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わくわく地獄ツアー「バルダーズゲート3」プレイ日記33

久々の記事のサムネがこれか……

予告どおりというか予想どおりというか、今月後半は七転八倒していたのでゲームどころではなかった。しかしようやくそれも一段落して、夜にゲームする時間を確保できるようになった。やれやれである。

七転八倒の結果、プロジェクターとPS5を接続して自宅の壁にクソデカリュヒテュちゃんを映すことができるようになった。

めっちゃでかい! かわいい!!

すごい大画面でゲームできるようになり、キャラの一挙手一投足にドキドキしている。

少し遅延するのでアクションゲームには向かないが、BG3なら何も問題ない。

本日はこの大画面でわくわく地獄ツアーをした記録である。

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コリラからラファエルへの報告書。味わい深い混沌

 

ギルド襲撃

3つ前の記事で、ギルドで得た情報をもとにミンスクを救出した我々。

それからいろいろあってギルドのことはすっかり忘れていたのだが、そういえばギルドは「石の王」を消そうとしていたのだった。我々が(正確には皇帝が)ミンスクを正気に戻せたので、一応そのことを九本指に報告しておこうと地下を訪れたところ、なんとギルドが襲撃されていた。

ゼンタリムってあの火事になった宿の近くの建物の地下に潜んでいたあの人たちだよね? あいつらギルドと対立してたのか。むしろ石の王と一緒にいたのがゼンタリムの人たちだったっけ。

しかしあの多勢のギルドを制圧しようと思うのなら、もっとたくさんの人員を連れてくるべきではなかっただろうか。正直、我々がいなかったとしても返り討ちにあいそうな戦力しかいなかったように見えた。我々の近くにいた連中は容赦なく始末したし、残りはギルドのみなさんが囲んで袋叩きにしていた。

ゼンタリムは無事殲滅され、九本指は我々への協力を約束してくれた。彼らは本当に信用できるのか若干疑わしいが、裏社会の連中こそ信用第一な商売だし、渡世の仁義に反することはしないだろうと思っておくことにする。

 

 

希望の館に潜入

以前神秘のキャリオンの心臓を探して下層地域をうろうろしていたときに、ラファエル邸への侵入経路を手に入れることができた。本日のメインはこれである。

次元を超えて地獄に突入だ!

カーラックは地獄にいたくないようだったが、彼女の心臓はここでようやく安定したらしい。

地獄ってどんなところだろうと不安だったのだが、利用したポータルの先はラファエル邸内部に直結していた。だいぶ豪華な邸宅である。

ラファエル邸に着いてすぐ、すごく落ち着きのない捕虜の幻影と会話した。

ホープちゃん。ラファエル邸の名前が「希望の館」なのって、もしかしてこの人がいるからなの? それともホープが捕虜になる前に、皮肉100%でそんな名前にしたの?

わたしは地獄に立派な邸宅を建てて「希望の館」なんて名前をつけるセンスが最高に気に入っていたのだが、ホープがここに来たのと館に名前をつけたのと、どっちが先なんだろう? ラファエルにはそれを教えてから死んでほしかったな~(この先のネタバレ)。

希望の定義がめちゃくちゃ面白い。人を殺すものにして人が生きる唯一の理由か。

「約束によって作られ、真実によって破滅する」も最高に皮肉がきいてて好き。

この人はそういう名前をつけられた一般ドワーフなのだろうか。それとも何らかの神話的キャラクターなのだろうか。妹さんの名前(コリラ)は一般名詞ではないのに(どうしても毎回「ゴリラ」に空目してしまうのはわたしだけではないはず)。

オルフェウスのハンマーを使えばホープも解放できるらしい。どうせハンマーは強奪していくし、その際どうせここの住人は皆殺しにするのだろうから、ついでに捕虜の解放くらいはどうにでもなるだろうということで彼女のクエストも請け負った。

 

 

ケセリック・ソームの石工

館には多くの魂が囚われていて、だいたいみんな様子がおかしい。ウィルも将来的にこんな感じになってしまうのかと思うとつらい。

!!!

