ついにフィナーレを迎えた暁月のフィナーレ。
物語はきれいに閉じられ、同時に次なる冒険が始まろうとしている。
暁月を遊んだ2年間、楽しかったな。ていうかもうあれから2年もたつのか……。
今日はそんなパッチ6.55のネタバレ感想。
いってみよ~!
ウクラマト、トライヨラのプリンセスだった
先日のファンフェスで公開された、ロスガル女性NPCことウクラマト。予告どおり6.55メインクエストに登場した彼女だが、なんと新大陸トライヨラの王女だったらしい。
トライヨラってマムージャの国じゃなかったの!? とラハくんたちと同じ驚き方をしてしまったが、現王とは血のつながっていない親子らしい。ほかの後継者候補たちも同じ感じの養子なのかな?
双頭のグルージャジャといえばビシージで定期的にアルザビに攻めてくる厄介なマムージャという強烈な記憶があるが(FF11の話)、14のグルージャジャはなかなかに偉大な王らしい。南北に広く気候差が激しいため、どの軍勢もなしとげられなかったトラル大陸の統一を初めてなしとげた王だとか。
ウクラマトもプリンセスではあるが、狩りが大好きな武闘派らしい。斧を持っていたからタンクなのかな。
シャーレアンに留学していたというミコッテの義兄というのも気になる。7.0で登場するのかな。ラハくんやアルフィノたちと旧知の仲だったりしたら面白い。
ハーム島の散策も楽しかった! エキルレで何度も通っている場所なだけに、普段のコースからはずれたところまで歩いていけるのが嬉しい。
で、ボスとして出てきたジャイアントコリブリ!
グルージャジャの名前でFF11を懐かしく思い出していたところにコリブリが出てきて「ペッキングフラリー」とかやってくれるわけ! なっつかしい!!! もうその技の名前だけでウワー! 多段攻撃だ!!! ってなったから、ちゃんとあの多段攻撃がAoEで表現されていたことに感動した。フラッシュたかなきゃ……
※FF11における当時のタンク忍者は「空蝉の術」で3~4の分身をつくって攻撃をかわしていたため、多段攻撃とは相性が悪かった。白魔道士は多段攻撃に「フラッシュ(敵の命中率を下げる)」を合わせ、分身が一気に減らされたり、分身が全部消えた生身のボディを殴られたりするのを防いだのである。
クルルのピクトマンサーデビューもかっこよかった! もう今の時点でジョブチェンジしちゃってるんだな! じゃあヒカセンは誰からどういう経緯でピクトマンサーのソウルクリスタルをもらうんだろう。楽しみだな。
14世界にもリルムがいたのか。しかも十二賢者とな!?
くっ……過去作ネタが続々出てきて嬉しいな!
そ、そうなの……。
まあわたしもあのメインクエストやった後にカレー食べにいったしな。
なんかこう、この世界にゼロが滞在した影響が残っていることがわかると、それがささやかなものでも嬉しいね。
そうだね……。
この世界にもうハイデリンはいないけど、一緒に冒険する仲間たちはみんなハイデリンの言葉を「覚えている」。「生きる」ことを選んだという自覚がある。古代人を退けて自分たちの生きる道をつなげたという自覚もある。
「黄金のレガシー」にわたしが期待するのは、「暁月のフィナーレ」に続く形での物語の部分だ。一見新大陸でのわくわくの冒険なのだけど、その登場人物たちは終末の戦いを生き抜いた「彼ら」なのだという部分。あの戦いを彼らが、そして光の戦士がどう受け止めて、どう血肉にしたのか。それがどんなふうに描写されるのか、とても期待している。
まあそんなことより、わたしの情緒はこの場所に暁月メインクエストで来たときの会話を思い出してめちゃくちゃになってたんだけどな。ウクラマトと食事をしたのも、ウルティマトゥーレに向かう直前にサンクレッドたちが食事してた場所だったよね。懐かしいな……。
元蒼の竜騎士がこんなふうに自由に旅しようとしているのを見てまたうるうるしてしまう。彼の友人は、無職の友人がせっかく就職したと思ったらまた無職になって心配しているかもしれないけど。ラザハン警備員とかに就職したいと言えば絶対永久就職(語弊のある表現)させてくれると思うけど、そういうタイプじゃないだろうしな。
このふたりの距離感……な、なんか、しばらく見ないうちにどうした!? 結婚した!?
漆黒のときもしばらく見ないうちにふたりで子育てしてた!? と思ったけど、それ以上に親密になってない? まあしばらくふたり旅してたんだし、距離が縮まるのも当然か。
ウリエンジェがごく自然にサンクレッドの感情を読み取っていて、なんかそれだけでもこっちはうるっとしてしまうわけ。ふたりとも大切に思っていた人を失った者同士、このままふたりで寄り添って生きるのもいいんじゃないかなと、光の戦士的には応援している。
フィナーレのフィナーレ
フィナーレのフィナーレはコーダかな。
楽曲でいうとまさにそのコーダにあたる部分。
ああ、今も心に残ってるんだ。
不意を突かれ……たりはしなかった。
だって黄金郷の話が出てからずっと、わたしの頭の中に彼の言葉がぐるぐるしていたから。でもククルカくんも同じだったんだって確認できたのは嬉しかったな。
空を見ても海を見ても、エメトセルクのことを思い出す。
この物語は星海から語りかけるエメトセルクの言葉で始まり、彼の言葉で幕を閉じる。
なんて美しいソナタ形式。
彼のことを思い出すとき、ひとりで海に向かっているのもすごくよかったな。
エメトセルクへの感情って、誰かと共有できるものじゃないもの。たとえ暁の仲間たちであっても。
「アゼムの魂を継ぐ者」だからこその感情が絶対にあるし、「ハーデス」のことまで覚えているのはククルカくんひとりだし、漆黒時代から通してエメトセルクがククルカくんにだけ見せた表情や言葉って、きっと誰にも話してないと思うんだ。
ゼノスとの最後の戦いでのことを暁のみんなには話せないのとはまた違う意味で、エメトセルクへの感情はククルカくんだけのものであってほしい。
無人島:こんなことになるとは思ってなかった
メインクエストはある意味で心構えがしっかりできていたのだが、心構えのないまま吹き飛ばされたのがまさかの無人島クエスト。実はメンテがあけてまずやったのがこれだった。
まさかのガレマルド勢ご来島。
いいのか!? 彼らが必死で雪と瓦礫に埋もれた町を復興させようとしている頃、光の戦士がこんな常夏の島でゴロゴロしていたことがバレてしまって本当に大丈夫か!?
