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わたしの知ってる「ファイナルファンタジー」世界だ!「ファイナルファンタジー16」プレイ日記1

ワー!!

祝FF16発売!!!

わたしは七転八倒しながら遊んでいる。

たぶん一連のチュートリアル的な部分が一通り終わって、自由に探索しながら進められるところまで来た。

最序盤はずいぶんマップが一本道だなーと思っていたけど、だんだんマップが広くなって探索が面白くなってきた。隅の方まで行くとだいたい何か置いてあって嬉しい。

世界は広く、ここを旅している感じがすごくある。

そしてこの世界を構成するひとつひとつの細胞が、「ファイナルファンタジー」だと感じる。それがすごく嬉しい。召喚獣がいてチョコボがいてモーグリがいてシドがいて飛空艇があって、プレリュードが流れていたらもうそれはわたしにとって「ファイナルファンタジー」なのだ。ときどき空からリューサンも降ってくるし。

召喚獣のデザインとキャラクターが、14世界で慣れ親しんだものに近いのもわたしには嬉しい。初めましてなのに「この人知ってる」感がある。わたしの好きな「ファイナルファンタジー」だ! と思いながら遊べるのは幸せなことだ。

この話がどこに向かうのかはまだ全然わからないけど、ストーリーの先も気になるし、マップを隅々まで見たい気持ちもあるし、感想も書き残しておきたいし、明日から夏休みにならないかなあと思うばかりである。

そんな感じで、以下マーサの宿までのネタバレ感想。

 

 

 

 

 

 

 

 

戦闘中のスクショヘタクソ選手権

 

 

クライヴくんとわたしの勘違い

そうか! クライヴくん自分=イフリートだって気づいてなかったんだ!

なんかわたしは体験版をやりながら普通にクライヴくんがイフリートに顕現したのだと思っていたので、クライヴくんが「あのフードの人=イフリート=ジョシュアの仇」だと言っているのを見て「あれ?? わたし何か勘違いしてた??」と慌てたのだが、やっぱりクライヴくんの勘違いやないか!

「絶対に殺してやる」は自分たちと国を裏切った人(つまりは母親ということになるのだけど)に対して言ったのかと思っていたが、そうかイフリート=自分という自覚がなかったからイフリートに対して言ってたのか。

13年間仇をとるためだけに生きてきたと聞かされただけに、なんかもうあまりにも気の毒でな……。トルガルはわかってたんだろうか。

この13年間イフリートの力は表に出てこなかったのか。

あのフードの人が近くにいないと顕現できないのかな。そしてあのフードの人は何者なんだ。ドミナントを目覚めさせる能力持ちとかだったりするんだろうか。結局火のドミナントが複数人いる! 問題は解決してないし。

なんかこう……ジョシュアくんに似てない? ご親戚の方???

 

ところで字幕に発言者の名前を入れる機能が地味にありがたい。名前を覚えるのが苦手な自分としては、スクショに名前が書いてあると大変助かるのである。「あの人誰だっけ?」とぐぐってネタバレをふむのが怖いので、いつも名前があやふやなままプレイ日記を書いている自分である。

 

 

シドさん!? シドさんだ!!!

「シド」という存在は「ファイナルファンタジー」を構成する重要要素だと思っているが、今作では序盤から会えて嬉しい。しかもラムウドミナントだし本名はシドルファスときた。何から何までびっくりだ。

「シドルファス」と聞くたびに「我が名はシドルファス・オルランドゥ。お相手いたす」と14世界のオーボンヌのボイスが脳内再生されるのだが、そういえばあちらのシドルファスさんは「雷神」の異名持ちだったしそういうつながりだったりするんだろうか。

 

前の記事で、わたしはクライヴくんがベアラーという制度自体には疑問を持っていないことが気になると書いたが、そういう世界の現状に疑問を持って何かを変えようとする「先人」の役割が今作のシドさんということか。このシドさんとの出会いでクライヴくんの価値観や考え方が変わっていくのかも。いいメンターだよな。

いつかラムウもクライヴくんに吸われる日がくるんだろうか。

どうか最後まで死なないでほしいと思うばかりである。

 

最初はベアラーというのは単なる身分を表す言葉なのかと思っていたが、どうやらこの世界ではクリスタルを介さず魔法が使える人のことをベアラーと呼び、人間扱いされていないらしい。

ベアラーは特殊能力持ちということなのだから、一般人よりも強かったり一般人にできないことができたりするわけで、そういう人が権力を持ったり崇められたり宗教家になったり、逆に恐れられて村八分にされたりするならわかるのだが、この世界では一般人の道具扱いだ。なんでだろ?

一般人の方が数が多いから? クリスタルの枷とか、あの「印」で相手の行動を縛ることができるから?

ヴァリスゼア外の価値観でこの世界を見るとそのへんが気になるのだが、なぜそうなったのか、この先説明があったりするだろうか。

 

一方のドミナントは国によってだいぶ扱いが違うみたいだ。ドミナント国家元首を務める国もあれば、兵器扱いの国もある。

あれだけの力を持つ召喚獣は、当然国家間のパワーバランスに直結するわけで、どう考えてもドミナントは厚遇してモチベーション高く戦ってもらう方がいいと思うのだが。

シドさんは何が気に入らなくて離反したのだろう。これはたぶんそのうち語ってくれるだろうから、楽しみにしておこう。

 

 

ガルーダの擬人化か!