館にいた骨がこんなことを言いだして手が止まった。

塔専門の建築家? セルーネイってことは月関係の? ムーンライズタワーを建てた人では? たしか影に呪われた地の石工センターにも塔の建築関係の記録が残っていたよね。

彼はその塔を「命と美徳の記念碑」だと言った。彼の主人はその塔に何年も住んだのだと。だが「家族に不幸」があった。やっぱりこの主人ってケセリックでしょ。家族の不幸というのはイソベルが死んだことだ。

主人が世界を破滅させようとしているのを、彼は止めようとした。

うわああああああ。まさか100年前の大戦にもラファエルがかかわっていたとは。でも当時ケセリックを滅ぼしたのはジャヘイラたちハーパーだったよね? その軍の中にラファエルの協力者がいたとか、ラファエルがこっそり力を貸していたとかかな?

大変申し上げにくいのですが……

ケセリックの名前がはっきり出たな! と思ったらこの選択肢である。この石工のしたことが「邪魔」だったとは思わないけど、結果としてケセリックがマークールに傾倒したことは伝えておくべきかと思ったので2を選んだ。

当然彼は悲観したが、リュヒテュちゃんたちが始末したことも伝えておいた。彼も「願いはかなった」と安堵してくれた。彼の友人や家族にとっては100年ほど遅かったわけだけども。

この質問については、ドルイド選択肢があってよかったと心底思った。ほかの選択肢、言いづらいにもほどがあるだろ! 芸術家や職人にとっては、自分の死後も作品が生き続けることこそが何よりの喜びのはず。絵描きのオスカルもそんな感じのことを言っていた。

よかったなあ。

この作品には古い建造物が当初とは異なる形で利用され続けているケースがちらほら見られる。セルーネイの聖堂はゴブリンの本拠地になっていたし、ロージーモーン修道院はギスヤンキのクレシュになっていたし、グリムフォージはアブソリュート教団の出張所になっていたし、もともとあのへんはシャーの聖堂だったみたいだし。

こう書いてみるとろくな再利用法がないが、すべて我々が荒らしまわって今は無人なので、そのうち誰かが死体を掃除してまた再利用されるのではないだろうか。たぶんムーンライズタワーもいずれはそうなるよ。あの地の再建の本拠地になるなら、この石工も本望ではないかな。

人によっては素通りしてしまうかもしれないところだが、思わぬところでAct 2のエピローグに出会えて、かなりテンションが上がるイベントだった。

 

ゴータシュとラファエルの関係

どうもゴータシュも若い頃、両親に売られて希望の館にいたらしい。ゴータシュが地獄に詳しいのはそういうことだったんだな。それでメフィストフェレスのところからカーサスの冠を盗んだり、カーラックをザリエルに売ったりと地獄関係の話題が豊富なのか。

現在ラファエルとは関係を断っている(どころか対立関係?)っぽいのは、もともとラファエルのところから逃げてきて、ラファエルはそれに対して怒っているからか。

ヌバルディンは以前は牢番だったらしいが、ゴータシュを逃がしたことでラファエルの怒りを買い、今ではポータル番に格下げされたらしい。ていうか牢番の方が上なのか。

ケセリックはイソベルの死がきっかけでマークールに傾倒し、オーリンはベハルと血縁関係があるという説明があったが、ゴータシュだけまだ何がきっかけでベイン信仰に至ったのか不明である。ゴータシュと対決するときにわかるかな。

マークールは死者の神でベハルは殺人の神だというふうに理解しているけど、ベインだけまだどういう属性の神なのかもわかっていない。このへんはシリーズを追っている人には常識なのだろうけども。

そんなふうに思えるだけ、カーラックは冷静だ。

彼女にとって両親が生きていた頃の思い出は今も温かいものだろうけど、ゴータシュを売ったのは実の両親だ。そう考えると、子供の頃の思い出すべてに否定的にならざるを得なくなる分、カーラックよりもきつい過去ではあると思ったりする。

