急に夏めいてきた今日このごろ、わたしはエオルゼアでバカンスを楽しんできた。
青い海! 白い砂浜! 燦々と明るい太陽! はしゃいで服のまま海に飛び込み、後で洗濯に泣くククルカ!(水着はまだない)
無料期間がそろそろ終わるということでオールインワンパックを買ってきたのだが、もしかすると新生エオルゼアのシナリオが終わるまでは月額料金だけで遊べるのかもしれない。よくわからないが、シナリオ評価の高い漆黒までは自分で体験しておきたいので買うのが早いか遅いかの違いだ! 俺はやるぞ!!
そんなわけで、以下幻術士~白魔道士クエストネタバレをまじえつつここ数日のプレイ記録。
フリーカンパニーに体験入隊させてもらった
エオルゼアで冒険者になってからもうすぐ1月がたつが、この間エオルゼア内でのチャット相手といえば、もとからのお友達と妹だけ。エオルゼア内で知り合った数少ない冒険者(NPC)は首だけになってしまったり、無言の帰宅を果たしたりしているとても悲しい状況だ。
まわりの人たちがみんな基本的に集団行動よりソロ派で、さらにはわたしもどちらかというとソロで淡々と遊ぶのが好きな人なのだが、せっかくMMOにいるのだからここでしか知り合えないお友達も作ってみたくなった。
で、いろいろ探してみて「緩やかなRP奨励」というフリーカンパニーを見つけ、ここならククルカくんがククルカくんとして生きられるのではないかと思い、門戸を叩いたわけだ。
お声をかける際は大変緊張したのだが、丁寧に対応していただいたリーダーさんが古ルガディン語でお名前をつけていて、めちゃくちゃ嬉しくなってしまった。わたしもキャラメイク前に種族ごとの命名規則を熟読したタイプだからな!
しかしララフェルの命名規則(基本的に子音+母音をセットで使う日本語型)から察するに、ララフェルには古ルガディン語(母音めっちゃ少ない+ウェスタロスのようにyを母音として多用する)は相当発音が難しい。逆にルガディンにはララフェルの名前は発音しづらいのではないだろうか。英語話者だとリムサ・ロミンサ Limsa Lominsa でも一苦労だぞ。リーダーさんのことは名前を縮めて呼んでOKとのことだったが、ククルカくんも適当に縮めてもらっていいので……(でも Ququ- の時点で難易度高い)。
人工言語といえばドスラク語やヴァリリア語には心躍らされたものである。ヴァリリア語の "Burn them all" なら世界中の人が暗唱していることと思うが、ドスラク語は kh の発音ができないわたしには難易度が高い。あとウェスタロス共通語のフィンガーズ訛りも真似してみたいのだが、披露する場所がない。
ものすごい話がそれたが、ともかくまずは見学ということでFCに入門させてもらった。しかもその日のうちに、メンバーの方とサスタシャツアーに出かけた。
コンテンツファインダーでサスタシャに行ったときは最短コースを駆け抜けたのだが、このときは各部屋をゆっくり調べてまわることができ、このダンジョンがどういう場所でどういう話が展開されていたのかということをやっと理解できた。
みなさんダンジョンのシナリオに沿っていきいきとRPを楽しまれていて、逃げる船長に「待てー!」と声をあげて追いかけるのがわたしも楽しかった。
最後のボスのところで「井戸を調べて!」と言われ、泡の出ている井戸を調べると護衛が帰っていった。予習したサイトに書いてあったのはこれか!(野良で行ったときは何が何やらで調べるどころではなかった)
よーし井戸の監視はまかせろー! とガン見していたら、いつの間にかタンクをされていたリーダーさんのHPが2桁に。ウワアアアア待って!! 死なないで!!! あわててケアルをするも、ターゲットが合っておらず自分を回復する始末。もうだめかと思ったが、リーダーさんが死ぬ前にボスが倒れた。ああああよかった……近年稀に見るレベルの大量の冷や汗をかいてしまった。
戦闘中によそ見をするなかれ。この先ボス戦でもっと難しいギミックとかあると思うんだけど、大丈夫なのか不安になってきた。こんなに大喜びで泡だけ見ているようなことはもうないはず……。
でもこんなふうにストーリーを追いながらダンジョンを「探検」する(「攻略」ではなくて)のはわたしの知らない遊び方だった。そして本当に面白かった。またほかのダンジョンも探検してみたいな。
翌日、ちょうど行われる予定だったFCの会合にもお邪魔した。メンバーみなさんにご挨拶できたのでとても良い加入タイミングだった気がする。
なんとこちらのアジト、地下に円卓がある。円卓といえばナイツオブラウンドではないか。キャメロット城を心の故郷とする者としては円卓につくのは夢であった(映画「キングアーサー(2017)」はいいぞ)。円卓会議とはなんと心ときめくものだろうか。
どうやらFCでは近々茶店を開くらしい。そういうことをしているプレイヤーさんがいるという話は聞いたことがあったが、自分がお店側になる可能性が出てきた。まさかの展開だ。これは先にどこかのお店にお邪魔して、雰囲気を掴んでおくべきか。
しかしお店を訪問する服がない状態だ。完全武装で飯屋に入るのはまずい気がする。ものすごいモブNPCっぽい服ならあるが、そんな格好で入店してつまみだされないだろうか。まだこの世界の所作に関してわからないことが多すぎる。
こんな感じで初心者っぷりを遺憾なく発揮している状態ですが、これからよろしくお願いします!
ねんがんの白魔道士になった
さてここからクエストの話。
なんで今作では最初から白魔道士になれんのやと思っていたのだが、どうやら今作では過去の英雄のクリスタルを装備することでジョブチェンジができるシステムらしい。英雄のクリスタルを手に入れるまでの修行段階が各クラスにあたるということか。
幻術士のシナリオはえすみやん(ひらがなで書くと日本人のあだ名のようだ)とシルフィーが中心に進んできたが、どうやらこれで一段落?
いろいろあった彼女だが、いろいろあって吹っ切れたもよう。
「大地ってこんなに、あったかかったんだ!」とその場に寝転ぶ彼女だが、現在深夜な上に大嵐だ。やめといた方がいいよ、その服誰が洗濯すると思ってますの(自分か? ならよし)。
このクエストを通じてグリダニアの(あるいはエオルゼア全土の?)精霊信仰や自然観について学ぶこととなった。自然に対して秩序で立ち向かわず、その声を聞いてともに生きるというありかたである。
果たしてククルカくんに商売の神以外を信仰する気があるのかは疑問だが、道中安全祈願とかは普通にやっていただろうし、信仰心と精霊の声を聞く力は別物かもしれない。それにあれだ、信仰心ならマテリアで補強すればいいんだしね、ガハハ!(ひどい)
シルフィーの話が一段落したと思ったら、何やらぽっと出の二人組が登場して白魔道士クエストが進んだ。苗字が「センナ」だったところを見ると、カヌエ様の親族の方だろうか。
まだいまいち話が見えていないのだが、どうやら白魔法は禁忌の力らしい。基本的には人を癒す力だと思っていたのだが、禁忌なのか。いや現実的に考えるとレイズの時点で割と禁忌だと思うが。
これからどうして白魔法が禁忌になったのかとか、過去の英雄の話とかが語られることになるのかな。白魔道士の衣装が大好きなので、あれが着られる(たぶん14にもあるよね?)のが楽しみである。