのかはわからないが、ハーブとスパイスのように見える。

どういうことなんだ。ムントゥイソースは醤油じゃなかったのか。フムスのようなものかとも思ったが、フムスは発酵食品じゃないしな。

わからん! ムントゥイソースについて考察を重ねるには、あまりにも世界の郷土料理に関する知識が乏しい。

一旦保留とし、引き続きそれらしいソースを探してみることにする(心当たりのある識者の方がこれを読んでいたら教えてください)。

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醸造所の中の様子

 

垣間見える三国の事情

いきなり脇道に尺を取りすぎた。次。

話が進んでくると、三国の抱える事情、あるいは第七霊災の爪痕というべきか、そういうものが垣間見えるようになってきた。どこの国もきれいなところばかりではない。

まずウルダハ。ククルカくんはこのあたりの出身の元商人のつもりでいるのだが、アラミゴからの難民に言わせればウルダハの商人は金儲けのことしか考えておらず、難民にはろくな仕事がないとか。

難民問題は非常に難しいので深入りは避けるが、文化が違えば商売のやり方だって違うわけで、どんな難民でもウェルカムというわけにはいかないのだろうということは想像できる。しかし難民と地元民との関係が悪化すれば、あの若者たちのように強硬手段に出る者もいるかもしれない。

現在リトルアラミゴはひとつの生活圏を成しているようだが、あの場所をあのままにしていていいのだろうか。周囲にそこそこ強い敵がうろついているし、伝染病を媒介する虫もいるとか劣悪な環境のようだし、いろいろと心配だ。

今後のメインクエストで帝国との対決は描かれそうだが、アラミゴがもっとフォーカスされることはあるのかな。

 

次、グリダニア。排他的であるとは言われていたが、こちらでもシェーダー族とかアラミゴからの難民を受け入れない様子が描かれていた。

そうか、「精霊」は共同体維持のために必要なシステムとしても機能しているわけだ。「精霊」に選ばれない者は共同体に迎え入れるべからず。それでこの国は回ってきた。

しかし宗教上の理由で迎え入れられませんと言われても緊急避難してきた側にしてみれば納得できないわけで。冒険者もやってきたように、彼らも精霊へのお供え物クエストをやればいいのかもしれないが、緊急避難中でけが人もいたりするとなるとそんなことをやってる場合じゃなさそうだしな。あとお供え物クエスト、普通に敵がウロウロしているところを通らないといけないから一般民間人がやるのは危険な気がする。

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あとこの見るからに不審な、グリダニアを裏切って帝国に情報を流していたお兄さんな。そういうことが起こりうるから公務員の給料をケチっちゃいけませんって言われるんやで。

なんかこう、大体の国の問題が「お金に余裕がない」せいで起きているようで、ファンタジー世界とはいえそのへんは現実的なのだと思わされる。第七霊災の影響もまだ大きいのだろうし、どこの国も財政的・精神的余裕はないという点では変わりないのかも(第七霊災とは何だったのかはまだわかってない顔)。

またそういう事情があるところならなおさら、保障などないまま危険に飛びこんでくれる冒険者という存在は国家にとってありがたいだろうとういのも理解できる。アヴィールやドールラスのような犠牲者も少なくないんだろうなあ。

 

さて海賊が運営しているというリムサ・ロミンサは成り立ちからして闇が深そうではあるが、今のところメインクエストでは深堀りされていない。そのかわり双剣士のクエストでチラっと見えてきたものがある。

まずイエロージャケットの中にはこの国の中心に海賊(海賊あがり? 海賊崩れ?)が居座っているのが気に入らない人もいる。野蛮な慣習を廃し、近代国家(エオルゼアに近代国家という概念はまだなさそうだが)的なふるまいをすべきだという主張である。なるほどさもありなん。

また船を使った交易では奴隷売買も行われているらしい。もちろん掟違反なので処罰の対象ではあるのだが、要するに国家権力による秩序維持が十分に行き届いていないということだ。だからこそ双剣士のみなさんが必要とされる場面もあるわけだが。

 

双剣士のクエストはどれも一ひねりあって、ただ○○に行って○○を倒してこいというだけのものではなく面白い。

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なんだかよくわからないけどあやしいおじさんに「坊様」と呼ばれるというシチュエーションが性癖にズキューンと来るじゃないの。

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「くせ者か!?」「にゃ、にゃーん…」「なんだ猫か」

わたしはスニーキングミッションというもの全般が苦手で、アサクリなどは「目撃者を全員始末すれば誰にも見られなかったことになる理論」で強引にクリアしてきたのだが、双剣士ならボタン一発で他人から認識されなくなるというお手軽さ。石ころ帽子かよ。今後すべてのスニーキングミッションはこの仕様でいこう。

ギルドのみなさんも大変仲がよろしいようで、レベル30になったら彼らの話の続きがなくなってしまうと思うと今から寂しい。

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4コマ漫画

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ツッコミ不在である

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ためしに双剣士でルーレットを回してみたところ、イフリートに大炎上させられて死んでしまい、アカン……ララフェルの身長じゃイフリートの足しか見えん(ヒーラーなら遠くにいるので割と見えているのだが)……ギミック処理どころの話じゃない……無理ゲーでは……と思っていたのだが、カメラを引けば良いというアドバイスをいただいて文字通り視界が開けた。

そうか、みんなこうやってたんだ! 一日数回エーテライトやダンジョンのギミックから「視界に入っていません」と言われてやり直しさせられることがあり、ララフェルの身長が意外な形でハンデになっている気がしていたのだが、これで何もかも解決だ。強いて言うならカメラを引いてしまうとククルカくんが豆粒のようになってしまい、かわいい姿が見えなくなるという問題はあるが。

 

あとこっち↓は双剣士になってちょっとワイルドな格好になってみたククルカくん。大胆に前を開けているが、おなかこわさないようにね……という目線でしか見ることができない。

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そしてあの海はいったい何があってああなったんだ。あれも第七霊災の爪痕か?

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最近のククルカくん

ここからは脈絡なく(今まで脈絡があったかのような言い方)アルバムにあった写真を載せてみる。

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マイチョコボのリトルファイアが一緒に戦ってくれるようになった。結構強い! 双剣士で遊んでいるときに回復してくれるのがありがたい。

 

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グゥーブーの死体に群生する植物というすごい光景を前にのほほんと記念撮影するククルカくん。写真だけ見ると怪獣映画のようだ。

グゥーブーはヴァナ・ディールでは中盤以降に登場する結構強い敵だったので、リムサ・ロミンサの外を普通にうろうろしているのを見てたいそう驚いたものである。

 

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こちらは浮き村の向こうにあった巨大キノコ。これが食べられれば各地の食糧問題は解決しそうな気がするのだが、無理なのだろうか。

このあたりは先日討伐手帳をうめるついでにサブクエストを片づけていたのだが、おかげでメインクエストの舞台がこちらに移った今、「連続殺人事件が……」という話を振られたときに「あーその話聞いたことある。噂になってるよね!」と地元民面できて嬉しい。

 

最近「エンサイクロペディアエオルゼア」なる書物の存在を知り、喉から手が出るほどほしいのだが、全ページにわたりネタバレ満載だと思われるため、当分はお預けである。早く読みたい!!!

 

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