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予約制ゾンビ製造所と予約制仕立屋「バルダーズゲート3」プレイ日記25

本日も一日一善を目指してバルダーズ・ゲート下層地域を探索中。相変わらず死体は増え続ける一方である。

日常の営みが続く場所から薄い壁一枚隔てたところで、とんでもない惨事が起こっていることを、バルダーズ・ゲート市民はどれくらい知っているのだろうか。まったく知らずに平穏に暮らしているのか。そんな隣人も存在しうることを承知しながら平穏を守って生きているのか。いつ自分が犠牲者になるかもわからずに。

敵の方も幼生に寄生されているタイプ、寄生されているわけではなく自分の意思でベハルの信者になったタイプ、一般人に変身したシェイプシフター、オーリンの変身などパターンが増えてきたため、こちらも何がなんだかである。まあこちらのやることは同じで、全員殺すんだけど。

今回は探索メインであまりストーリーは進んでいないものの、犠牲者はやけに多い回である。

初回記事はこちらから。

ssayu.hatenablog.com

 

日常ではあまり言う機会のないセリフ

 

神秘のキャリオン

前回発見した死体まみれのお屋敷。

実は正面入り口らしきものはさらに以前に発見しており、探索を後回しにして海岸でサハギンみたいなのと戦っていたのだった。

ネコ化してお屋敷の地下から潜り込んだところ死体まみれだということがわかったので、覚悟を決めて正面から乗り込んだ。

この手紙から察するに、このお屋敷は死者の復活に関する相談所か何かなのだろう、表向きは。それを表と呼んでいいのかわからないが。

で、実態はアンデッド研究所的なところなんでしょ? と思いながらドアを開けると、思った以上にヤバいのとご対面した。

あ、予約制でしたか……。

この人は人間? 人外? 人外っぽい空気がすごい。こちらがサーイの死霊術を解明したことを一目で見抜き、お手伝いを依頼してきた。

助手が仕事を放棄して脱走したから連れ戻してほしいらしい。

その「助手」とやらには心当たりがあった。海岸付近を探索していたとき、挙動不審なアンデッドみたいな人と会っていたからな! 絶対あいつが脱走した助手に違いない。

そう思って海岸沿いの小さな家を再訪すると、やはり当たりだった。

しかしそのアンデッドに事情を訊いてみると、彼は彼でかなり同情の余地があるというか、キャリオンの方が極悪非道の死霊使いのようだった。

この人はもともと浮浪者だったが、キャリオンに殺されてアンデッドにされたらしい。死体を蘇らせる実験をしていたわけというわけでもなく、キャリオンが自分で殺していたならただの殺人犯じゃないの!

これは止めないとだめでしょ。どうしてこの街にはこんな恐ろしい連続殺人犯が何人もいるんだよ。ベハル入門殺人事件だけでも恐ろしいのに。

じゃあキャリオンを殺しにいくか! と思ったのだが、スランボいわく、キャリオンはマミー・ロードであり、殺してもすぐに復活するらしい。そういえばレベルも12だったし、やけに強そうではあった。

で、マミー・ロードを倒すには壺を壊す必要があるらしい。ふーん、肉体と生命が別のところにあるパターン?

その壺はキャリオンのサロンの地下室にあるらしいが、ネコ化して忍び込んだときはそんなのなかったけどな? さらに隠し通路でもあるのだろうか。

この街のあちこちでマンホールを見かけるのでたぶん地下に下水道網みたいなのがあるのだと思われるが、そちらを探索するのが先かもしれない。しかし景観が悪いところを歩きたくなくて地下は後回しにしている。

というわけで、そのうち地下を探索することになったら壺も探してみよう。

 

 

白昼堂々の闇討ち

何だこの↑見出しは。形容矛盾か? だがこんなふうにしか形容できない。

我々はスランボの家を出て街の中心部に戻り、さらに西へと向かった。目指すのはベハルのリストに載っていたターゲットの場所だ。

だがマップのマーカーの場所に向かう途中に訪れた公園で、突然のダイス判定に成功する。あやしい人物がいるというのである。白昼堂々誰かを狙っているのか。

近づくとイベントが始まりそうだったので、先に周囲の人に話を聞いてまわった。

すると燃える拳の中に幼生に感染している人がいるではないか。

リュヒテュちゃんの幼生も反応したので、この人はただの隠れ信者ではなくトゥルーソウルである。彼女に「あやしい人がいる」と報告したところ、案内しろと言われた。

ん? じゃあ「あやしい人」は教団とは無関係の人なのかな?

