影に呪われた地の探索四日目になる今日は、サブクエストをいろいろ進めた。
ある場所ではダイスロールにチャレンジして戦闘を回避してみたり、そうかと思えば急に面倒になって殲滅を始めてみたりと相変わらず計画性のないプレイである。
しかし登場人物の方も結構予想外の行動をとるからこっちは驚きの連続だ。わたしが多少の気まぐれプレイをしたとしてもささやかな誤差な気がする。
いやこのプレイ日記を読んだ友から、「わたしの方では死んでたピクシーが生きてる!」だの「わたしが殺したローランが生きてる!」だの驚きの声をいただいたので、やはりごく普通にプレイしているつもりでもいろいろな分岐が起こっているみたい。差分の話を聞くのがめっちゃ楽しいのでもっといろいろ教えてください。
というわけで以下、ネタバレ感想。
初回記事はこちらから。
合体! サニエル
前回ハルシンががんばってサニエルのボディを発見したところまで進めたので、今回はオリヴァーを探してボディと合体させるところから。
以前かくれんぼをした場所に行ってみると、まさかの戦闘開始。マジで!? オリヴァーにはサニエルの半身である自覚はなく、ここを気に入っているし家族(シャドウ)もできたから離れたくないらしい。悪いこと言わないからこんな事故物件はやめとこうぜ。
何このでかい上にかわいくないぬいぐるみ!?
まためんどくさいのを呼びやがってと思ったけど、シャドウハートが護りの霊をつけて横を歩いたら蒸発した。とんだ見掛け倒しである。
この戦闘はオリヴァーが召喚したシャドウを倒すことでオリヴァーの作ったバリアが消えて、会話が可能になるのが勝利条件だったってことかな。オリヴァー自身には攻撃することなく戦闘が終わった。
わたしよりも世界観を理解しているハルシンの方が説得には適任だろうと思って丸投げしたところ、うまく話してくれた。その上ハルシンの好感度まで上がった。
そういうわけで、野営地にサニエルが来てくれた! もともとこんな子だったのか。
FF14でいうところの角尊みたいな……? それよりももっと自然という概念に近い存在なのかな。
これでこの地の影の呪いが消えるのかと思いきや、「影を引き留める錨」がまだ残っているのだという。要するにケセリック・ソームを倒せば光が戻るってことかな。マップが明るくなったら細かいところまで探索しようと思っていたのだけど、まだ先になりそう。
詐欺師が爆発
マップの影がすぐには晴れないことがわかったので、細かい探索よりもクエストマーカーを優先することにして、まずは悪を罰するクエストの場所に行ってみることに。
その途中、料金所なる場所を通ったのだが、妙なのに呼びとめられた。
基本的にイベント会話はリュヒテュちゃんでやりたいのだが、自分から話しかけなくても一定以上近づくと始まってしまうイベントが結構ある。でもコンパニオンキャラクターでならではの選択肢があって、それはそれで面白い。料金所詐欺なんてたしかにありきたりだ。
ここはもともと関所か何かで、このゲリンゴテ・ソームという人はそこの責任者だったりしたのかな。それが影に呪われて異形化してしまった的な? というかこの人もソーム姓ってことはケセリックのご親戚だろうか。この土地のえらい一族だったみたいだし、関所の責任者がいてもおかしくない。
しかしゲリンゴテは詐欺師呼ばわりを否定する。この人としては真面目に仕事をしているつもりだったのか……?
いや、でもお前詐欺師じゃん。
そう主張したら、「金は返す!」とか言いながら爆発してしまった。
そんな自我崩壊するほど金を返したくなかったのか? それともやはり本当に真面目に仕事をしていたつもりだったのか? 本人が爆発してしまったせいでもうわからないけれど、爆発とともに小銭が周囲に飛び散ったので、一枚ずつ拾って歩いた。
ついでに押収品らしきものも回収した。扉が木の根に覆われていて開けられなかったのだが、屋根に登ったら穴があきそうだったので、屋根に穴をあけて飛び降りた。わたしこのゲームの文法というものを理解しつつあるな。
酒の飲みすぎで爆発
料金所を越えた先の酒場が、罪人の働いていた場所であり、手記を探す場所である。
この酒場もアンデッドのたまり場になっており、長居したくない空気である。ただ大量の酒が保存されていたので、回収できるだけ回収していった。しばらく野営地の酒には困らないだろう。
こちらでも見るからにヤバそうなソーム姓の人が話しかけてきた。「ソームの息子」と名乗ったが、ソームが多すぎてどのソームの息子なのかわからない。
戦闘になるのかと思ったが、シャドウハートがヒントらしきものを出してくれた。こいつも爆発させれば戦闘回避できるってことか!