とはいえ、ゴータシュは近々血祭にあげてやるぞ。殺す前にこの話を聞けておいてよかったな(エイリン並みに勝利前提の発言)。

 

 

ラファエルの宝物庫

ラファエルの宝物庫はすぐに発見できた。ハンマーも普通に展示されている。

でも防犯設備はきっちりあるみたい。この記録者という人に正直に事情を打ち明けたところ(正直すぎたかもしれない)、「ハンマーが何百万という人を救えるなら、その邪魔ができようか」とか言いだして驚いた。でも「結局、救われた世界からうまい汁をすすれる」と続いたのでほっとした。そうこなくちゃね。デヴィルたちのこのへんの合理主義的なところ、好き。まあ、情報をいただいた後でこの記録者さんも殺しちゃったんだけど。

 

 

ラファエル専属インキュバス、ハーレプ

記録者さんにもらった鍵でラファエルの私室に行くと、ベッドに先客がいた。

!?

いやいやいや……いやいや……。

最初は意味がわからなくてセリフとお顔を二度見した。あ、言われてみればラファエルと同じ顔……?(自分の顔認識機能はガバガバなので髪型と服装が違って角がはえているともう識別できない)

いや問題はそこではなくて、専属インキュバス!? しかも本人と同じ顔に変えた? どこからつっこんでいいの? 「彼は自分としか寝ない」って、どんだけ自分大好きなのラファエルって。

本人公認女体化だと!?!?!!?!!?

このゲームって割と性に奔放なキャラが出てくるとは思っていたけど(ハルシンとか)、終盤に至ってまたすごいのが出てきたな。デヴィルの趣味嗜好を人間の尺度で測るべきではないのかもしれない。

ハーレプは「ゲームに勝ったら望むものをやる」と申し出てくれたが、もしかしてその「ゲーム」ってエロいやつなのでは。戦闘無しでもらえるならいいかな、くらいに考えていたが、まずいことにウィルが同行している

いやいや。二流の作家とか以前に、きみはリュヒテュちゃんとお付き合いしてるんだから、もっと本気で止めなさいよ。

リュヒテュちゃんもまずい感じになってきた。しかもこの「ゲーム」、勝利条件が示されていない。何がどうなったら勝利したとみなされるのか全然わからない。このままなしくずし的にエロ展開に持ち込まれるのは困る。こんなことでウィルと破局したくない。

というわけで、ノリノリのハーレプに至近距離から顔面パンチを見舞わせることにした。リュヒテュちゃんは全裸のまま戦闘突入である。ハーレプはこの展開を予想していなかったようで(地獄の価値観って……)動揺しまくっており、ほとんど何もしないまま袋叩きにあって死んでしまった。すまんな(ズボンをはきながら)。

幸い、この部屋のお風呂には全快効果があった。これでザコ戦でも思いきり魔法をぶっぱなせる。このお風呂をバルダーズ・ゲートにも設置してもらえないかな。

ええ……

で、発見したメモ。今時パスワードを書いた紙とか……。記号や数字が入ってない普通の英文パスワードとか……。

まあ宝物庫とは別の部屋の金庫に入れて鍵をかけてあったから、紙に書いて置いてあるのはまあいいとして、パスワードについてのセキュリティ意識はもうちょっとなんとかした方がいいのではないか。

 

そういうわけで宝物庫に戻り、あらかじめ部屋にいた人を全員殺して目撃者を消し、ハンマーを盗んだ。やったね!

