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過去、現在、未来「グランドツアー」2-1感想

ついにシーズン2がスタートしたグランドツアー!

すっかり銀髪になった上にさっぱり短髪になってしまったジェームズ、サイドに白髪のまじったリチャード、特に髪に変化のないジェレミーの三人が帰ってきた!!

もともと10月には配信予定だったが、リチャードの事故とジェレミーの肺炎(とジェームズの痔?)により12月に入ってからのスタートとなった。

シーズン2はテントでの移動はなく、コッツウォルズのジェレミー邸からごく近いところに「ホーム」となるテントを張っての収録になる。

www.dailymail.co.uk

1話目はさっそく、夏に撮影した、リチャードが事故を起こした回を持ってきた。

視聴者の多くは彼の事故をすでに報道で知っており、彼の無事な姿を見て事故の経緯を知りたがっていたわけで、妥当なところかと思う。

事故当時の報道や三人の動向についてはこちらの記事にまとめてあるので参考にされたし。

【続報】リチャード・ハモンド事故ニュースまとめ・2017年6月版 - なぜ面白いのか

 

以下は本編のネタバレ感想。

これから見るという方はこちらからどうぞ。

 

 

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ネルソン・ラズボーン卿の萌えポイントを全力で語る「シャンハイナイト」感想

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やっと! やっと見た!「シャンハイナイト」!

もちろんこのお方、ネルソン・ラズボーン卿が目当て!

若き日のエイダン・ギレンの美しさと華麗なアクションを堪能できる一本だった。

主役のお二人についてはすでにたくさん感想もあがっていることだろうから、ここではラズボーン卿の萌えポイントについて好き勝手に語る。

 

なおDVDやBlu-rayについている特典はなかなか豪華で、ラズボーン卿の未公開シーンもそこそこ含まれているので、これから買う方には特典つきのものをおすすめしたい。監督のコメンタリーがかなり楽しく、情報も豊富で、しかも見たあとには監督萌えを発症できるほどだ。

 

しかし何度見てもわけのわからないパッケージである。タイトルには「シャンハイ」とあるにもかかわらず、背景はユニオンジャックとビッグベンだ。「シャンハイナイト」というタイトルでアマゾンを検索してこれが出てきたときは、何かの間違いかと思った。とはいえギャグ時空の話なんだなということだけはかろうじて伝わったため、パッケージとして最低限の仕事はできている。

 

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「グランドツアー」ファンブックとシーズン2予告!

「The Grand Tour: Guide to the World」、通称GT本が発売されたよー!

三人そろった番組書籍が発売されるのは結構久しぶりのことで、かつて毎年「Top Gear Annual」を楽しみにしていたわたしにはとても嬉しい。

 

懐かしのTG Annual (まだアマゾンJPで手に入るものもあるよ!)

 

まず手に取って驚くのはその分厚さ。TG Annual が毎年64ページだったのに対して、GT本は272ページある。重い! でかい!

もちろん全ページフルカラー。

Guide to the World というタイトルがついているが、世界を案内をしようなどという気配はまったくなく、むしろ全世界にけんかを売るばかりの内容である。

思い出してほしい。TG時代に彼らが出した「Guide to Britain」とかいう本のことを。

あれもひどいガイドだったではないか。

 

ただし!

GTファンブックとしては非常によくできている。

各エピソードごとに Behind the Scenes のページがあり、未公開画像も含めて写真が豊富だ。

Postcard from the Tent のページにも、各テントでの収録の様子を撮った画像がたくさんある。これらを眺めているだけで楽しい。また三人が実にいい笑顔で写っているんですよこれが。

三人が収録で回った各国の写真とふざけた紹介文は、ひょっとしたらガイドとして役立つことがなくもないかもしれない。

この時期ならではの売りポイントとしては、GT S2の予告ページがかなり充実している点。ドバイ、モザンビーククロアチア、スイス、コロラド州(古い JAAAAGS でのアメリカンロードトリップと書かれている。楽しみ!)でロケをしたときの写真が載っている。

