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ゴブリン軍に大苦戦しつつどうにか勝った回「バルダーズゲート3」プレイ日記3

とんでもない秘密を告白されているシーン

「バルダーズゲート3」、どうやら最初の話が一段落するところまできたようだ。

ここまで長い旅だった……。いやまだバルダーズゲートにたどり着いてすらいないのだけど。

ボス戦らしきものにも出会って、それはもう苦戦して何回かリトライすることになった。でも手持ちのスキルで良い作戦を思いついてうまくはまったときは嬉しいね! しかもプレイヤーがこの場でどういう作戦をとり得るか、開発側はちゃんといろいろ考えてマップを作製してくれているのがわかる。

敵のAIもかなり賢くてこっちの作戦にちゃんと対応してくるから、それにまた対応する必要もあったりして。

我が友が発売日から同時に進行しているので(そもそもこの友の話でこのゲームのことを知ったのである)現状について情報交換しているが、現時点でだいぶ状況が違っているみたい。分岐の数もものすごいことになっていそうだ。

ほかの人がどういう道をたどったのかを知るのが面白いし、自分がどういう道を選んだのかを記録しておくのも面白いゲームだ。

そんなわけで、今回はゴブリンの野営地に乗り込む話をメインに、現時点での各コンパニオンキャラクターへの印象も語ってみたい。

以下、ネタバレ全開!

 

最初の記事はこちらから。

ssayu.hatenablog.com

 

 

ドルイドなのでリスと交渉もできます

 

先にカガを調べる

前回の記事で、トロールたちを雇ってゴブリンの野営地に向かうと書いたな。あれは嘘だ。

野営地に途中まで向かいかけたのだが、ジャーナルを見ているとどうしても「カガを調べる」というクエストが気になる。これってゴブリン問題を解決した後にも進められる? カガが何か企んでいるなら、先にこっちを解決した方がよくない?

自機のリュヒテュちゃんはティーフリングのドルイドなので、ティーフリングたちが住むところを奪われるのも防ぎたいし、ドルイドたちがよくない儀式をしている(とリュヒテュちゃんは感じているらしい)なら止めたいのである。

というわけで、進路を変更してカガの隠していたメモの場所に向かうことにした。

途中、ティーフリングの居留地で薬屋さんをやっていたエセルおばさんが誰かともめているのに遭遇した。

急に豹変するエセルおばさん

この人も寄生虫問題をなんとかしてくれると申し出てくれていたので、あんまり期待はできそうにないけど一応家を訪問してみようと思っていたのに! いや最初から話しぶりというか猫なで声がうさんくさかったから罠かもしれないとは思ってたけど!

ちなみに妹がこのおばさんに誘拐されたと主張していた兄弟は、この後死体で発見された。真っ黒っぽいなエセルおばさん。

さらにしばらく行くとパッシブ判定のダイスに成功して、周囲の明るい森が一転しておどろおどろしい毒沼に。道中入手したリンゴも毒リンゴになってしまった。食べる前に気づいてよかった! エセルおばさんどんだけヤバい人なんだよ。

 

だが今の我々はエセルおばさんに構っている時間はない。カガについて調べに来たのだ。

とんでもなく景色の悪い沼地を抜けて、とにかくクエストマーカーの示すところへ向かうと、足場が最悪な場所で戦闘に。下が水浸しなせいで大苦戦してしまった。貴重そうなアイテムや巻物もつぎこんで(というかこういうアイテムはどんどん手に入るから、あまり惜しまずつぎこんだ方がよさそう)どうにか勝利。

で、発見したのはまたしても手紙。

用語がほとんどわからん!!!

だけどカガが「シャドウ・ドルイド」とかいうなんか悪そうなグループに所属していて、あの森を自分のものにしようとしていることはわかった!

この証拠を持ってカガを問い詰めると、シャドウ・ドルイドたちが「ばれちゃあしょうがねえ」みたいな雰囲気で登場!

リュヒテュちゃんはわたしにはあまり理解できないドルイド論法でカガを説得! シルヴァナスって誰???(そこから)(ドルイドの神なのかな?)

カガ「おれは しょうきに もどった!」

こうしてシャドウ・ドルイドvs寄生虫同盟・ドルイド軍団の戦闘になり、悪は滅んだ

めちゃくちゃ改心しとる!

カガはリュヒテュちゃんのことを「フェイスウォーデン」と呼んでなんか貴重そうな杖をくれた。フェイスウォーデンが何なのかはよくわからない。

こうして儀式はとりやめになり、ティーフリングが森から追い出されることはなくなった。しかしゴブリンの脅威は相変わらず存在するので、やはりゴブリン退治はしなければらなないようである。

そんなわけで序盤から最高にドルイド主人公らしい展開に大満足したわけだが、これってドルイド専用クエストとかではないよね?? リュヒテュちゃんはドルイドだから棘の儀式に違和感を持ったようだったけど、ほかのクラスの主人公だとどうやってこのクエストがスタートするんだろ?