よくわからないままもとの場所に戻り、隠れ身アスタリオンであやしい人を攻撃してみると、一発で倒せてしまった。しかし同時に、周囲にいた複数人のターゲットサークルが赤くなる。この人たち全員が仲間か!

どういうこと!?

「ベハルの刈り手」がまずよくわからない。この人はアブソリュート教団関係者ではないのか。「隊長」と同じ人に仕えているという前提で話しているところを見ると教団関係者っぽいのだが、「隊長」はこの人と敵対しようとしている。するとベハルの刈り手は隊長を「背信者」と呼び、ベハルの生贄にすることにしたらしい。

これは仲間割れなのか? と混乱しながらも戦闘へ。

ベハルの刈り手はみんなレベルが高いわけではなかったので簡単に倒せたが、こちらではなく逃げ遅れた一般人を殺すので困ったものである。

しかもひとりが不可視化を使ってしまい、こちらは不可視化解除を持っていなかったためどうしようもできなくなり、戦闘の最初からやりなおした。

不可視化を持つ敵は戦闘開始時に聖域も使っているのでどうしようもなくない? と思ったのだが、友に相談したところ、聖域にいる敵をターゲットすることはできないが、範囲攻撃に巻き込むことはできるとの情報を得た。というわけでこっちの強力な魔法を初手から叩きこみ、不可視化する前に消し炭にしてやったぜ!

そういうわけで戦闘はどうにかなったのだが、このぱっつん前髪の隊長の様子がおかしい。

隊長は言うことを言うと死んでしまうし、わたしはなんだなんだ!? と呆然とするばかりだったのだが、幸いにも察しのよいゲイルくんがパーティにいた。

解説ありがとう

えーっ今のってエルダーブレインからの連絡だったの!? そんなカジュアルに連絡してくる人だったの?(カジュアル=死者一名)

ゴータシュも言っていたが、エルダーブレインはゴータシュたちに支配されて「アブソリュート様」にされているのを嫌がっているらしい。だからその支配から一時的に逃れて、我々に連絡してきたんだな。

ということは、エルダーブレインの言う「死霊術士」というのはケセリックのことだろうか。マークールに選ばれし者で、イソベルを蘇らせたわけだから(これ、直前にキャリオンと会っているしサーイの死霊術の本とかも出てきたから紛らわしい)(そんなに死霊術士がぞろぞろ出てくる世界というのも恐ろしい)。

で、チェンジリングというのがオーリンで、暴君がゴータシュかな。このふたりはまだ生存していて、衝突しているから倒してほしい、と。それ自体はまさに目下我々が目指しているところだからいいのだけど。

これ、この先エルダーブレインと協力することになったりするんだろうか。エルダーブレイン自体を破壊できるならそうした方がいいと思っていたのだが、仲良くなってしまうとやりづらいな。まだエルダーブレインの素の人格(人格と言っていいものかどうか)もわからないし、様子見かな。

 

 

ベハル入門殺人事件の犯人

とんだ邪魔が入ったが、引き続きターゲットを探して北西へ向かう。ここまでだいぶ時間がかかったし、もう死んでるかなーと思いつつ。

エストマーカーのある場所は仕立屋らしい。建物の周囲に順番待ちの客がいるが、だいぶ待たされているみたい。建物の中にも待ち客が。これはもう死んでますわ、と覚悟を決めてドアを開けると、まさかの事件が現在進行形だった。

後ろでリュヒテュちゃんがこそこそしている

犯人の赤い男がおるやん!! 今まさに殺ろうとしてるとこやん!!

その殺人、待った!!!!!