あとは TG Annual 以上にふざけた企画ページが大量に。

ジェームズ・メイの旅行代理店コーナーとか、ゲームオブスローンズパロディ(The Grand of Tours)ポスターとか、ワイルドスピードパロディ(Fat and the Furious)ポスターとか、頑張る方向性を間違えたとしか思えないクソコラの数々を楽しむことができる。

以下はネタバレを含む感想というか萌えポイント。

 

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雷神降臨「マイティソー バトルロイヤル」感想

マイティ・ソー バトルロイヤル(原題:ラグナロク)」を見てきた。

客席のあちこちから終始くすくす笑いの漏れる、楽しい映画だった! これまでの「ソー」のシリーズとはまた一味違う、しかしソーの「雷神」としてのアイデンティティが過去作のどれよりも発露した「ヒーロー映画」だった。

ソーとロキの兄弟がどうなるのか前作から気になっていたわけだが(前作の終わり方だと悲劇的な結末ばかり想像してしまって)、なるほどそうなって「インフィニティウォー」になだれこむのかとひとまず納得。

以下はネタバレ感想。

 

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白い「ノート」をどう読むか? "The Note" 感想

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ここ数日、一部のエイダン・ギレンファンの間で「ザ・ノート」というショートフィルムが話題である。

2013年に公開されたアイルランド映画で、全部で20分余りの短い作品だ。

セリフは少なく、美しい音楽と映像と、ギレンさんの繊細な表情の変化で彩られており、英語がわからなくても話の筋は大体追えるようになっている。

先日この作品が全編youtubeにアップされた。どうやら製作者が公開したらしいということで、ここにも貼ってみる。

 

www.youtube.com

子供の頃にカトリックの学校で神父から性的虐待を受けていた主人公ラースは、そのトラウマから酒に溺れ、妻も子も失った。これは、そんなどん底から始まる再生の物語である。重苦しいテーマではあるが、一見の価値ある美しい作品だ。ぜひどうぞ。

この作品、俺たちの見たいエイダン・ギレン要素が詰まりまくっており(「ゲームオブスローンズ」だけで彼を知っている人にはびっくりかもしれない)、ただ眺めているだけでも生命力を吸い取られかねない魅力を持つのだが、いろいろ深読みのしがいもあったりする。

というわけで、以下、こういう解釈もアリかな? という話。

ネタバレありなので、まずは20分ほど本編をご覧になってからどうぞ。

 

 

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「ゲームオブスローンズ」リトルフィンガー役エイダン・ギレンインタビュー翻訳・2

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先日 Entertainment Weekly さんのエイダン・ギレンインタビュー記事を訳してみたが、やっぱり Los Angeles Times さんの方のインタビューも訳してみることにした。内容は一部重複するが、こっちでしか言ってないことも結構あるし!

例によって、訳すにあたり正確さは月の扉から全力でぶん投げてきたので、ちゃんと読みたい方は原文にあたるべし。

Aidan Gillen talks about that Littlefinger moment on 'Game of Thrones' - LA Times

元記事は2017年8月28日のもの。

最初から最後までネタバレまみれにつき注意。

 

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「ゲームオブスローンズ」リトルフィンガー役エイダン・ギレンインタビュー翻訳

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先日の記事で紹介した、Entertainment Weekly さんのエイダン・ギレン(リトルフィンガーの中の人)インタビューがとてもよくて、繰り返し読みたいので訳してみることにした。

いきなりS7のネタバレから始まるぞ! 注意!

なお訳すにあたり、正確さはナローシーの海底に全力でぶん投げて、たぶんこういう意図で言ったのだろう的なニュアンス優先にした。勝手に改行とか補足とかをしまくっているため、正確なところを知りたい方は原文を読むべし。

http://ew.com/tv/2017/08/27/game-thrones-season-7-finale-death/

( )は元記事内にある補足、【 】はわたしによる補足である。

元記事は2017年8月27日のもの。

 

 

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