 

 

最悪の雇用主あらわる

ドルイド問題を解決してようやくゴブリンの野営地に向かった一行。とりあえず戦力を温存するために、入口まではステルスで。正門に着いたところで、雇ったトロールを呼び出して暴れてもらった。

トロールはたしかに強かったのだがゴブリンも人数が多く、集中攻撃を受けて一人、また一人と倒れて全滅してしまった。おかげでこちらはほとんど無傷で正面突破できた(今思えば、トロールを呼ぶのは神殿に入ってからがよかったな)。

ゴブリンたちの死体を漁るついでにトロールの死体も漁ってみたところ、思いのほか大金を持ってるじゃないの。ウキウキで回収してから気づいた。これわたしの払った金(+ゴブリンがトロールに払った金)だわ

うわー最悪の雇用主になってしまった!!! 傭兵を雇っておいて傭兵を盾にして生き延びて、死体から依頼金を回収する最悪の雇い主がここにいます!!!

 

 

ラグスリン戦に大苦戦

野営地の奥にあった神殿でハルシンを救出するところまでは順調だった。ステルスでほとんど戦闘を回避できたし、見つかってもごまかして通りすぎることができた。

が、おかげでゴブリンたちはほぼ全員残っている状態でクマが大暴れすることに。

ミンサラ戦は、ボスが橋の上に立っているときに橋を落とすという卑怯な作戦で勝利できた。高所からの突き落としも有効であることが判明した。

ところが次に遭遇したラグスリン戦では、レイゼルが橋から突き落とされて死亡! 再戦したところ、今度はリュヒテュちゃんが引き寄せ攻撃で段差から落とされて死亡! そうでなくてもたくさんいるゴブリンに四方から攻撃されては勝てない!

というわけで、わたしは作戦を考えた。橋の上にいるゴブリンを隠密急所攻撃で仕留めて、あとは手前の小部屋にひきこもって、来たやつから順番に倒せばいいんじゃね? ゴブリンたちはそれぞれ足の速さが違うから、一斉攻撃されることなくバラバラに来てくれるんじゃね?

この作戦が見事にはまった。

この画像でおわかりいただけるだろうか(たぶんこれだけでは何が何やらだと思う)。

部屋に引きこもって、部屋の入口一帯にドルイドのスキルでトゲをはやす!!! これで、部屋に入ってくるときには敵はトゲでボロボロ! どうにかたどり着いた敵を全員で囲んでボコる!

ウォーロックのゴブリンが梁伝いに襲ってきたから、こっちもアスタリオンと魔法部隊を上にあげて(部屋の中にちゃんとはしごがあった)応戦! バラバラに来るのを一匹ずつ集中攻撃すればいいからそんなに痛くない!

油着火で一網打尽作戦は使えなかったしめちゃくちゃ時間がかかったけど、勝てたときは本当に嬉しかった。

まだ全然各種スキルやアイテムの有効な使い道とかわかってないけど、こうやって状況に合わせた使い方をすると状況を一変させられてとても強い! 面白い! ということがわかってきた。

ほかのプレイヤーがここをどうやって凌いだのかすごく興味がある。動画とかを探してみようかな。たぶん、戦闘を回避する方法もあるんだろうな(ハルシンを見殺しにするとか?)。

 

 

すごい大団円

ナイトソングを探すとかいうクエストも残っていたのだが、地下まで辿り着いたものの現状ではどうしても先に進めないっぽいのですごすご帰った寄生虫同盟ご一行。

ティーフリングの洞窟では大歓迎され、みんなから募金で集めたという謝礼を渡された(ここはありがたく受け取った。あれだけの死闘だったし)。

ドルイド問題も解決していたので、ハルシンはカガに裁定を下すのみ。カガは追放も覚悟していたようだったが、ハルシンは彼女を森に残すことにしたようだ。裏目に出なければいいのだが。

なんか洋ゲーには珍しいレベルの大団円を迎えてしまったので、このあとバルダーズ・ゲートに向かったティーフリングたちが道中で全滅するとか、ハルシンがいなくなった森でカガが再び豹変してドルイドが滅ぶとか、悪い想像をしてしまう。大丈夫だよね???

