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伝説の古書を求めて「バルダーズゲート3」プレイ日記23

きれいなローラン

下層地域に到達してからというもの、数歩歩くたびに何かのイベントが発生し、事件に巻き込まれ、大体死体が発見されるかもしくは死体を増やすことになり、あまり探索が進んでいない。まだマップの半分もうまっていない。

本日も引き続き下層地域を歩いてあれこれ見てまわる話。

初回記事はこちらから。

ssayu.hatenablog.com

 

我々の悪評のかわりに新聞の一面を飾るねこちゃん

 

マップ北側探索

本日はまずマップの北側をうろうろ。大した発見はなく、死体が出てきたくらいかな(いや普通なら大事件だが)。オーリンはベハルのリスト外の人も殺しているみたい。

その死体がドリブルズの死体の一部を持っていたので、だいぶパーツが集まってきた。これって今作には珍しい「おつかいクエス(指定されたアイテムを集めて依頼人のところに届ける)」の一種だと思うのだが、こんな不穏なおつかいクエストは人生初かもしれない。今職質を受けたりしたら絶対逮捕されるでしょ。

あとはあやしい墓石店を発見したが、無人だった上にダイスロールに失敗して何も発見できなかったのでこの店は後回しである。

あやしすぎる手紙

我々の悪評を撒こうとしていた人の関係者がここにいる?

後から気づいたが、墓石店の開錠不可の扉にも開錠呪文を試してみればよかったかもしれない。

 

 

魔法小間物屋

続けて南側へ向かい、ゲイルが行きたいと言っていた魔法小間物屋へ。マップを見ると、そこには「ナイトソングを探す」クエストのマーカーもある。なんで今頃ナイトソングを? ナイトソングならうちの宿屋で寝てるけど?

あーっお前は!!! ティーフリングの野営地に逃げてきた冒険者!!

そういえばそんな話だったな! なぜわたしがナイトソングのことをアイテムだと思っていたかって、この人からそういう話を聞かされていたからだったんだよ。

最初はゴブリン野営地の奥の廃神殿にマーカーがついていて、実はその神殿からアンダーダークに行くことができて、アンダーダークからグリムフォージ、影に呪われた地を経てシャーの試練場でやっとご対面できたのだった。長い旅だったなあ。

待って、このアラディンって冒険者はバルダーズ・ゲートでナイトソングのクエストを受注して、なんでエメラルドの森まで来てるわけ? だいぶ見当違いのところを探してるじゃないの。ていうかよくここまで無事に戻ってこられたな。アブソリュート教団も大暴れしてるのに。

とりあえずこの小間物屋の主のロローカンという人がナイトソングを持ってこいという依頼をしたのだということがわかった。絶対ろくでもないやつだぞ。というかロローカンという名前にも聞き覚えがあった。序盤にローランが弟子入りすると言っていたウィザードだ。ローランとロローカンって名前が似てるなと思って覚えたやつだ。

 

ちょっと専門外なんでわかりません

店の中は魔法人形やらエレメントやらゾンビやらで溢れており、賑わっている。そしてあちこちで魔法が発動するためすごい音がする。

ローランが受付やってる!!!

無事バルダーズ・ゲートに着いたんだな! だけどなんかボロボロだしやつれてない? 大丈夫?

そしてナイトソングクエストの発注までやってるのか。あのクエストを受けた人はみんなナイトソングはアイテムだと思っているから、そりゃこうなるよ。

でもたったこれだけの情報でシャーの試練場まで行ける人っていなくない? わたしもラファエルが行けって言わなかったらスルーしてたと思うよ。

 

肝心のネザリルに関する本だが、たしかにこの店にあるらしい。ただし売り物ではなく、地下の宝物庫に保管されていて立ち入りは禁止だとか。これは店主からの許可がないと入れないってことかな~と思い、ロローカンのところに行ってみることにした。

この部屋のライティングが最高なんだ

こいつ……「知ってる」んだ!!

