「刻のジレンマ」クリア!
そして一連の ZERO ESCAPE シリーズを全部クリア! とても楽しませてもらった。
「9時間9人9の扉」「善人シボウデス」のダブルパックをきっかけにシリーズをプレイし始め、「刻のジレンマ」まで約1か月でクリアしてしまった。
ネタバレ感想の前にシリーズの出来を比較しておくと、
ゲームとしての洗練度:刻ジレ>善デス>999
クリア時の興奮度:999>善デス>刻ジレ
謎解きの楽しさ(わたしの趣味に基づく):刻ジレ>善デス>999
シナリオの面白さ:善デス>999>刻ジレ
不満点:999>刻ジレ>善デス
グロ度:刻ジレ>>>>>>>>>>>>>>>>>善デス≒999
という感じ。
総じてプレイして楽しかったし、いろいろとここでしか味わえない体験をすることができた。システム的な粗や根本的なゲームデザインにおける粗もあるものの、プレイしてよかったと思える。
これからやる人向けに一言書くならば、
シリーズは最初からプレイすべし。999を買ったら刻ジレまでやりたくなるものと心せよ。ただし刻ジレのみグロ度が段違いに高い(絞殺死体のアップ、動脈からの出血描写、溶けた死体描写など)ので、グロ苦手な人は注意が必要だ。
この点についてはもう少し配慮が必要だったのではないかと思う。999、善デスも流血描写はあったが、あれくらいまでが許容範囲というプレイヤーには刻ジレはきつかったのではなかろうか。シリーズの統一感という意味でも、グロ度は揃えた方が親切な気がする。
以下はネタバレ感想。クリア後の閲覧を推奨。
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