野営地で寝るとイベントが進むっぽい状態になったのだが、もうしばらく残ったクエストをこなして(恐怖のエセルおばさんのクエストとか)からにしようかな。

 

 

アスタリオン

さて、ここからは現時点でのコンパニオンキャラクターたちの印象を語る。

まずはアスタリオンから。設定を読んだ時点でこんなオタクの夢をつめこんだみたいなキャラいる??? と思ったものだけど、話し方はやたらエロいしダーリンとか呼んでくるし、でも全然情報を開示してくれないし、どういう人なんだよ! とやきもきしていた。

そうしたら、神殿を散策中にいきなりこれ(オブジェクトを調べようとして間違ってアスタリオンに話しかけてしまった)。急に自分はヴァンパイアで奴隷だったと過去を語り始めるアスタリオン。えっ、今する話ですか????

この世界のヴァンパイアの設定はまだよくわからないのだけど、吸血せずに生きていられるものなんだろうか。我慢してるってことなのかな。

我慢できてないゲイルくんが言うと説得力あるな。

今のところアスタリオン絡みでいちばんハワ…ってなったのはこれ。

どういう匂わせ??? 奴隷だったときの話?

もう早くその元マスターのことを話してくれよ、とわたしは思っているのだが、彼はよく「誰も信じない」と口にしているので、もっと仲良くならないと話してもらえないのだろう。

 

 

シャドウハート

何このアイドル三人組のシルエットみたいな

シャドウハートもガードが固く、あまり情報を開示してくれない。

しかしゴブリンの野営地で絶賛ステルス中のところにいきなり眩暈を感じてイベントが発生。シャドウハートのダイスがリュヒテュちゃんのものになった。えっ今!?(その②)

あのダイスは何なんだろう。彼女も体に何か呪い? みたいなものを抱えているようだけど、まだ話してくれる様子がない。しかしステルス中にいきなり発作が始まるのは危険なので早急に解決したいところ。

 

 

ゲイル

ここまで「特に使い道のない微妙なアンコモンアイテムに意味を与えてくれるキャラ」だったゲイルくんだが、ある日突然衝撃の告白が始まった。

 

とんでもない元カノ問題を抱えていたようである。おいマジか。お前そんな神話級のキャラだったのかよ。

 

ウォーターディープというのがどれくらいの規模の都市なのかはわからないが、たぶん大都市なのだろう。今までアイテムを渡してきたおかげで大災害を回避できていたんだな。もしどうしようもなくなったらひとりで死ぬ覚悟はしているみたい。

こんな話を解決できる気がしないのだが、ゲイルは真摯な紳士でいいやつだし、なんとかして解決したいところ。

 

 

レイゼル

なんて!!??!

お前が真っ先にデレるのかよ!!!!!!!!!!!

というかこの誘い方は何なんだよ!! ギスヤンキの文化がわからない。

このままだと今夜、ティーフリングの宴会の裏でレイゼルとしっぽり過ごすことになりそうなんだけどそんな展開許されるの???

 

 

ウィル

ちょ

パーティの良心がデヴィルにされてしまった…………。

こんなことってある????

カーラックを殺せと命令していたのは、ウィルが契約した悪魔? だったみたいだ。だがウィルがカーラックを生かすことを選んだので罰を受けたということのようだ。

ウォーロックは魔法を使うために何かと契約するという設定らしいが、そんなヤバいのとどうして契約してしまったんだ。というか、その場にカーラックもいたのにどうして本人がカーラックを始末しないんだ。何か理由があってのことなのか。

 

 

カーラック

こんなに明るくて溌剌としたお嬢さんなのに、地獄製の人工心臓を移植されており、しかもそれが不調らしい。

もともとバルダーズゲート育ちだったのに、騙されて地獄送りにされてしまったようだ。この世は地獄か?? いや地獄は地獄で普通に存在している世界だから「この世には地獄もある」が正しいのか。

とりあえず地獄の鉄を見つけて、今すぐ心臓が爆発する危険は去ったようだ。でもまだ不安定っぽいし心臓を改良した方がよさそう。

彼女のボディが内側から赤く光るのがとてもきれいで(特に夜)いつまでも見ていられるのだが、それはそうと早くなんとかしないと。

 

 

ここまでプレイして、わたしの仲間たちはレイゼルを除いて、寄生虫問題がなかったとしてもいつ死んでもおかしくない体だったことが判明した。みんな寄生虫問題の解決法を探してる場合じゃないでしょ。特にゲイルとカーラックは早く解決法を探さないと、大災害になりかねないぞ。

まさかパーティのギスギスのもとだったレイゼルが唯一の癒しになるとは思わなかった。

これ全部解決しようと思ったら途方もないことになりそうなんだけど、この先どうなっちゃうんだろう。

そして逆に、リュヒテュちゃんはいったい何者なんだろう。それはわたしが決めていいのだろうけども、ティーフリングでドルイドの元芸人……。たぶん猫に変身したりして「すごく賢い猫」の芸で儲けてたりしたのかな、とか想像していたのだが。

そんな「割と普通」の人がこんな濃いパーティの中でよく平然とやっていけるよな。がんばってるよ……。

 

 

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