ケセリックのこともマークールのことも知っているみたい。相当できるウォーロックのようだ。

要約すると自分も不老不死になってあわよくば神になりたいってことかな。割と普通の人だった。

ゲイル渾身のドヤ顔

ゲイルってネザリル人の子孫だったの!?

どういうわけかゲイルがウィザード的マウントをとり始めた。カーサスの冠のこととかそんなペラペラしゃべっちゃって大丈夫?

同業者に交際関係まで知られてるのキツいな…

全然効いとらんやないか!

とにかくこれ以上ナイトソングを探しにいく冒険者が増えないように(犠牲者が増えるばかりだし)お前には死んでもらう。せっかくだからナイトソングご本人の手で殺ってもらおう。でもこれ、実際にナイトソングが死んでる状態でここに来ることもあると思うんだけど、その場合はどうなっちゃうんだろう。

宝物庫への立ち入りの件についてまったく聞けなかったが、仕方ない。

 

 

力天使降臨

デイム・エイリンの一人称がデイム・エイリンなの好き

ナイトソングさん! 小間物屋のウィザードがあなたのこと探してましたよ! 一発ぶちかましに行きましょ!

いい笑顔

ロローカンはもう死んでいる(まだ)

エイリンは話を聞くと早々に飛び去ってしまった。イソベルが心配するのはわかるが、まあ大丈夫じゃないかな、アアシマールなのだし。

パーティメンバーからのエイリンへの信頼もまた絶大である。

誤植発見しちゃった

ケセリックの頭粉砕事件がよほど強烈だったのか、みんなの期待することが一致している。そんなに粉々にするところが見たいのか。

ウィザード対決ということでゲイルは一枠決定として、あとはアスタリオンとレイゼルを連れていくことにした。一緒に行きたいアピールに成功したな、きみたち。

 

わたしとリュヒテュちゃんと同じ驚き方をするローラン

おや、ローランおるやん。受付の仕事はいいのか? 武装天使が現れたから見に来たのか?

今作最上級のライティングで撮れたスクショだが、言っているセリフは最低である。

ロローカンは何の害も痛みもない装置でエイリンの不死を共有できると言いだしたが、一目でバルタザールの装置と同じだと見破られる無能っぷりである。そりゃそうだろ、100年も見てたんだぞ。

これにはローランもドン引き。ついにロローカンに叛逆することを決めた。

ロローカンから破門宣告されるが、「お前のようなウィザードしかいないのなら、素晴らしい提案だ」とかっこいいお返事! どうしちゃったんだよ、序盤とまるっきり別人じゃないの! 挫折と家族の大切さを知った彼は強い! レベル10になり、HPも70になっているし。

というわけでロローカン戦にはエイリンとローランが参戦してくれた。エイリンは相変らず足元を見ずにまっすぐ行ってぶっ飛ばす作戦一択で、危なっかしいが強い。ローランも意外と戦力になっていて、毎ターンコンスタントに20ダメージずつくらい与えていた。ロローカンってちゃんと受付だけでなく魔法の指導もしてくれていたのでは……?

エレメントがたくさん召喚されているのを見て、こういうのは本体を倒せば消えるはず! と思ってロローカンを集中攻撃して早々に倒したのだが、そんなことはなかったぜ。むしろリアクション攻撃の特性を見ると、エレメントから倒すべきだったのかもしれない。

 

はい

エレメントに苦戦しつつも、どうにかロローカンを倒した。

仲間たちは粉砕タイムを期待して見守っていたが、今回はプロレス技のようなとどめであった。えっ、死体損壊シーンはないのか! でもプロレス技もかっこよかったし頭蓋骨のかわりに背骨が粉砕されてたからこれはこれでいいか!(満足)

この満たされた笑顔

戦闘中、ローランも結構攻撃されて死にかけていたが、どうにか生存できた。

昼間は店番、夜になるとロローカンに意味不明な質問を浴びせられて「間違える」たびに殴られていたというローラン。

それを「試練」で「代償」だと思い続けていたという彼の言葉は、もしかしたら虐待される側の心理を適切に説明するものかもしれない。特に「そうでないとおかしい」という部分。

