前回「バルダーズゲート3」クリア後感想を書こうとしたところ、長すぎたので分割することにした。今回はラスボスを倒したところからエンディング、エピローグまでの話。
ラスボスを倒したあとも重要な選択肢が次々発生するので、最後まで気の抜けないゲームだった。語りたいことが多すぎる!
以下、エピローグまでの致命的なネタバレ注意!
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「バルダーズゲート3」、クリアしたーー!!!
長い旅だった……まさか丸4カ月もかかるとは……。プレイ時間にしておよそ200時間近く。わたしのゲームスケジュールは年明け早々にめちゃくちゃになったよ!
でもそれだけの価値がある経験だった。
世界観ミリしら状態から始めたにしては、そこそこストーリーを理解しながら追えたのではないだろうか(ここで記録をつけながらちょくちょく復習できたのも理解に役立った)。
わたしがたどってきた物語は「リュヒテュちゃん」というキャラクターを主人公とする一連の物語としてとても納得感があったし、わたしとまったく同じ物語を経験した人は世界中でごく少数だろうという感覚も、自分の物語に特別感と説得力をくれた。
ほぼ自分が望んだ形の結末になったというのも納得感があった。このゲームの選択肢は、選ぶとどうなるのか予想がつきやすい(洋ゲーだと、選択肢によっては「そんなつもりはなかったのに」という結果を招くことが少なくないので、今作はわたしにはありがたかった。開発側が意図してそうしている場合と、翻訳に問題があってそうなる場合がある)。
そして同時に、あの選択肢、みんなは何を選んだの!? という箇所がたくさんある。
いろいろな人のプレイ日記を読むのが楽しみな作品でもあった。これでネタバレを気にせずに感想を読めるぜ!!(わたしが見ていないイベントが多すぎて何を読んでも驚愕してしまい、大なり小なりネタバレされることになるのだが、すべてのイベントを見るのには何年もかかりそうなのでもう割り切ることにした)
そういうわけで以下、ラスボス戦まで全部の致命的なネタバレを含む感想!
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あまりに衝撃的なことを知ってしまい、シリーズ3作目にしてこんなことをやって大丈夫なのか? 旧作からのファンは動揺しなかったのか? と余計な心配までしつつ、普通にショックで呆然としてしまった。
いやいやいや……すごいなこのゲーム。
この秘密をもっと早く知っていればほかのあれこれのイベントの印象も変わったかなとか、最後の最後に知ったおかげでクライマックス感がすごいことになったなとか、いろいろ考えてしまう。
とにかく早く語りたい。
以下、ワームとバルダランをめぐる今作最大のネタバレ注意!
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本日はいよいよ、楽しみにとっておいたカザドールとの対決。
今までにも多くのヤバい敵を倒してきたけど、カザドールは「悪意」がちゃんと存在するという意味でよい敵だった。
ベハルの信者がやることは自分の美意識のためだし、ハグの悪事はたぶん生存本能に近いものだろうし(悪意もあったと思うけど)、彼らに比べると「悪意」をもって悪をなそうという意思が感じられるカザドールはわたし好みだ。
というわけで以下、ネタバレ感想。
初回記事はこちらから!
続きを読む下層地域に残されたクエストもだいぶ減ってきた。いや正確にはまだわたしのジャーナルにはやるべきことがずらっと並んでいるのだが、増える一方だったジャーナルが、少しずつ減っていく感じがする。終わりに近づいている感じがあり、少し寂しくもある。
4月には「百英雄伝」の発売を楽しみにしているのだが、それまでにクリアできるかなあ。年度末~年度初めにかけて七転八倒が予定されているので、どれくらいゲームできるかなあ。本当は七転八倒の前にクリアしてしまいたかったのだが、今のわたしのジャーナルを見るとそれがかなうかどうかは割とあやしい。ボリュームがすごいゲームだとは聞いていたが、まさかクリアに200時間近くかかるとは思ってなかったぜ。
でもプレイ日記を書いてきたこともあって、世界観ミリしら状態から始めたにしては割と話を理解しながらここまでくることができた。登場人物たちの背景もわかってきて、それぞれに愛着を感じてもいる。これだけ分厚く作られた物語をがっつり味わいながら旅ができてよかった。いや、たぶん俺たちの本当の闘いはこれからなのだろうけど。
問題は、この先どんなゲームをやっても「バルダーズゲート3」ほどのボリュームと作り込みの作品にはそうそう出会えないだろうということなんだよな。これが基準になったらまずい。「これ」をやりたければ「これ」の2周目をやるべしと今から肝に銘じて、まずは1周目の完走である。
以下、本日はハグ関係の一連のクエストのお話。
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