なぜ面白いのか

見たもの触れたものを保存しておく場所。映画、ドラマ、ゲーム、書籍の感想や考察。

モロッコへ行こう(ディーゼルシロッコではない)「グランドツアー」1-5感想

「グランドツアー」5話公開! 今回、テントはロッテルダムの港へ。

 

今回は特にわたしのお気に入りジェームズ・メイが輝いており、見どころの多い回だった。

そしていつもに増して字幕がマイルドな回だった。とはいえ「三人の英国人が週末にオランダに来て、娼婦にゲロをかけないのは初めて」なんて字幕を出すのがいいかどうかは議論の余地があるかもしれない。

以下、本編のネタバレ感想。

 

続きを読む

グランドツアー・ドバイ!

グランドツアーのテントがアジアに初上陸! といっても日本からはかなり遠いドバイである。

このビル、「ミッション・インポッシブル ゴーストプロトコル」でトム・クルーズが登ったところではないか。

www.youtube.com

これだこれだ。ちなみにこの映画に出てきたジェレミー・レナーは、「グランドツアー」第1話でお亡くなりになったばかりである(棒)。

こういうイベントに貸し出すと知名度も跳ね上がるし、ビル側としてはライトアップサービスくらいやってやんよ! ということだろうか。

しかしGTのおかげで行ってみたい聖地が次々増えている。このビルは観光名所にもなっているし、比較的行きやすい方かもしれない(カリフォルニアの砂漠やヨハネスブルクの山間に比べれば)。

以下、ドバイ撮影のまとめと5話の予告について。

 

続きを読む

正しい環境狂徒「グランドツアー」1-4感想

今週のGTは腹筋崩壊レベルで爆笑させてもらった。

三人の影響で車について多少詳しくなり、興味も出てきたわたしだが、やっぱり今回のようなノリは大好物である。

まだ見ていない方はこちらからどうぞ。人のいるところでは見ない方がいいぞ!

(いい加減GT柄のバナーを作ってくれませんかねアマゾンJPさん!)

 

以下はネタバレ感想。

 

続きを読む

「グランドツアー」台本担当リチャード・ポーターによる1-3舞台裏解説

週末はスコットランドでテント収録に同行していたリチャード・ポーターさん(「トップギア」からの台本担当)が、日曜夜8時からというファンにとって思い出深い時間に3話を解説してくれた。

現在ちょっと時間がないので、後で読み返せるようにツイートをまとめておくだけにする。そのうち時間ができたら訳すかもしれない。

「グランドツアー」3話ネタバレ注意。

 

続きを読む

まさに「グランドツアー」なグランドツアー 1-3感想

「グランドツアー」第3話公開! 収録場所はイギリスのウィットビー。

今回はまさに「グランドツアー」な旅だった。

イギリスにおける本来の意味での「グランドツアー」、つまり17~19世紀頃までの、裕福な家の若者による個人的修学旅行である。音楽や演劇、絵画や彫刻に触れ、洗練されたマナーを身につけ、自らも詩作に励み絵筆をとる。そうして若者は教養ある大人になっていくのである。今回三人はそんなテーマのもとに、本来の「グランドツアー」でも人気だったイタリアに飛んだ。

またそんな「グランドツアー」でジェレミーが選んだ車は、アストンマーティンDB11、つまりアストンマーティンGTの最新モデル。グランドツアーのイタリア語読みが「グランツーリスモ」だから、ここでも「GT」と「イタリア」がかかっているというわけだ。

以下はネタバレ感想。

 

続きを読む

魔か自然災害か笑顔が素敵な殺人鬼か「ファーゴ(ドラマ)」感想

  

ドラマ版「ファーゴ」が面白いと聞き、映画版→ドラマ版の順で見てみた(どちらも現在huluで視聴可能である)。

どちらもブラックユーモアにあふれており、序盤はいったいどんなテンションで向き合えばいいのかわからなかったのだが、後半は怒涛の展開で一気見してしまった。

 

ドラマ版はこんな人におすすめ

マーティン・フリーマンのリアクション俳優ぶりを堪能したい

・「ブレイキングバッド」にはまった

・小ネタ探しが好き

・「謎の殺し屋」にわくわくする

 

以下は主にドラマ版のネタバレ感想。「ブレイキングバッド」への言及もあり。

 

続きを読む

感情表現の強制パレード「Caligula カリギュラ」感想

 

ここのところ「グランドツアー」の話題ばかりだったので、ちょっとこのへんでゲームの話でも。

最近買った「Caligula カリギュラ」というゲームがとても面白かった。以前から気になっていたのだが、秋になってからようやく買ったのだった。発売直後の楽しみは味わえなかったが、バージョンアップを繰り返した後だったようで(ver. 1.05で始めた)、かなり快適に遊べた。現在エンディングを見終えてやりこみを始めたところ。

巷にレビューの類はすでに出そろっていることと思うが、わたしも感想を書き残しておきたい。ストーリー本編に絡むネタバレはほぼ無し。これから買う人の参考になれば。

こんな人におすすめ

・敵の攻撃に合わせてカウンターを決めることに興奮を覚える

・おつかいクエスト大好き

・ボカロ文化が好き

・一人でいくらでも考察を楽しめる

・「クリミナルマインド」や「ベイツモーテル」の世界観が好き

 

続きを読む