「こんな理不尽が何の理由もなく自分の身にふりかかるわけわけがない」と考えて、ただの理不尽を受け入れてしまう心理状態は、すべての人間に起こり得るものではないだろうか。虐待されていた直後にこんなふうにストレートに言語化できる人は少ないだろうけど。

アスタリオンの描写といい、このゲームってあちこちに被虐待経験者の言葉がかなりリアルに拾われている印象がある。

結局ローランはこの「ラマジスの塔」の新しい主におさまることになった。マジか。ほかの店員からすると店番が店長を殺して店を奪ったことにならん? そのへんちゃんと説明されてるのかな?

でも本人は「ウィーヴを極めたければ、自分でやらないといけない」とやっと気づいたようだし、カルとリアを塔に招いて一緒に暮らせるようになったようだし、めでたしめでたし、なのかな?

 

え?

あんなノリノリでプロレス技で殺しておいて? 何だろうこれ?

ロローカンからはぎとった装備の説明もなんだか思わせぶり。故郷で何があった? エイリンの反応と何か関係があるのか?

 

 

人外から連続で口説かれる

その晩眠ると、再び意識はアストラル界へ。なんと皇帝が脱いだ状態でお待ちかねだった。

肌つやがよい

皇帝ともロマンスできるのか…………。

今のところ彼のことは一応信用しているけれど、どうしても埋まらない美的感覚の差があってな……。あと今はウィルとお付き合いしてるし、皇帝もそのことを知ってて口説いてるんだよな。やっぱり今生では皇帝とのロマンスは無しで!

目覚めたときに「ある種の失望」を感じたが、互いに今の距離感でいた方がいいと思うぞ。まだ今後敵対しない可能性もないわけではないし。

 

で、翌朝なんだけど。

お前も口説いてくるんかい!! なんで!? 急にモテ期!?

よりによってウィルと付き合ってるのに、ミゾーラと関係を持ったりしたら最悪やないか!! 却下! 秒で却下だ!!!!

 

 

塔の地下宝物庫

さて塔の主は変わったが、ローランは地下宝物庫への立ち入り許可を一向に出す様子がないし、書籍担当者は地下室には入れられないの一点張り。これはもう無許可で侵入するしかない。

ドアを開けたら普通に魔法人形に見つかってしまったが、「見逃してくれてもいいじゃん」とかいう適当きわまりない説得が嘘のように成功して、全員でゾロゾロ入ることになった。あの魔法人形って説得が通じるものだったのか。

中は迷路のようになっていて、謎解きをしなければ開けられないっぽい「開錠不可」の扉があったが、試しにゲイルが開錠魔法を使ってみたところ、普通に開いてしまった。

おい!! 魔法は効くんかい!!! 思わず大声が出たわ!

というわけで、苦もなくカーサスについての本げっと。

冠とネザーストーン3つを集めると、カーサスが作ろうとした冠が完成して神を支配できるかもしれない、とのこと。そこまでやりたいわけではないんだが……。

生きてはいられないかもしれない!!?! せっかく自爆を回避したのに!?

ちなみにこちらがその本の内容。うーん、これだけではよくわからない。

「冠」は自己を支配するもので、ウィーヴの影響を受けなくなると書かれているが、エルダーブレインはこの冠を使ってあの三人に操られてなかった? 効果が逆になってない?

「オーブ」は今ゲイルの胸にうまっているもの? それとは別物? 魔力を集めるという部分は、序盤のゲイルにせっせとアイテムを貢いだ部分を思い出させる。集めた魔力の余剰分は定期的に取り除く必要があるらしいけど、それは普段ゲイルが魔法を使うときにやってたってことかな?

