なぜ面白いのか

見たもの触れたものを保存しておく場所。映画、ドラマ、ゲーム、書籍の感想や考察。

#RenewBlueBook 「プロジェクトブルーブック」2-10 メインブレース演習

Project Blue Book 海外ドラマ Aidan Gillen（エイダン・ギレン）

f:id:ssayu:20200330014308j:plain

https://twitter.com/davideoleary/status/1242648898977402887

「プロジェクトブルーブック」S2が終わってしまった。

しかもとんでもないクリフハンガーで終わってしまった。

そしてS3の制作はまだ決定ではないらしい。マジか。おいマジか。勘弁してくれ。頼むから続きを作ってくれ。

いろんな意味で喪失感が半端ない終わり方だったので、ファンは阿鼻叫喚である。

制作側も #RenewBlueBook のタグを作ってヒストリーにファンの声を届けてね！　と呼び掛けているので、これはひとつ協力せねばならない。

どう考えてもS3を想定した話の作りになっているとは思うのだが、もしかしたらこのコロナ禍の影響で撮影スケジュールの目途が立たないのかもしれない。それだけなら全然いいんだよ……待つよ……。いろいろな事情で人気があっても続きが作られないドラマはたくさんあるから心配だが、とりあえず希望を持って待つことにする。円盤も出たら買うぞ！

 

さて最終回の事件はメインブレース演習。史実解説はこちら。

予告はこちら。

 

 

以下最終回のネタバレ感想。

 

 

Pの実況・解説

今回もオレリーPが詳しい実況・解説をしてくれたのでそのまとめから。

h

オレリーPのインタビューと最終回の史実解説記事。

冒頭の上官ふたりの会話に出てきた世界終末時計について。ウィキペディア先生によれば、アメリカとソ連が水爆実験に成功した1953年には時計の針が終末まで残り2分のところまで進んだらしい。ちなみに先日ずいぶんニュースになったとおり、現在はイランとアメリカの関係が悪化した影響で、終末まであと100秒という過去最悪の状況である。

世界終末時計 - Wikipedia

ttps://twitter.com/davideoleary/status/1242445326901895168?s=

 

海のシーンは全体的にCG班が頑張っていた。あのクジラみたいなUSOは結局何だったんだろう。

メインブレース演習についての詳しい解説はこちら。

警告：最終回のクインは非常にセクシーな冬着である。

「クインも見てるからネタバレしないであげてね！」とマラーキーさんから。

これはガン見してますねえ。

この海軍大将がまあ実に、ヘイト集め役として上手かった。こいつのせいで……（ｷﾞﾘｷﾞﾘ

中の人はカナダの俳優さん。やはり撮影がバンクーバーだっただけあって、このドラマにはカナダの俳優さんがたくさん出ている。

改めてUSOの説明。未確認水中物体のこと。Unidentified Submerged Object だからUSOである。

S1で車が爆発して死んだフェアチャイルド長官のもとになったのはフォレスタル長官というらしい。ケネディのUFOへの関心はよく知られているそうだ。S3があったらまた出てきそう。

2004年にも戦闘機のパイロットがUFOと遭遇した事件があり、それを意識したエピソードのチョイスになったとか。

https://twitter.com/davideoleary/status/1242636652364697600?s=20

ミミとスージーのシップネームは安定しないな！

この「UFO目撃者のモンタージュ」形式の場面（複数の目撃者が次々話すやつ）は、作中であまり使われていない。1-3「ラボックライト」のときのようにたくさんの目撃者がいるときや、今回のようにたくさんの人が否定するときだけ使うらしい。

確かに普段は目撃者からの聞き取りは個別対応で、相手のキャラにフォーカスする場面でもある。

実際に巨大な戦艦のセットを作って撮影したらしい。そこにCGを混ぜて完成させたそうだ。そうか、本物の戦艦で撮影するのは難しいだろうしな！

史実のメインブレース演習では巨大な三角さんだけではなくて、銀色の球体にも遭遇したらしい。チャーチルがそれに言及したとか。

このへんからイギリスもUFO調査に本格参入か。

この電気が消える現象はドラマの中でも史実でもよく起こっているけど、何が作用してるんだろうな。比ゆ的には「明かり＝文明の達している場所」から「暗闇＝文明の達していない場所」への転換なのだろうけど。

すっぴんスージーが美しいんだなこのシーン。見入ってしまった。いやいつも美しいんだけど。

軍法会議か第三次世界大戦か。

幽霊船には幽霊がいたようだ。ここ本当に飛び上がったからね。びっくりさせないでくれ！

ほんとそれな！

http

これもどういうことなんだよという感じだが、たぶんこのことが博士にとって後でヒントになったんだよな。

海の底に地球外生命体の基地が……？

oleary/status/1242642292088770560? #AngryAdmiral のタグで笑う。

上から下から……？

ここで「そんなこと思ってないだろ？」と言ってくれるクイン。これが20話かけて培ってきたふたりの世界観と信頼感なわけだ。そしてワシントンのときもここでも、クインはひとりで「現場」を見に行ってしまう。

