エイダン・ギレン目当てでドラマ「刑事トム・ソーン」を見た。
ギレンさんはゲイの病理学者(検死もするよ!)フィル・ヘンドリクス役。
この役が、作画はいいし、作中での活躍っぷりも素晴らしいし、主人公トムへの秘めた片思いもほのめかされていたりと大変おいしかった。
どうやら原作があるらしいと知り、1巻だけ出ている邦訳版を読んでみた。
ドラマ版 sleepyhead とは展開も犯人も違って、二度おいしい話だった。
原作1巻のフィルくんは、眼鏡+ピアス8つ+タトゥー+ポニーテール+変な帽子を集めるのが趣味という、ドラマ版よりさらにパンチの効いた外見。トムより10歳年下。ギレンさんにその格好してほしかった。
2巻以降は邦訳はないのだが、どうやら12巻でフィルくんがトラウマを負うような事件が起こるらしい。
で、いてもたってもいられなくなってKindle版をポチったという次第である(外国語の本をKindleで買うのは初めてだったけど、その場で辞書を呼び出せるから読むのが楽だということがわかった)。
そうしたらもうこれがどストライクのお話で、フィルくんのシーンをもう何度読み返したことか。よくわからない言い回しも多々あったが、フィルくんのシーン以外は大体の流れさえ掴めればOKという緩い態度で読み進めた。
そんなわけでいろいろと誤解や誤読もありそうなのだが、たいへん萌えたのでそのへんを語りたい。全部ネタバレしているのでこれから読む方は注意。読む予定はないけどドラマ版フィルくんが好きで、あのあとどうなるの? と思っている方はうぇるかむ。
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