と思っていたのだが、どうやらラファエルには館で起こったことは全部筒抜けらしい。なんてこった。ホープにも筒抜けっぽかったからラファエルが見ているのは当然か。

アスタリオンの雑な理解。

しかし正直なところわたしの理解も同レベルである。よし、脱出前に何かを壊してホープを助けよう。

 

 

ホープを助ける

せっかくドアを閉じた状態で目撃者を消してからハンマーを盗んだのに、館の全員が敵対してしまったのは残念だった。彼らには申し訳ないが、敵対したからには死んでもらう。引火しまくる球がやっかいではあったが、こちらには無限に入れるお風呂がある。

出会うやつは全員倒して(ケセリックの石工までうっかり倒していないか不安になったが、どうだったんだろう)地下牢へ。

もちろん牢番はいたが、カーラックのジャンプ力とハンマー投げが大活躍してくれた。ヌバルディンを左遷しない方がよかったんじゃないか。

で、強奪したオルフェウスのハンマー(さすがにこれは投げなかった)で拘束装置を殴ってホープを無事解放した。

ようやく本人と直接対面できた。彼女は解放されたことをひととおり喜んだものの、ラファエルと全面対決することについては悲観的である。とはいえ、ここに乗り込んできたときから対決は覚悟の上である。

 

 

対決! ラファエル

地下牢から出て悠々とお風呂に入っても何事も起こらないのが不気味だったが、脱出用ポータルを使おうとしたところ、満を持してラファエルが現れた。やはりめちゃくちゃ怒っている。

まあ、自宅に許可なく侵入された上、貴重品を盗まれて勝手に風呂まで使っていったらわたしでも怒るよ。

ラファエルの人間評も面白いなあ。一言一句、まったくそのとおりだと思う。あと相変らず顔がいい

ラファエルの言うことには納得なのだが、一緒に現れたユーギルは記憶を改変されているとしか思えない。

リュヒテュちゃんたちはユーギルと戦ってないだろ! お前が自分で「よし、いっちょ死んでみっか!」のノリで死んだんだろうが!

でも今記事を読み直したら「死んでもうまくいかなかった場合はお前を生きたまま食ってやる」とも言っているな。うまくいくわけはないと思っていたけど、いずれにしても「俺を負かした」は事実に反するだろうが。結局地獄に戻ってラファエルに使われているし。

戦闘突入前のラファエルのセリフも、それに対するリュヒテュちゃんの啖呵(2)もかっこいいなあ。この顔がよくて声もいいマニピュレイターと全面対決する日を、わたしはずっと楽しみにしていたんだよ。

まあこのかっこいいやりとりの数秒後、ラファエルはリュヒテュちゃんの抱腹絶倒でひっくり返って爆笑するんだけどね。

HP666は笑うでしょ

一緒に襲ってきたコリラを倒してしまってもいいものか迷っていたのだが、ラファエルのまわりにイナゴを置いたら自分からイナゴ群につっこんできて死んでしまった。なんてこった。

ユーギルはというと、一時的にパーティに加入したホープの魔法でどこかに飛ばされてそのまま帰ってこなかった。でももしかして、これでラファエルから自由になれた? 飛んだ先がさらなる地獄とかでない限りはハッピーエンドかも?

戦闘突入時の配置が悪くてウィルがものすごく殴られたが、ラファエルには行動阻害系のデバフが割と入ったので、常にイナゴにかじられ続けてダメージが蓄積していった。もうそろそろ行動阻害系の魔法を使いきったんだけど!? という頃にはカーラックがすべての柱を破壊してラファエルにハンマーを飛ばし始め、激怒の投擲のたびにラファエルがひっくり返ってくれて大変助かった。

苦戦はしたものの、こちらは風呂で全快していたし、もう終盤だろうということで手持ちのアイテムもバンバン使って総攻撃できた。

というわけでどうにか勝利!

その発想はなかった

斬新な喜び方だな。このあとリュヒテュちゃんに頬をつねってみるよう言ってきたので、実際にやってみたところ、ちゃんと現実であった。

コリラが死んでしまったことを嘆くホープ。過去の思い出がちゃんとあるんだね。生存させられたら、コリラの話ももっと聞けたんだろうか。

びっくりしたのは、ホープが今後もここで暮らすと言いだしたことである。地獄に定住するの!?