【参考画像:ガレマルド】
【参考画像:無人島】
光の戦士に再び殺意が向くのでは!?
と思ったけど、そういうこともなく、みんなこの島の散策を楽しんでくれたようだった。
急にソルの名前が出てきてドキっとした。
ソル帝が亡くなるまで、ガレアン人たちはこのまま繁栄が続くことを疑ってもいなかったのだろうな。その頃にはもう、ソル帝自身の撒いた不和の種が芽吹いていて、帝国の終わりはとっくに始まっていたのだけど。
これは本当に不意打ちだった。
こんなところでぶっこまれると思ってなくて。
これってまさに「暁月のフィナーレ」のオープニングのセリフだったよね。ローンチトレイラーにもこのセリフがあって、もしかして暁月のナレーションはエメトセルクなの!? と界隈がざわざわしたものである。
ユルスはこの言葉に自分でたどり着いたのだろうか。
わたしは、ソル帝がこの言葉を口にしていて、それが自伝だとか伝記の類いに残っていて、ガレアン人にしみついていたりしたのかと想像した。
いずれにしても、国の崩壊と世界の終末を経験し自国の再建に奔走するユルスが、世界の終末と世界の分割を経験し世界の再建に奔走したエメトセルクと同じ言葉にたどり着くのは必然と言うべきか、皮肉と言うべきか。
でもユルスはその言葉のあとにこう続けた。
「どちらの道が、続いていくか……」は、エメトセルクに対峙した光の戦士の言葉の選択肢のひとつだったかな。
ユルスがこの言葉を続けられたのは、現生人類の道が続くことになったからこそ。続くことができなかった彼らのことは、わたしたちが覚えていなくてはね。
これも楽しみだな。
魔法人形を何台か持ち帰れば復興の助けになるのでは……と思ったが、魔法人形は魔法人形というくらいだから魔法、というかエーテルの力で動いているのか? だったらガレアンには動かせないの? シドさんにお願いして青燐水仕様に改造してもらえたりしない? ネロさンにお願いしたら全部赤く染色されそうだな。
遊びに来るのに手土産を持ってくる彼らが律儀でな……。ガレマルドはまだ物資が豊かなわけではないだろうに、食べ物を持ってくるなんて。
ガレマルドにお得意様クエストが発生したらヒカセンがものすごい勢いで物資を提供するんだが……。
いろいろな光の戦士
最近、メインクエストでは見られないいろいろな光の戦士が見られてわたしはとても嬉しい。
右投げ左打ちだということが判明した光の戦士。
ルガディンの友から送られてきた画像を見ると、フライパンがジャストサイズだった。このイベントでは、ララフェルでもフライパンのサイズが変わらなかったからこんなサイズ比だったんだな!
アブダクションされる光の戦士。安らかな顔をしている……。
6.55以降、フロントラインもモブハンツアーもUFOまみれである。『オカルトファン』編集部は過労死するんじゃないか。
友好部族クエストのエピローグをやりにサベネア島に来たら偶然モブハンツアーのシャウトがあったので参加しに行ったらこれ。笑っちゃった。
人類を代表して最果ての地でレースに参加する光の戦士。ウルティマトゥーレを最初に訪れたときは、まさかここでレースをやることになるとは思わなかったよ!!!
勝負が判定にもつれこむ光の戦士。
ラーラーってニビラーンが召喚したものかと思ってたけど、ニビラーン自身が変異してたんだね……。今明かされる衝撃の事実。
レポリットダンスを習得する光の戦士。クソッ、かわいいな!!!!!!! ちょっと服が背景と同化してるけど。
ぐうの音も出ないほどかわいい。
カレルアンもレポリットダンスを習得していた。かわいい。
最果ての地に明日への希望が満ちていて、わたしは嬉しい。よかったな……。
で、この話が7.0で惑星開拓につながるんだろうか?
ヒルディもどこかに飛んでいってしまったが、あいつも異星に飛ばされていたとしても平然としていそうだしな。
そういえば今回のヒルディクエストで久しぶりに光の戦士が兵器扱いされていて、これは久々にフレイくんブチ切れ案件きたね! と懐かしい気持ちになった。
ウクラマトもエオルゼア最強の人を求めていたみたいだけど、こういうタイプじゃなくてよかったな。
ちなみにアスラは6回くるやつが避けきれずに死にまくった。
あ~~~楽しかったな。
暁月がフィナーレしてしまうのが寂しい。
でも黄金のレガシーも楽しみだしね! 今回は延期することなく、夏休みと言える間に発売してほしい! 休みを確保しやすい時期だったら嬉しいな~。