なぜ面白いのか

見たもの触れたものを保存しておく場所。映画、ドラマ、ゲーム、書籍の感想や考察。

ウェスタロスから異世界転生したリトルフィンガーがどうぶつの森で鉄の玉座を目指すようです・3

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こうしているとリヴァーラン時代を思い出してしまうピーターくん

我ながら誰得すぎるのではないかと思われたこの企画、書いているわたしが久々にウェスタロス構文を使えるのが嬉しすぎるという俺得なことになってきたのでもう少し続けてみる。

コンセプトを説明した1回目記事はこちら。

ssayu.hatenablog.com

「あつまれどうぶつの森」はもちろん「ゲームオブスローンズ」のネタバレも含みます。

 

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「プロジェクトブルーブック」2-9 ブロークンアロー

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https://www.historystore.com/collections/project-blue-book

プロジェクトブルーブック2-9がすごい。

もはやバディもののお手本のような脚本。S1から積み上げられてきた信頼関係が、ふたりの最大の危機(社会的な意味での最大の危機は2-6のロバートソン査問会だが、今回は物理的な生命の危機である)に立ち現れる。全編にわたって萌えの塊が怒涛の勢いで押し寄せ、見終える頃には瀕死である。

毎週言っているが、こんな素敵なエイダン・ギレンを見せてくれたヒストリーさんには感謝するばかりだ。もう裏切りの代名詞ではなく知的さとセクシーさのシンボルである。ソースはSBS

さて今回も先に予告編を。

https://twitter.com/davideoleary/status/1240095926930161664?s=20

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 以下、ネタバレ含む。

 

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ウェスタロスから異世界転生したリトルフィンガーがどうぶつの森で鉄の玉座を目指すようです・2

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岩がちな海岸沿いを歩いていると故郷を思い出してしまうピーターくん

なんとなく書き始めたどうぶつの森リトルフィンガーRPが思いのほかツボにはまったのでまた書いてみる。
すでにマイホームを建て博物館の建設も始まっているのだが、ここではのんびりペースで記録を残しておく。 

 

コンセプトを説明した1回目記事はこちら。

ssayu.hatenablog.com

「あつまれどうぶつの森」はもちろん「ゲームオブスローンズ」のネタバレも含みます。

 

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ウェスタロスから異世界転生したリトルフィンガーがどうぶつの森で鉄の玉座を目指すようです

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島のキャッチフレーズです

ずーっと楽しみにしてた「あつまれどうぶつの森」、無事に入手してさっそく遊んでいる。

島の名前とプレイヤー名は以前から決めていた。

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リトルフィンガーRPである。

※「ゲームオブスローンズ」現在 Amazon Prime ほか各種オンデマンド動画サービスで配信中!

※意味がわからない人はここの記事を順番に読んでください。

Game of Thrones カテゴリーの記事一覧 - なぜ面白いのか

 

名前は迷わなかったものの、

・リヴァーラン城に預けられずフィンガーズ領で育ち地元リゾート産業の開発に着手する若きベイリッシュ卿

・リヴァーラン城を追放になった後どうにか雇ってもらえた港町で税官吏としての手腕を振るった若きベイリッシュ卿

・キングスランディング近くの無人島を買いきってリゾート開発に着手する大蔵大臣時代のベイリッシュ卿

のどの設定でいくかいまいち定まらなかった。のだが、ここで攻略(攻略するとは言ってない)記事でも書くかとPCを立ち上げラノベ風のタイトルを考えたところで方向性が決まった。名づけとは重要な儀式である

そんなわけで、このピーターくんは「ゲームオブスローンズ」S7までの記憶持ちで、こゆび島は基本的にはウェスタロスとは別世界のつもり。

基本的にほのぼのでときどきちょっとブラックなどうぶつの森の世界観をウェスタロス的価値観で読み解くという誰得な記事だが、ここはわたしが好きなことを書く場所なので思い切り趣味に走って、ゲースロ小ネタをちょいちょいはさみつつプレイ日記を残してみたい。

「あつまれどうぶつの森」はもちろん「ゲームオブスローンズ」のネタバレも含むので注意。

 

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「プロジェクトブルーブック」2-8 その下にあるもの

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https://twitter.com/davideoleary/status/1237558916839378944

プロジェクトブルーブックももう8話。大詰めである。

このブログの記事を振り返るとS2制作発表は1-6放送後だったようだが、2-8終了現在、まだS3制作発表がない。博士も大尉も、ほかのみんなのこともS2でますます好きになったので、ぜひS3も作られてほしいところだ。

2-8ポッドキャストによれば、8話はもともとS2最終回として作られたエピソードだったらしい。つまりあのクリフハンガーからのS3に続く! というド外道展開を想定していたということになり、つまりS3もあると思っていいのかな。しかしそれだと8話よりさらに強い引きの最終回になったという予想もでき、どちらにせよ10話が楽しみであり怖くもある。

さて8話について。まずは予告!

