なぜ面白いのか

見たもの触れたものを保存しておく場所。映画、ドラマ、ゲーム、書籍の感想や考察。

大樹林とユークリス領へ「百英雄伝」プレイ日記3

お前もバトル天使か

前回ついに本拠地を得て、いよいよレジスタンス軍を形成し始めたノアくんたち。

ここから本格的に仲間を増やして軍を拡大していくことになるのかなと思っていたら、なんだか思わぬ方に話が進んだ。

こんなことしてて大丈夫? と思わないこともなかったが、現在の同盟領がどれくらい政治的・軍事的に危機的状況にあるのかもよくわからないし、まあいいか。

本拠地に少しずつ施設が増えるのを見るのは、20年前も今もかわらず本当に楽しい。

というわけで以下、ネタバレ感想!

初回記事はこちらから!

ssayu.hatenablog.com

 

 

同盟軍のリーダーがこの名乗りでいいのか



ふたつ目のレンズの試練

帝国領となってしまった旧同盟領を堂々と闊歩し、仲間を集めてまわったノアくんたち。次はどうなるのかと思ったら、視点が変わって知らない人の場面に。このメリサという子も主人公だっけ(買うと決めたゲームはなるべく公式情報も遮断するのでよく知らない)。

なんか聞いたことのある話だな。ノアくんの妹さんのことだろうな。

でもノアくんのご実家の村からこの場所ってどれくらいの距離があるのか。どれだけ冒険の旅に出ているのか。

このニルというのは何者だろう。カラーリングからすると古代の遺跡関係者のようにも見えるが。

メリサ視点はすぐに終わって、ノアくん視点に戻ってくる。

ツリーフォークの坊やを家に帰すというミッションが始まった。軍拡しなくて大丈夫? という気もしたのだが、他種族に恩を売っておくのも外交上重要である。やってやろうじゃないの。

この人は何者だろう? このあと宿に来てもいなくなっていたんだよな。

 

で、大樹林へと出かけたわけなのだが、敵は強いし薬は尽きるし、かなり大変だった。サポートメンバーにカサンドラを連れていたので、セーブポイントで何度もヒーラー役を入れ替えて回復してもらった。戦闘、シビアだな! リャン先輩が紙装甲なのがつらい。

ツリーフォークの坊やは無事故郷へ送り届けたが、そこでレンズの遺跡が帝国の連中に侵入されている話と、そこにノアくんの妹もいることが判明する。そりゃまあ行くことになるよね。

この遺跡も長いわギミックがめんどいわ敵の攻撃が痛いわで、めちゃくちゃ大変だった。もう少しレベリングをしてから行くべきだったのかもしれない。

 

どうにかダンジョンを突破した先でバトル天使を倒し、バテバテの状態でさらにもう一戦あったのはきつかったなあ。

なんだろう、このキャラ……。根拠なく幸運をあてにするのはわたしの行動規範からすると理解できない。自身の幸運をあてにするキャラはこれまでにも見たことがあるが、狛枝凪斗並の決断ができるなら賞賛する。

実際、ここではノアくんたちが救援に現れて戦闘になった。「このままながめているのもいいか」とちょっと思っていたが、そんな選択肢はなかった。

ヒュースバインにこんなふうに言われているということは、このカンガルー男は元帝国側の人だったのだろうか。

「黎明の協会」ときたか。字面だけ見るとすごく「暁の血盟」と似た名前だが、どういう組織なんだろう。ほえたける声の組合みたいなやつかなあ。

テレポートで去ってしまったところを見ると、ビッキーみたいな能力者の集団なのかも。そういえば、このあとビッキーもどきにも会ったんだよね。

もう、出会い方が完全にビッキーなんよ。この場では仲間にならなかったけど。

しかしノアくんが普通に「テレポート」という単語を使っているということは、この世界でテレポート現象はまあまああり得ることとして認知されてるのかな。それともフィクションの中で一般化された単語なのだろうか。

 

散々苦労したがひとまずツリーフォーク長老のレンズは戻ってきたので、とりあえず一件落着か。ツリーフォークの坊やは仲間になり、ヒュースバインは本拠地の牢獄行きである。