家畜に神はいない!

いやもうね、ベネディクタのキャラクターデザイン天才じゃない??

彼女がガルーダのドミナントだったとわかったときの納得感よ。なんて完璧なガルーダの擬人化だよ。わたしにとっていちばん馴染み深い14世界のガルーダの言動から連想される人間像にもしっくりくるよ! あとちょっと14世界のバルバリシアも連想した。

めっちゃイイ
半顕現とかいう概念、最高

彼女が何を理想とし何をなそうとしていたのか、結局わからないままだったのがちょっと悲しい。いずれわかったりするのかな。バルナバスとやらの目的とある程度一致するのだろうから、そのへんが見えてくれば彼女のことももっとわかるかな。

 

ガルーダを吸われてしまったベネディクタの狼狽ぶりはすごかったな。いやガルーダは彼女の力の源でありアイデンティティであり拠り所であり、拠って立つすべてだったのだろうから、それを失うのはすべてを失うのに等しい。

わたしがガルーダに顕現する力を持っていてそれを奪われたら、まず感じる絶望は「もう飛べない」だと思うのだけど、彼女はそれを言わなかった。

ベネディクタにとってガルーダの翼は、「自由」に空を飛ぶためのものではなく、バルナバスの「戦力」になるためのものだったのかな。それがすべてだったのだとしたら、彼女の反応もこうなるかな、とスクショを見直していて思った。

 

「アビリティ」メニューが解放されたとき、フェニックスのアビリティとしていろいろ並んでいるのを見て、もしかしてこれは今後クライヴくんがほかの召喚獣の祝福も受けることになるのかと思ったが、まさかクライヴくんがガルーダを吸ってしまうとは。

エナジードレイン系主人公だったのか

彼の能力は何なんだろう? 各地のワープポイントやシドの拠点の戦闘練習石を使えることとかとも関係があるんだろうか。

ここまでの説明や用語集で、召喚獣が顕現するのは血筋と関係あるっぽいことはわかったのだけど、クライヴくんの能力は血筋と関係あるの? 「因果の子」ってどういう意味だろう?

あのフードの人はクライヴくんを探していたようだけど、彼の特殊能力が求められていたのかな。その割にはなぜ13年間も放置してたんだ? うーん、謎。

 

唯一上手に撮れた戦闘間スクショ

召喚獣バトルは楽しいな~!

このへんからだいぶQTEにも慣れてきて、画面を見ながら「ここで回避!」と予想しながら動けるようになった。体験版のときはここぞという場面でQTEに失敗して吹き飛ぶポンコツクライヴくんだったが、もうそんなことは言わせないぜ。なおオートアタックのアクセサリをはずした途端に何もない空間に攻撃するようになり急にポンコツ化した。

イフリートの暴力性の表現がすごい。「地獄の火炎」ってシリーズで何度も見た履行技だけど、シリーズ最強になっていると思う。ガルーダの翼が燃やされていく絶望感、すごかった。

 

このゲーム、悲痛な涙が多すぎん?;;

 

 

ガブとジル

ガ=ブじゃなくてガブ

ガブくん本当にいいやつだなー! 彼を助けられてよかったよ。

彼を助けられたからこそ、クライヴは再び立ち上がることができたんだよね。

弟を守ることはできなかった。けれどこの手で守ることができる人はまだいる。

そのことに気づいたからこそ、クライヴは生きようと思えたんじゃないか。自己肯定感って大事ね。

今までは復讐のために生きてきた彼が、今度はもっと前向きに生きられるようになるといいな。安息の日がくるのはいつになるかわからないけど。

 

ジルは、もうひとりの「クライヴが救えた相手」だ。そしてきっとこれからの「クライヴが守るべき相手」になる人だ。

幼馴染だとは知らず、だいぶボコボコにしたような気もするけど忘れてくれ

 

ジルの話で、成長後にドミナントに突然目覚めるケースもあることがわかった。

生後すぐにドミナントになるケースばかりではないわけか。ベアラーは生後すぐに調べられるという話だったけど、成人後にベアラーになる人とかもいたりするんだろうか?

あとはやっぱりこの話の流れだと、人工的にドミナントやベアラーを作ったりできないのかなーと思ったりする。どこかの国がやっててもおかしくない気がするけど、どうかな。

しかし成長後にドミナントに目覚めるケースもあるなら、クライヴくんの母親もクライヴくんにフェニックスが宿らなかったからといってそんなに突き放すのではなく、もう少し長い目で見守ってもよかったのでは。

まあわたしはクライヴくんのママに早く再開して一発ぶんなぐるのを楽しみにしてるので、早く先に進めないといけないな。

少し進めてはトルガルを撫でる仕事に戻ってしまうので、だいぶゆっくりペースになる気はするが、とにかくストーリーの続きを見てこよう。

 

 

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