今回のテーマ、ハンガー18の史実解説。

さらに詳しい解説。

メネルさんのインタビュー記事。

メネルさんがリアルハイネックに会ったときのことを話している。

 

www.youtube.com

これは新しい番宣動画。

「あなたを幸せにするものは?」と聞かれて「食べ物、お日さま」と即答するエイダン・ギレン(51)かわいすぎないか。横で「睡眠……」と呟くマラーキーさん、ちゃんと休んでね。「音楽、家族、映画、動物」と続けたあと「引っかけ問題だったのでは……」と呟くのもすごくかわいい。
 
 
 
 

S1では8話 Abduction が「ボトルエピソード(ほかのエピソードに予算を回すために、少ない予算で作る回)」だったが、S2のボトルエピソードがこの回らしい。

以下、ネタバレログ&感想。

 

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「プロジェクトブルーブック」2-7 スキンウォーカーの呪い

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https://twitter.com/davideoleary/status/1235083406947446785/

「プロジェクトブルーブック」S2ももう7話。最終回が見えてきて寂しくなったりしている。S3が制作されますように!! 近年のヒストリーチャンネルさんの番組の中では異例のヒット作だし、もうしばらく続いてもおかしくない気はしている。

さて会話劇中心だった6話とはがらっと雰囲気を変えて、7話は演出というかドラマの文法が何から何までホラーで、ホラー苦手なわたしは震え上がった。

「プロジェクトブルーブック」というドラマは「SF冒険活劇」「サスペンススリラー」「陰謀論」「マスメディアとそれが引き起こすマスヒステリー(まさに「現在」放映するのにふさわしい内容であるなあ)」「推理もの」「冷戦期スパイもの」「異能バトル(バトルではない)」などさまざまなジャンルの話を作れるポテンシャルを持った作品枠だ。それが今回は「ホラー」側に大きく舵を切ってきた。↑の予告画像がすでにだいぶホラーじゃん!

予告もだいぶホラーじゃん!

というわけで覚悟を決めて、以下ネタバレ感想。

 

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「プロジェクトブルーブック」2-6 未知との遭遇

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https://twitter.com/TaraDBennett/status/1232363273707589632

「プロジェクトブルーブック」S2に入ってから脚本のレベルが上がったなーとは思っていたが、2-6はまた格別だった。構成が上手いし面白い。査問会という動きの少ない回に上手にメリハリを作っている。そしてある意味スペシャルな回でもあった。

プロジェクトブルーブックを畳もうという動きからCIA主導で開催されたロバートソン査問会。今回はこの難局をハイネックとクインがどうやってのりきるかという話。

今週の史実予習動画。ロバートソン査問会について。リアルハイネックも顔を出している。

バンクスの人からの番宣。ダッジだ! かっこいいー!

「サプライズ」と言いながら予告でチラ見せしていくスタイル。この日の朝にこれを見てびっくりしたからね! 博士が! 老けてる! リンク先にさらに画像&公式ポッドキャストあり。

メネルさんからも番宣ツイート。

このふたり、S2のうちには再会しないのかな……。

 

www.youtube.comで、これ。

なんだこの……美……博士……1976年……? 

未知との遭遇」の撮影現場にいるハイネック博士の再現場面である。いきなり20年分老けた博士、銀色の前髪が美しい……。パイプを咥える仕草が本人そっくり。冒頭の5つの音も「未知との遭遇」からもらってきたもの。

こんなの予告で出されたら、かぶりつきで見るしかなくない!?

出演者たちにとってもサプライズだったらしくて、ギレンさんもメネルさんも最初に話を聴いたときはジョークだと思ったらしい(詳しくは公式ポッドキャストで!)。

そんなわけでS2も後半に突入するブルーブック、盛り上がりも最高潮だ!

以下ネタバレ全開記事。

 

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