良いセリフ。まちづくりだのまちおこしだのでもよく言われるやつだ。

こうしてキャルラトーラくんは正式に我々の仲間になった。

ヒュースバインは本拠地にいたが、塩……? 鉄格子を腐食させて脱獄するとか?(適当)

 

ダンジョン攻略にはめちゃくちゃ時間がかかったが、話は大して進んでいない。とはいえ、この一連のイベントが終わると各地に仲間キャラが増えていた。

なんかまた急に別ゲーになったり……

MPと書いてマッスルポイントと読む

どう見ても杖でぶん殴って岩を破壊している自称魔術師()がいたり。この人はまだ我々にマッスルポイントが足りていないと言って仲間になってくれなかった。なんだろう、やっぱり力を上げていかないといけないのかな……。

こんな感じでちょいちょい加入条件を出してくるので、その場では仲間にならないやつが多い。幻想水滸伝のときもどこに誰がいてどんな条件を出しているか、ノートをとりながらプレイしたなあ。

 

 

ユークリスへ

さてツリーフォークの件が片付いたところへ、今度はサビーネがペリエールからの伝言を持って現れた。生きてたんならもっと早く連絡しろよと言いたいが、まあ事情はわからんでもない。

ここからはユークリスへ向かい、協力関係を結ぼうという話になるらしい。

ユークリス領、ここまでのマップに比べるとだいぶ広い! ペリエールが「グリュム伯領とは国力が違う」的なことを言っていたが、それがよくわかる感じ。海に面しているから、漁業や物流で栄えた土地だと思われる。

 

この世界の動物の言動、どうなっているのかわからない

いろいろあって到着した、ユンカースの首都ハイシャーン。新しい装備に鍛冶屋だ! と買い物をしまくったら、遺跡で苦労してためたお金が一瞬で吹き飛んで泣いた。そういえば幻想水滸伝でも鍛冶資金を貯めるために苦労したなあ、ガスパー銀行が……。

ペリエールと合流して、やってきた御前会議。

前の小評議会っぽい会議でもユンマとやらは優柔不断を絵に描いたようなやつだったし、たぶんぐだぐだになるんだろうなと思っていたら。

完璧に理解した

あーなるほどね、いわゆるひとつの奸臣ってやつがいるのね。よし殺そう! と思ったが、このゲームは「バルダーズゲート」ではないのでそんな選択肢はない。

どうやらそのハーランというやつにスキャンダルがあるみたい。帝国の連中とつながってて利益提供でもあるのかもしれない。それを暴けばユンマの見方も変わるかも。

というわけでスキャンダルの証拠探しに出かけることになった。

ただここまでとにかく戦闘で苦労しているので、少しレベリングと資金稼ぎと仲間集めを先にした方がいいかもしれない。現時点で仲間にできそうなキャラを一通り集められたら、鍛冶資金と装備資金もいい感じに貯まっているのではないか。

ファストトラベルがないのがひたすら不便だが、まあそれも世界観構成のひとつだと割り切って頑張ろう。

そしてこのマールリッジという人が、ひょっとして今作の軍師ポジの人かな。良い声の方なので、たくさんしゃべってくれたら嬉しい。ハーランは学問所への予算を減らそうとしていると言っていた。教育研究費を削るだなんて、国を衰退させる気満々やないか。早く首をとらせてくれないかな。そういうゲームではないような気もするな……。

このへんを見ても、ユンマ様とやらは為政者としてもだいぶダメっぽい。

そもそも政治とは、誰かの利益のために誰かに不利益を強いるもんだろ。誰かが極端な不利益をこうむらないために、みんなでちょっとずつ不利益を分担する環境を整えるのが良い政治ってもんだろ。人に嫌われることを恐れるなら為政者なんかやめちまえ。

……というのは近代的な民主主義なるものを一応は学んだ立場だから言えることだということもわかっている。まだそんな思想の存在しない世界だし、世襲制だと才能がない人が政治をしないといけないこともあるし、現代人が好き放題言うのもアンフェアかもな。こういう場合に大臣的な人が権力を持つのもよくある話だよな。

ペリエールやノアくんたちの影響で、ユンマがどんなふうに変わっていくか、少しは期待しておこうかな!

 

 

ssayu.hatenablog.com

ssayu.hatenablog.com