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サンダーボルトラーニング「レインコード」プレイ日記3

「レインコード」第2章もクリア!

これ何章まであるんだろうな。1つの事件が割とサクサク解けるので、結構たくさん用意されているのかも。たぶんまずは超探偵たちの能力お披露目が順番にあって、出そろったところからまた話が動くのかな~と思っている。

しかしこれ、エンディングまでに合計何人が死ぬんだろうな。まだ2章なのに余裕の2桁超えである(いや1章の時点で2桁超えてたか……?)。被害者はもちろんこのルールだと毎回犯人も死ぬし、アマテラス保安部の方も死んでいる。こんな会社で働きたくねーな!!

死に神ちゃん的には、犯人以外の死者の魂には興味ないのかな。そのへんもいろいろと契約で決まっているのかもしれない。

そんな感じで、以下は2章終了までのネタバレ感想。

初回感想はこちらから。

ssayu.hatenablog.com

 

 

 

赤い雨とは……?

 

 

 

 

暗黒少女の沈黙

女子校での事件で主人公が女装というのは古典古代から見られる(?)展開だが、お約束どおりやってくれた。

事件の方は、三人の容疑者に変装して話を聞きにいくと毎回犯人扱いされたり「話しかけるなと言ったはず」のような反応だったりするのを見て、これは全員グルなやつだとピンときた。クギ男の事件といい、フーダニットで悩ませる気のない布陣である。

そして今回も割と容疑者が記号的。なんだよヨシコにワルナって。

作中劇はなかなかボリュームあって、「ハウスオブザドラゴン」みたいだな……と思いながら見ていた。どっちが死ぬことになるのかわくわくしつつ。演劇部員は結構いるようだったのに、登場人物がだいぶ少ない劇だなとも思いつつ(たぶんあのナレーション部分が実際には複数人での舞台になっていたのだろうけども)。

あれって誰が脚本を書いて誰が採用したんだろうな。もう完全にカレンを殺すために用意された脚本だったと思うのだが、もしかしたら三人で脚本から構想を練って作りあげた作品だったのかもしれない。

「自分たち以外に疑いを向けさせない」という意味でも、あの脚本はよくできてたんだよな。彼女たちも、自分たちのせいで無関係な部員が捕まるのは本意ではなかっただろうし。いやクルミちゃんが捕まりかけたが。アマテラス保安部マジ無能。

この演劇部の演目、ほかのやつも気になるんだよな。

なんかそういうゲームやったことある気がするんだよな

あ~このゲームもやったことありますわ

ワロタ

なんかとんでもない設定の毒薬が出てきたなとか、とんでもない毒薬が普通校にあるやんけとかいろいろ言いたいことはあるが、わたしも毒薬童貞なのでまあいいかということにしておく。ただ化学の教員はめちゃくちゃ管理責任を問われてほしい

今わたしがちょっと気になっているのは、「暗黒少女の沈黙」というタイトル。

「暗黒少女」とは誰のことだったのか。「少女たち」ではないんだよな。いやタイトルを「少女たち」にしちゃうと犯人もトリックもモロバレなんだけど。

「沈黙」とは何を黙っていたことだったのか。

普通に考えると、犯人たちが自分たちの犯行、それからアイコも加えた四人の友情について黙っていたことを表していることになりそう。

カレンが自分の過去の犯行を黙っていたということも含意されているかも。

最初はクルミちゃんをめちゃくちゃあやしいと思っていて、彼女こそ「暗黒少女」なんじゃないかと疑ったりしたのだが、そうでもないのかな。「情報屋」だということが判明したけど、カナイ区での「情報屋」のポジションがいまいちわからない。おじいちゃんというのも何者なんだ。

今改めてパッケージ絵を見ると、上の方で涙を流してるのがクルミちゃん? これからさらに大事な役割になってきたりするのかな。

同級生が一日で四人も死んだあとにこのセリフ。この子もなかなか強心臓というか、一般人のメンタリティではないよなと思っている。

 

死に神ちゃん何してるん

 

デスヒコ・サンダーボルト

クルミちゃんよりもはるかに一般人メンタリティなデスヒコ。

やたらと金を要求してくるハララに比べて、一緒にいてもストレスを感じない子だ。なんかやたらと女の子への執着を見せてくるが、死に神ちゃんのあしらい方の方がひどいのでそこはストレスにはならなかった。能力もはっきりしていて役割がわかりやすい。

ただ彼は事件捜査はしないのに「探偵」と言えるのだろうか。「超探偵」というのは「探偵」としての能力がすごい人のことではなく、「法的な証拠と認められる超能力を持った人」のことだと考えるべきなのかな。

そしてデスヒコのこの能力なら、カナイ区に至るルート次第では割と簡単に潜入できたのだろうとも思う。

たぶん超探偵たちの能力が出そろったら、複数の能力を必要とするような事件も出てくるはず。こんな感じでうまく能力の方向性がばらけていたら、いろいろと応用もできそう。どう考えてもいちばん危険な能力持ちなのはユーマくんなのだが。さすがに今後も犯人が突然死する事件が続くとあやしまれそうだ。大丈夫か。

ヴィヴィアが急に核心を突いてきて焦る。彼の能力は何なのかな~。

 

さて今回の話は、「複数人の共犯による犯行であっても死に神ちゃんは全員の魂を刈る」ことが明示された事件であった。このことはこの先どんな意味をもつのか。

ただ「複数人の共犯」にもいろいろなレベルが考えられる。たとえば本人には殺人に協力する意思はなかったのに利用されて、結果的に共犯的な立場にされちゃった場合はどうなるの? とか。殺意を持って行動したと言える範囲の人間しか死なないのかなあ。

 

それから今作は犯人へのオシオキがないからあっさりだなと思っていたが、犯人ではなく失態を犯した保安部員がオシオキされる感じだったんだな。ムービーはないものの、なかなか凄惨なオシオキであることは想像できる。いやこんなところで働きたくねーな!!!

アマテラスがホムンクルスをつくっているとかいう話も出てきた。カナイ区最大の謎とはてっきり死に神ちゃんや謎迷宮絡みのものだと思っていたけども、今後その話がどう発展するのか。期待しつつ、今日はここまで。

 

なんでアインシュタインの公式??

 

 

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