というわけで順当に戦闘になったのだが、なんと建物の中で待っていた客も敵の変身だった。先に殺しておくべきだったぜ。

人数が多いのでエレメントが火を噴き、イナゴを呼び、酸を撒いてどうにか勝利。仕立屋を助けることができた。彼は大変感謝し「いつでも値引きする」と言ってくれたが、店が火災とイナゴと酸と死体で大惨事なのは全部目をつぶってくれるんだな。

営業再開は当分先なのではないか

まあ、先日爆発した花火屋ほどの惨事ではないか……。

生きてた!!

なぜか仕立屋と一緒に殺されかけていたデヴェラ捜査官も、生存していた。上層に向かう途中でこの店の人もリストに載っていたことに気づいて立ち寄ったらしい。

彼女も独自に捜査を進めていて、ベハル信徒に入門するための儀式について教えてくれた。その儀式をする場所が、あの墓石屋ってことなんだろうか。

犯人が持っていた手紙

連続殺人事件は犯人死亡の形で決着したが、事件はまだ解決したとは言えない。その儀式に乗り込んで、もとを断たなければな!

ぐえー

あ、これ持っていかないといけないの……。そうね、儀式に潜入するなら必要なのかもね……。今荷物の中にドリブルズのパーツもあるし、ますます職質されたらアウトな感じになってきたんだけど。

 

 

ジャヘイラのおうち

大惨事になった仕立屋からよろよろと退出し、さらに周辺を歩いていると、子供が剣の練習をしている家があった。話を聞くにどうもハーパー関係の家らしい。

ということでジャヘイラを呼んできた。

母さん!?!?!?!

どうやらここはジャヘイラの家だったらしい。彼女はここで孤児たちを育てていたのかな。リオンは実子なのかもしれないけどわからない。

ジャヘイラはバルダーズ・ゲートに危険が迫っているから子供たちに逃げてほしいようだけど、子供たちはここから動く気はないみたい。

子供たちはみんなジャヘイラを慕っていて、一方で長い間帰ってこない上にろくに連絡も寄越さないことにぷりぷりしている。ちょっと微笑ましい。

そんな様子を見たレイゼルの反応がまた興味深い。

ギスヤンキのあの生育環境ならそういうものなんだろうなあ。

レイゼルも「家族」っていいな、みたいなことを思ったんだろうか。この家に暮らす人たちに血のつながりがあるかどうかは不明だが(トロルだかオークだかみたいな若者もいたし、血のつながりはなさそうに見える)、それでも良い家族だと思う。レイゼルもそれを感じたのかも。

隠し通路に降りてみると立派な地下秘密基地になっていて、ジャヘイラの旦那さんからの手紙やプレゼントが出てきた。旦那さんとは死別したのだろうか。

小屋の棚の上にあった宝箱にどうしても届かず、棚の隣のワードローブを粉砕してからどうにか手をのばして開けたのだが、あれでよかったのだろうか。ジャヘイラも見ていて何も言わなかったからよしとしよう。

あと謎だったのが、ジャヘイラの家から野営地に帰ったときにシャドウハートがこんな話をしだしたこと。

その「古い落書き」はシャドウハート自身が描いたらしい。何のことだ? ジャヘイラの家にあった落書きらしきものといえばこの一冊だけだった。

これをシャドウハートが描いたの?

たしかにシャドウハートは「エルフの女の子」だっただろうけど、これってどういうことだ? テシアのジェッセム女王???

ひょっとして記憶が戻ってるの??? それとも何かフラグ管理が間違って出てきたセリフなんだろうか。

この「いたずら書き」が本当にシャドウハートの「落書き」だとしたら、なぜジャヘイラの家にあるんだろう。そもそも本当にこれがシャドウハートの言う「落書き」なのか? でもほかにそれらしい心当たりがないんだよなー。いろいろと謎である。

そもそもシャドウハートを追ってきたシャーの信徒がいるという話だったのに、全然出会わない。顔を出したら返り討ちにしてやる気満々なんだけどな。

バルダーズ・ゲートに着いてからほかのパーティメンバーのストーリーは進展しているのに、シャドウハートだけ無風なので何か見落としていないかと不安になりつつある。

 

 

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