ジョッキからすごい色の煙が出ているので絶対飲まない方がいい。店内でだいぶお酒を回収したけどあれは飲んで大丈夫なやつなんだろうか。ティソバルドは話を聞きながら手酌でぐいぐいいく。めっちゃ破裂しそう。
ん??? 秘密って何? ここで「ケセリック・ソームの遺物を探す」というジャーナルが現れたということは、こいつはケセリックの息子ってことでいいのか。
なになに?? 彼女って誰? クエストで罰する予定の罪人のこと? それとも酒場の奥の貯蔵庫の樽で死んでた人のこと? それとも女神シャーのことだろうか。
結局ティソバルドは混乱の中、酒をがぶ飲みして爆発した。察したアスタリオンがさっと物陰に隠れたのには笑っちゃった。腰まで体液に浸からなくてよかったね。
でかい邪魔者がいなくなったのでゆっくり酒場を探索して、店員の手記を発見した。う~~~んこれは完璧な密告メモ!
酒場で酔っ払って口にしてしまった暴言とかを書き留めて密告したりゆすったりしてたってことかな。でも最後のふたりについては、かばうようなことも書いてある。報告してから後悔したんだろうか。
報告の宛先が闇の司法官ということは、ケセリックがアブソリュートではなくシャーに帰依していた頃のことだな。
このへん一帯で拾ったいろいろな記録にケセリックやマラス(前回倒した医者)、ゲリンゴテ(料金所の人)の名前が出てくるから、全部つなぎあわせるとここでかつて何があったのか見えてきそう。
悪を罰する
で、悪の証拠を見つけたので「かつての彼」のところに戻ってきた。魂を罰するってどうやるんだろうと思っていたら。
どうもマデリンの魂を「かつての彼」の中に入れて、その状態で罰を受けさせるという話らしい。しかも審判役は我々らしい。それって実質的に自分が罰を受けることになるような……それでいいのか? 自分で罰を与えなくていいの?
こちらの困惑をよそに、「かつての彼」は儀式を始めてしまった。一瞬で言動が女性になる彼(ここすごかったな。モーションが完全に一般女性っぽくなるの)。
マデリンはこちらが尋ねるまでもなくペラペラと自分の罪を告白した。彼女が密告したふたりはお互いの腹を刺せと言われて、そのとおりに死んだらしい。
そういうことなら、と、お前も自分の腹を刺せと言ってみる。いやそのボディは「彼」のものなんだけどええんか? と思いつつも。マデリンは特に抵抗もみせず、素直に自分の(というか「彼」の)腹を刺す。
まったく抵抗なく刺すとも思ってなかったし、人外っぽい「彼」が普通にナイフを刺されて出血しているのにも驚いたし、裁いているこっちがパニックよ。もういい! わかった! と止めてしまった。アスタリオンとシャドウハートの好感度が下がった。お前らそんなに苦しめたいんかい!!
大満足してもらえたみたいだし、これでよかったのか……?
