今までのタイトルが長すぎてリンクを貼った際にタイトルが全部見えないのが地味に不便だったので短くしてみた。これでいけるかな。
こゆび島のピーターくんのプレイ日記も4回目。しかし記事内ではあまり時間が進んでいない。
現在の実際のプレイ状況は、たぬき商店がオープンしまめつぶが脱ぎ、新規入居者のために木こりとして肉体労働に励んだところだ。ちなみに明日来るという新規入居者はアンチョビ、タンタン、ゆきみの3人らしい。どんな子かな。
もはやハチルーラによる帰宅がデフォになっているピーターくん、体がもつのか心配だが、この島で強く生きてほしい。
1回目記事はこちら。
ネタバレ注意。
前回までのあらすじ
島にマイホームを建てたピーターくん。商店の建設のため奔走するが、そこへ現れたヘルツが「誰かに見られている」と言いだして……?
ゆうたろうとの邂逅
島に追手が迫っていることを感じたピーターくんは、単独で捜索を開始した。
そういえば、今朝はハッピーホームアカデミーとかいう謎の組織から手紙が届いていたのだった。やつらは、ピーターくんがテントから家に住み替えたことを知っている。一晩で家を建てられるだけの資材と人材が島に送り込まれたのだから、そこから何らかの情報が漏れたのだとしてもおかしくない。
警戒はピークにまで高まる。そのとき……
夜の砂浜に響き渡る色気のない悲鳴。
どうやらこいつは幽霊らしい。しかし死んだ自覚はないのか、ピーターくんのことを幽霊扱いしてくる。しかも驚いた拍子に魂が飛び散ったから回収しろと言いだした。それどう考えても人間じゃないだろ。
とはいえ、かつて幽霊の噂満載のハレンホールを所有していたピーターくんはこの程度では動揺しない。自分の死を自覚できぬまま地上を彷徨うゆうたろうに若干の憐れみを覚え、というかそもそもこんなのにうろつかれては夜の治安が乱れ商売に差し支えるので、彼の頼みを聞くことにした。すなわち、ゆうたろうの魂集めである。
魂を探すついでにオケラを掘り返し、ドンコばかり釣れる川をまたぎ、木材を集め、数回のハチルーラを経て、ようやく5つの魂を揃えることができた。
ていうかひとつの体に5つの魂ってどういうことだよ。何かのご神体なのかきみは。
よくわからないままにともかく魂を返す。
もとに戻ったところで、ゆうたろうはお礼がしたいと言ってきた。「まだ持っていないもの」か「高価なもの」かの二択だという。「高価なもの」一択のピーターくんである。財力こそパワーだ。
もらったのはネクタイつきのシャツだった。本当に高価なのかどうかはわからない。 「デトロイト」のRK900みたいな衣装だ。
ひとまず式典出席用としてとっておくことにする。
ちなみに完成した博物館にさっそく入ってみたのだが。
レッドキープの地下でこういうの見たことあるな……と思っているピーターくん。こちらの世界ではこの生き物はもう滅んでいるんだよ。
ともかくこれでゆうたろうは成仏し、島は平和になった。島にハレンホールのような噂がつきまとっては商売にならない。心底安堵したピーターくんがふとスマホを見ると、そこには。
これはキナ臭くなって参りました。
ロード・たぬきちよ……この件を知っていたのか? あるいはどこかでピーターくんを監視していた?
しかし「島のイメージが悪くなったら困る」という見解にはピーターくんも同意である。彼もまた、この島を足掛かりに野望の実現を目指しているのだから。
ひとまず黙ってマイルを受け取り、口をつぐむピーターくん。「秘密」の扱い方にかけては、誰よりも長けている自信があった。ロード・たぬきちとの共犯関係も悪くない。その後も何食わぬ顔で住人たちと過ごしていたわけなのだが、その二日後。
お前成仏しとらんかったんか!!
ていうかこの島、完全に事故物件やんけ!!!
ピーターくんの野望はいかに!