「杖」だけまだ出てきていないのだけど、今後どこかで出てくるのだろうか。それともすでに持っているアイテムの中に実はカーサスの杖でした! みたいなのがあるのかな。

いろいろ気になるけど、まだわからない部分が多いので保留。

 

なお宝物庫では入口から入って最初に見える通路の反対方向に隠し通路があり、そっち側にも貴重な巻物がたくさんあった。

また「エルミンスターの部屋」の方には「サーイの死霊術」を読み解くための本が。この本を手に取ると呪われて、ゲイルのHPがだいぶ減ってしまった。これって解呪の呪文でなんとかなる?(あとで試す)

宝物庫はひととおりあさったので、不法侵入地帯を出て宿に帰ってゆっくり本を読もうとしたところ、部屋にエルミンスターがいた。話を聞きつけてくるのが速すぎだろ!! カーサスの本を手に入れたのは5分前だぞ!?

ついにミストラご本人と会える!? すごい話になってきた。

また対立して神殺ししないといけなくなる展開だけは避けたい(ミストラが死ぬと全魔法が停止するらしいので)。

それな

で、ストームショア礼拝堂ってどこ? またどこか遠くの地まで探しにいかないといけない? と思っていたら、なんと下層地域に入ってすぐのところにあった。ああ、メジャーな神だし割と人々の生活に直結する神だから、街中に普通に礼拝堂があるんだ。どうしよう、まだちょっと神に謁見する心の準備ができてないんだけど。

ゲイルのこのコメントは正しい。きみたち一応お付き合いしてたんだから、ちゃんと話し合いなさいよ。もめごとは暴力(相手を自爆させる)ではなく対話で解決しなさいよ。

「ただの筋肉でいる」とかいうパワーワード

カーラックの喜び方がかわいい。わかったわかった、一緒に行こうな。

説得力のあるお言葉。目が覚めてよかったね。礼拝堂へはシャドウハートも一緒に連れていくか。

 

ちなみにサーイの死霊術は読解できた。アンデッドを作りだせる魔法を覚えることができたみたい。

アスタリオンはカザドールに対抗するために大きな力を手に入れたがっていた。今となっては、ただ対抗するためだけではなく儀式をなんとかするためにも力が必要だ。それはかなったわけだけど、彼はその力をどう使うつもりだろう。とりあえず次の実戦で試してみる?

 

 

ウールブレンを探す

さてミストラに謁見する覚悟が決まっていなかった我々は、一度竜渡りに戻ることにした。以前断ってしまったノーム問題のクエストが気になって、まだ開けていない扉や箱がないか探しに来たのである。だってウールブレンもバーカス・ルートも、絶対こっちに来てるでしょ? それでテロの準備をしてるんでしょ? どこかにアジトがあるはずで、最初に声をかけてきた燃える拳のいたマップの方に手がかりがあるだろうと思って。

で、歩き回った末に見つけてしまった。この洞窟の入口、前に見つけていたのだけど、リヴィントンの寺院の地下からの出口と同じものだと思い込んでいて(方向音痴な上にマップで確認しなかったから……)(同じものなら改めてダイスチェックで発見するわけがなかった)中に入っていなかったのだ。

「ガンド」という言葉は以前から本の中でチラチラ見ていたが、今ひとつ意味がわからない。ノームの職人集団的な意味なんだろうか。

ウールブレンの目的がゴータシュを潰すことだとわかったのはよかった。テロの攻撃目標が鋼の衛兵生産工場だという点も都合がよい(戴冠式のときに鋼の衛兵をなんとかする方法がわからなかったのは、ウールブレンに会ってなかったからか!)。

でも彼が開発したルーンパウダーの超強力爆弾で工場作業員ごと吹っ飛ばすというのはダメでしょ。

バーカスも反対している。

ここは工場爆破作戦はいったん待ってもらって、まずはそのガンドとやらと話をしてくることにした。話をした結果全員と敵対して皆殺しルートもあり得るが、まあそのときは何もかも爆弾で吹き飛ばして証拠隠滅だ!(緻密な作戦)

 

というわけでまたやることが増えてしまった。結局下層地域のマップは全然広がっていないし。とにかくやることが多いので、一日一善(善の定義は保留する)を目標に頑張っていこう。

 

 

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