（泣き崩れる絵文字）

世界中の心がひとつになった瞬間である。

チャンネルはそのまま！　まだ続くよ！

公式ではアレはクジラだったということになった、と。

ここのクインが儚くも美しかった。何だろう、何か救いを得たような表情というか。

ティエラ・デル・フエゴは南アメリカの南端にある諸島の名前。ハイネックが最後に向かったのがここ。なぜならここは南極に向かう前、最後に立ち寄る町だからだ。

最後の最後にウィリアムが出てわたし歓喜。

このハイネックのかっこよさよ。

クインのために今度はウィリアムを利用してやると決めたハイネック。この町に来るまでにも、きっと数々の冒険があったはず。それでこんなにもたくましい顔に……。

というわけでS2はこれでおしまい。S3がほしかったらヒストリーさんに感想を伝えてね！　とPから呼びかけている。ゴーサインが出たら、Pとしては作る気満々なのだ。

というわけでわたしも割となりふり構わず宣伝させてもらうのだが、ドラマの続きが見たいという方はぜひ #RenewProjectBlueBook キャンペーンに参加してほしい。タグをつけて使っているSNSに投稿するだけでいいはず。こういうのは数が大事だから。

 

放送後

公式ポッドキャストも最終回。ゲストはギレンさん！

www.tvinsider.com

最終回についてのオレリーPのインタビュー。ネタバレ満載。

ハイネックの心情を語るギレンさんが苦しそうで……。わずかな望みに賭けて必死に地図を見つめるハイネックが痛々しくてつらかった。やっぱり「自分のせいだ」と思ってるんだな博士……。

ダリア役ソフィアさんのこのツイートが気になる。どうやらS3のシナリオのために最終回のダリアのシーンがカットされたっぽい？　S3はあるのが前提で動いているらしいのは嬉しいのだが、ファンとしてはこの宙ぶらりんな状態がつらい。

今シーズンの好きなエピソードを教えてね！　というPからのお願い。

え、選べない……。強いて言うなら2-9かなあ。でも2-2も好きだし2-5も何回も見た。やっぱ選べない！

オレリーPのところにもたくさんメッセージが届いているらしい。

S3が作られるためにファンができることは2つ。

1. 番組に関する情報を広めること。感想でも何でもOKだよ。

2. ヒストリー公式さん宛てに感想を伝えること。

細々とやっているここも何かの助けになっていたらいいのだが。

 

ちなみに日本語字幕版の「プロジェクトブルーブック」1-1が現在無料配信中だ。

この機会にぜひ！！！

 

感想

ハイネクインの関係をここまで描いておいて、S3がなかったら暴動でしょ。大尉のことであんなに必死になる博士を見てしまったら、再会までちゃんと描いてほしい！！　マジでお願いしますヒストリーさん。

・クインがハイネックのことをアル Al と呼ぶシーンで目を疑った。い、い、いつの間にそんな名前で呼ぶようになったの大尉

・ハイネクインが再会したら「マイケル」「アル」って呼び合ってくださいお願いします

・そしてハイネックがパンケーキを焼いてクインが卵を焼くんだ……（虚ろな目）

・今回のボディタッチもハイネックからのぽんぽんだった

・今回のクインの作画が特に美しくて見蕩れるばかり。セーター姿もコート姿も素敵

・1-9でのUFO誘拐事件と2-2でハイネクイン自身が誘拐＆ミッシングタイムを経験してるのとで、博士もそっち方向の発想にたどり着きやすかったのだろうと思われる。S1も含めてこれまでの事件のすべてがあの「地図」に収束してハイネックをクインのもとに届けられるとしたら、かなり熱い展開だ！

・2-9で博士がサバティカル休暇をとるかもしれないと言っていたが、大尉のためにそれを使って旅に出たということか

・「絶対にクインを見つける！」からの「ウィリアムを利用してやる」に至る博士の胆の据わり方……推せる……。一瞬バンクスの力を借りたのかと思ったが、きっと単独でたどり着いたに違いない。今のハイネックはバンクスに頼ろうとはしないはず

・ウィリアムの「まさか博士の方から会いに来てくれるなんて！！」からの、ハイネックの「おめーのためじゃねーよ」感全開っぷり、かわいそう。推せる。浮かれてお茶淹れてくれたのにね。一瞬の喜びだったね……

・ハイネックがウィリアムのところにたどり着くまでにもきっとたくさん冒険や苦労を乗り越えてきたんだよね。それが博士をあんなにたくましくしたのね。最後のあのシーンは何なんだよ、もう今すぐマーベルヒーローになってもおかしくないヒーローっぷりじゃん

・ハイネックとウィリアムの「お互いの目的のためにお互いが必要」な感じ、はいねくいんとはまた別方向でツボ。こういう形での協力体制になるなんて、まさかそんなおいしい展開が待っているとは（待っているよね！？）

・クインはあの messy にされてしまったお部屋をせっかくきれいに片づけたのに、あのお部屋は引き払われてしまったってこと？　大尉が生きて戻ってきても帰る家がなくない？　引越しのときの大変さを思い出してわたしが切れそうなんだけど？？？

・もう新居が見つかるまでクインをハイネック家で預かるしかない（そしてドタバタホームコメディへ……）

・海外勢にならってアクアマンで予習するか

 

ふぅ……。

続きが見たいですヒストリーさん。お願いします。

あとついでに現在「あつまれどうぶつの森」で2-1仕様のハイネック衣装を作って遊んでいるのでそれも貼っておく。

f:id:ssayu:20200330022009j:plain

早く眼鏡がほしい

S3制作決定したらまたこのブログでも大騒ぎすると思うので、それができるようになる日を待ってる……。

 

ssayu.hatenablog.com