罪人を裁くクエストを引き受けたら依頼人が腹を切ったでござる。
この世界のこと、またわからなくなってきたな……。
この依頼人は「かつての彼」という名前ってことは、マデリンの密告で死んだマークとベンのどちらかなのかと思ったのだが、どうにも言動の人外っぽさが振り切っているので、元一般人とも思えず。いったい何だったんだろう。
結局彼は大満足したまま消えてしまったが、どこかで再会する日がくるのだろうか。
そして誰もいなくなるムーンライズタワー牢獄
影に呪われた地に残ったサブクエストが、とうとうムーンライズタワーに囚われた人たちを助けるものと、ラファエルからの依頼だけになった。ここは先に脱獄クエストだよな! と決めて、いよいよムーンライズタワーに突撃することになった。
ここまで長かった。もはや何のためにムーンライズタワーに来たのだったが思い出せないが、とにかくここに捕まっている人たちがたくさんいることは覚えている。
いきなり戦闘になるのかと覚悟していたけれど、こちらが「トゥルーソウル」だとわかると教団のみんなが敬意を持って接してくれる。ケセリックへの謁見もするべきだと言われたが、いきなりそんなボスのところに顔を出すわけがない。まずは脱獄だよ脱獄。
この血液マニアは何だったんだろうな。この人、アスタリオンに対して「あなた(リュヒテュちゃん)のものなの?」とか「名前はあるの?」とか徹底して人権を認めてなくて、大変興味深かった。世間一般からのヴァンパイアスポーンの扱いってそういう感じなんだろうか。それとも彼女がヴァンパイアの生態をよく知っているからこその言動だったんだろうか。
なお彼女への吸血はアスタリオンが断固拒否の態度だったので、こちらも断った。でも強化アイテムはちょっと気になるな。
さて牢獄がどこなのかわからずうろうろしていると、猫の穴を発見した。リュヒテュちゃんで猫に変身して様子を見に行ってみると、あっさり牢獄まで辿り着けてしまった。名前を知っている人たちがたくさんいるじゃないの! だが猫のままでは会話ができないし、当然看守が見張っているし、戦闘になりそうだったからひとりでの無謀な脱獄は慎むことにした。
猫の状態で行けるところはだいたいマップを埋めて敵の配置を確認し、パーティメンバーと合流して再度牢獄へ。看守の配置は完璧に理解していたので、問答無用で各個撃破してやったぜ。ひとり、またひとりと倒れていく看守たち。人目のないところで最初に目玉を壊すべし、ということもグリムフォージで教わっておいてよかった。
これでようやくウールブレンと会話ができる。
さっき看守長と見張りを倒して押収品も全部回収してきたから、たぶんそのときにこの人のハンマーも入手してたんだな。
ウールブレンには「自分たちが逃げる間、看守たちを引きつけておいてくれ」と言われたが、そんな必要もなくすでに全滅している。何の騒ぎも起こらず、しめやかに脱獄は完了した。そして誰もいなくなった……。
船着き場の横から地下に降りたらとんでもない血の海で、その先にミゾーラに頼まれた解放すべきデヴィルのクエストマーカーがあったのだが、先に進めなかったのであきらめて引き返した。あそこを進むには何か別のフラグが必要なんだろうか?
帰ってきたティーフリング
最後の光亭に戻ると、あちこちでティーフリングたちが喜んでいた。再会できてよかったね!
リアとカルが帰ってきて、なんとローランが改心していた。
まさかこんな日がくるとはなあ。
彼女たちも再会できたみたい。
でもモルがまだ帰ってきてないんだよな。あとゼブローもクエストリストに残っている。大公爵もいなかった。大公爵は重要人物っぽいし、ケセリックに近いところにいるのかなあ。
ちなみにバーカスに頼まれて救出したウールブレンはめちゃくちゃ感じの悪いやつだった。バーカスをだいぶ見下しているし、感謝する様子もないし、お礼はバーカスが何とかするとか言っている。
バーカス、人間関係を考えなおした方がいいと思うぞ。
どうもノームは100年前にサレヴォクという人に加担したために追放されて、以来地位が低いみたい。それをなんとかしようとしてテロを計画してるってことなのかな。
バーカスはウールブレンが開放されたら話をすると言っていたけど、この感じだとバーカスの説得を聞くようには見えない。解放しちゃって大丈夫なんだろうか。
ゲイルの抱えた不安
さて、その晩(正確には脱獄前に牢獄の中で大休憩したのだが)。
ゲイルに呼ばれたリュヒテュちゃんはきれいなオーロラを見ることになる。ここ牢獄だけどどうやって外に出たんだ?? オーロラも星空もゲイルが魔法で作りだしたもののようだから、もしかしたらプラネタリウム的なものだったのかもしれない。
彼は初めて、自分の抱えている不安を吐露してくれた。
ミストラの赦しは確実じゃないとしても、定命の者はどうせ誰もがいつかは死ぬのだから、その死を意味あるものにしたいというのが彼の考えらしい。とはいえ、それを平然と受け止められるわけではない、と。
一緒にその方法を考えようじゃないか! これが和ゲーだったら絶対別の方法が用意されてると思うんだけど、これ洋ゲーだからどうだかわかんないがな!
でもゲイルにとってはリュヒテュちゃんが一緒に星を眺めてくれたことが慰めになったみたい。
いいやつなんだよな、やっぱり……。
爆発させたくないよ。アブソリュートは倒しつつ、ゲイルが助かる方法があるといいな。
というわけであとはムーンライズタワーに再度乗り込んで暴れるか、ラファエルの依頼に応えるかというところ。ムーンライズタワーに乗り込んでメインクエストが進むと戻ってこられなくなるかもしれないから、先にラファエルの依頼かなー。