建物自体はいいと思うけど……

水や買い出しはどうするの? と思うのだけど、そのへんちゃんと考えてるんだろうか。地獄に何年もいたカーラックは二度と戻りたくないようだったけど、定住しようとする人もいるんだな。

カーラックの心臓がこのままどうにもならなかったら、ホープと一緒にこの館で暮らしたらいいんじゃないかと思うのだけど、それも嫌なのかなあ。

「希望へ続く鉄の扉」がついに本当の意味で希望に続くようになった記念撮影。

これからは誰に憚ることなく「希望の館」を名乗れるわけだ。

 

 

久しぶりのバルダーズ・ゲート

そういうわけで、なんとか地上に戻ってくることができた。すごく久しぶりのバルダーズ・ゲートだ。

ただ、そもそも地獄に行くことを反対していた皇帝は、我々が戻ってきてもちくちく忠告を与えてくる。皇帝はオルフェウスを解放することに反対みたい。皇帝と協力したい気持ちはあるのだが、なぜオルフェウスの解放にそんなに反対するのか疑問だ。

この弁も本当なのかどうかちょっと疑っている。解放されるなり、自分を解放した人を殺そう! と思うものだろうか。そんなに「生まれつき攻撃せずにはいられない」ものなのだろうか。

オルフェウスは初代ヴラーキスの時代以前から監禁されているはずだけど、その間の意識ってどれくらいあるんだろう? 意識があるなら、目の前にいる人が自分を解放したのだということくらいわかりそうなものではないか。

皇帝はオルフェウスの力を利用してイリシッドの力を抑えこんでいるらしいけど、それならオルフェウスを解放した後に、彼の同意を得て協力してもらったらいいじゃないと思ってしまうんだよね。そんなに話が通じない相手だという根拠があるんだろうか? レイゼルもいるのに?

ここでは2を選んだのだけど、皇帝は不服そうだった。なんかこう、肝心なところをはぐらかされている気がして、いまいち皇帝のことが信用しきれない。最終目標は共通だろうけど、そのための手段が本当に皇帝の言うものしかないのだろうか?

 

噂になるの、早くない!?

もしかしたらこの件で地獄のパワーバランスに影響が出たりするのだろうか。そして愛すべきユーギルくんはどうなったのだろうか

 

ほんとそれな!!

ちなみに宿に常駐しているミゾーラを倒せないかとステータスを調べてみたのだが。

ダメっぽいんだよな。宿にいる彼女が本体ではないのかも。

 

この言い方を見るに、カーラックが希望の館で暮らす見込みはやっぱりないか。「生涯最後の地獄への旅」とも言っていたから、もう戻る気はなさそう。

あとカーラックのこの指摘はわたしも正しいと思う。ホープがどれだけ館を掃除したとしても、ラファエルの死があっという間に広まった以上、ほかのデヴィルが押し入ってくるのも時間の問題だろう。本当に彼女をあそこにおいていってよかったのだろうか。

 

 

今回のオチ

宿に帰ってレイゼルと決意を新たにし、パーティメンバーとひとりずつ話して今回の件を振り返り、ミンスクにも話しかけた。

な、なんだってー(棒)

え、今になってそれ!? しかも何その思いつめた末な感じの告白!?

「知ってた速報」と即答したかったが、それは芸人リュヒテュちゃんのキャラではないなと思いなおし、「ああ! まさか! そんなバカな!」と話に付き合ってあげることにした。

楽にしてくれていいよ……。

でもここからの話が面白かった。

彼としては石の王の悪行は寄生虫のせいだと思いたかったが、本当はもともとあった悪の種が、寄生虫の影響で顔を出したのではないかと考えるようになったらしい。誰もが内に善と悪を抱えていて、何の影響を受けてどちらを育てるかが問題なのだと。

意見を求められたので2を選んでおいた。「善」をなそうとした結果、必ずしもよいことにならないのがこの世の難しさなんだけどね。悪とされることは、必ずしも「悪意」からのみ起こるわけではない。

でもこの言い回しは面白かった。

わたしも常に新しい世界を見せてくれるものを求めていろいろな作品に触れている。ミンスク風に言うならば、頭の中にたくさんの「寄生生物」を飼っている人ほど、豊かな人生になれるのかもしれない。

 

 

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